19話 その後
と、ようやく爆炎の魔将軍のアバズレを配下(奴隷)に置いたのはいいけど、後日、他の魔将軍からも手合わせという話になったわ。
どんだけバトルジャンキーなのかしら・・・。
次の手合わせの相手は、格闘の魔将軍やよいで一週間後となった。
私は、数日後にでも勝負を挑まれるかと思ったけど、一週間後ということなので、お城の城下町いや城内町を見学に行く事にしたの。
城内町の案内役手配をさせようと、ミランダリアを呼んだ。
「城内町の案内役手配は承知しました。しかしレイカ様、今度の相手は格闘の魔将軍です。一週間後となると、やよいの事です、きっと魔法封じのアイテムを準備してくると思いますが、大丈夫なのでしょうか?」
「個人の魔法封じでしょ。魔法無しの時間を数分凌げば大丈夫じゃない?」
「いいえ!アイテムを多数用意して時間差で発動されると厄介です。」
「え!そんなことも可能なの?」
レッドビーの知識ではそんなの無かったわ。
「可能です。対策としては、アイテムを使わせる前に勝負をつけるのが良いと思われます。」
「それは、私が魔法無しでは勝てないって事かしら?」
「いえ!念のためです。申し訳ありません。」
そうよね。爆炎の魔将軍も魔法無しでも大したこと無かったし。
「あと一時間後に出かけるから、案内役をよろしくね。」
とミランダリアを下がらせたのであった。
私は、後で後悔することになった。
その時の私は、爆炎の魔将軍をあっさり倒していたので油断していたらしい。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
城内町の案内役はキャサリンだった。今は女騎士の恰好をしている。
私が、どこぞの中年ゲーマーだったら、もうたまらない!声掛けちゃう。
普段はメイドの服装をしているけど。実は私の護衛役でもあったのよ。
ステータスでキャサリンのレベルを見るとLV428と結構高かったわ。
「レイカ様、護衛を召還しておきます。」
とキャサリンは、召還魔法を唱えた。
魔法陣が浮かび、ダークナイトと青い鳥が出現する。
ダークナイトは大きさは、2メートル位で色は濃い青色である。鳥の方は、何やら不思議な神秘的な鳥であった。
「本日は、私とブルーダークナイトが護衛しますのでよろしくお願いします。あ、青い鳥は、広範囲の周囲探知をしてくれる霊鳥です。」
と緊張した声で言った。
私に慣れてきたのね、数日前みたいにガクブルしていないわ。
「護衛が少ないのだけど、大丈夫なの?」
と少し意地悪に言ってみた。
「申し訳ありません。ミランダリア姉さんが言うには、レイカ様はお強いので、食事の毒に気を付ける事と、不意打ちを防ぐ事のみで十分と言っていました。」
「む!それはずいぶんと過大評価だわ。」
「申し訳ありません。」
と言ったものの、ミランダリアは実力こそあるけれど、余り信頼できる部下が居ないのかもね。実際、私の日常護衛がキャサリンだもの。
「では、案内してしょうだい。」
と城内町へ向かったのであった。




