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「20分ごとに1つのタネが消えていく」
「新しいタネが生まれて消えて、でもいつかこのすべてが消える日が来るさ」
「生まれる数は減り、消えていく速度は急激に速まっている。
そのとき、新しい扉が開くだろうと、ぼくは思っているんだがね」
木々と花々がきれいな色でいっぱいの場所だった。どこが終わりなのか、わからなかった。しばらく歩いていると、遠くにうっすら鉄格子が見えた。
音のする方へ歩きながら花に触ろうとしたけど、花は散って光るだけで、触れなかった。
「20分ごとに1つのタネが消えていく」
天井から明るい光がふわっと降りてきていて、その草地に、音のする古い機械が蔦に包まれていた。
「20分ごとに……」




