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過去の男とめくるめく散文たち

乱れ月夜

作者: 水岡きよみ

頬にくちびる 手のひらと

()だ残るのは 君の匂い

乱れた髪を そのままに

こころは(うち)に 帰らない

ニキビだらけの この肌を

優しく撫でた あの人の

眩しい笑顔 柔い手と

差し込む光は 夜の太陽


君が好きって気持ちが毒になり

全身にきみの毒が回って

身体中が君のことでいっぱいになる

きみしか欲しくなくなって

たちまち身体は君を求めるだけの器と化す


月の綺麗な この夜に

交わした熱い くちづけを

忘れることは ないのだろう

甘える君が 寄せた眉

思い出しつつ 帰途につく

暗い夜道に 車停め

静かで甘い ひとときよ

続いて欲しくも 夜11時

このまま時を 止めたいよ

別れ際には 頭を撫でて

寂しさ殺し 馬車降りる

23時で 魔法は解ける

白馬の王子は ()に溶ける

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― 新着の感想 ―
[良い点] 綺麗な詩ですね。たちまち身体は君を求めるだけの器と化す、とか、良い表現ですね。 しかし、いつもそんなに切ない恋愛をしているのですか?
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