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D.O.A(ドア) ー 探してるのはBLAST  作者: a.z.bako
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5/6

i = 3; s_x[0] // 価値..自由..

「これは...

本当に価値があるね...

そして...価値というものは希少性が決めるんだ...」


道化師はとても小さな声で話していた。

金色に輝くその場所は、見るだからに美しいものでいっぱいだった。


「以前、これはただの取るに足らないものだった...」


「でも私がそれに価値を与えたんだ...」


「今は輝いている...そしてそれは私に自由を与えてくれる」


「本当の自由をね」


「何でもできるって」


「だから私はここを離れられないんだ...」


「どうやってここを離れられるというんだ?」


「私にはできない...」


「私がやったことなんだ... あの輝くものを見てごらん...」


壁に剥製のように固定され、

動くことのできないピエロは独り言を続けた。

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