第三十九話 兵刃既に接す
8月に投稿すると言っておきながら、早4ヶ月。
本当に申し訳ありませんでした。
ようやく更新開始致します。今後も宜しくお願いします。
1941年12月12日午前7時30分、日本艦隊も米艦隊を発見したが、既に攻撃隊が発進を開始していた。
エンタープライス艦橋
ハルゼー
「それで、ホッピング機との連絡はつかないんだな?」
通信員
「はい、先程から行っているのですが応答なしです。恐らく撃墜されたのでは・・・」
ハルゼー
「糞、爆装させたのは不味かったか・・・。だが、ジャップの艦隊の位置と陣容は分かった。愚かにも奴等は航空戦艦なんて言う得体の知れない物を出してきた。これは殲滅のチャンスだ!」
そう言うとハルゼーは艦橋から外を見た。
ハルゼー
「待ってろよ、ジャップ。必ず海の底にたたき込んでやる!」
怒りに燃える闘将、ブル・ハルゼーは言った。
エンタープライス
右舷飛行甲板
エンタ
「やっと、やっとこの時が来たのね。ふふふ、ようやく生意気な極東のイエローモンキーに正義の鉄槌を振り下ろすその時が!ジャップの艦隊を殲滅して、オペレーショナル『ローズマリー』を実行して必ず、必ずジャップを殲滅して見せる!アメリカ合衆国に栄光あれ!」
ここにも一人、怒りに燃る闘将がいた。彼女の方が過激ではあるが・・・。
大和CIC
大和「・・・ひっ!」
いきなり声を上げた大和に隼は驚いた。
隼「ど、どうしたの?」
大和「い、今殺気というか、何か恐ろしい物を感じました。」
隼「な、成る程・・・」
隼には、何となくだが原因が分かった。
午前8時25分、米戦爆連合隊は日本艦隊まで約15分の位置に接近していた。
戦闘機隊隊長
『全員よく聞け、もうじきジャップの艦隊に到着する。奴等は近眼で飛行機もろくに飛ばせないような連中だ。まず大丈夫だとは思うが、油断するなよ。ジャップは奇襲が得意だからな。』
戦闘機乗組員1
『隊長、大丈夫ですよ。ジャップのスクラップ飛行機なんて直ぐに片付けてやりましょう。』
戦闘機乗組員2
『その後は、ジャップのスクラップ艦隊が残っているから、料理しほうだい。ハワイのジャップも全滅確実ですよ。』
戦闘機隊隊長
『そうだな。』
その時、
戦闘機隊長機レーダー員
『隊長!12時の方向に敵機、数は約50!』
戦闘機隊隊長
『来たか!全員、カモが来たぞ。全部叩き落としてやれ!』
米軍戦闘機は散開した。
5分後、そこには地獄が広がっていた。
戦闘機乗組員3
『糞!食い付いて離れない!』
戦闘機乗組員4
『な、何だよこいつら。なんで当らないんだ!』
戦闘機乗組員5
『よし!1機に食い付』ブツ
戦闘機乗組員6
『こいつら、味方機を囮にして後ろから攻撃してきやがる!』
戦闘機隊隊長
『ば、馬鹿な。極東の劣等民族に、イエローモンキーに、こんな戦闘機が作れるなんて・・・』
戦闘機乗組員1
『た、隊長!戦闘機隊壊滅的被害を受けています。』
戦闘機隊隊長
『ジーザス!攻撃隊は?!』
戦闘機乗組員1
『敵艦隊に向かっています。しかし、敵機の餌食になって多数が撃墜されています!』
まさしくその通りだった。
攻撃隊乗組員1
『戦闘機隊は何してやがる!こっちがやられちまったら意味ないだろうが!』
攻撃隊乗組員2
『ダメだ、あっちは壊滅的被害を受けている。こっちに手が回らないんだ!』
攻撃隊乗組員3
『は、早すぎる。こっちより200㎞は早い。逃げられる訳』ブツ
攻撃隊隊長
『クッ、全員なんとか敵艦隊に辿り着くんだ!』
アメリカ人の意地か根性か、それは分からないが幾つかの攻撃隊は敵戦闘機から逃れられた。
しかし、彼等は知らない。僅か一撃で航空機を消滅させた、航空戦艦大和の46㎝主砲の威力を。
彼等はその身をもって知る事になる。
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