お風呂の一件!?
どぉ話を進めたもんか…
女性騎士さん達とお風呂から上がって、ワタシも歩ける様になったんだけど…なんでみんなワタシを離してくれないかなぁ?
代わり番こで抱っこするなよ…逆らわないけど。
みんな甘やかしたいんだろぉなぁ…マスコットか!!
晩御飯まではさんざん甘やかされましたよ。おかげで疲れたぁ。
晩御飯はマナーに気を付けて…和食だぁ!!
ご飯ご飯!!
「いっただきまぁす!!」
ワタシ以外はなんかお祈りしてる…コレがコッチのマナーだったっけ?
和食にテンション上がってつい日本式のが出ちゃった。
ここはみんなと合わせる。
さて、まずはお米!!はむはむ…やっぱり日本のお米と比べたら違和感が…でもお米はお米だ!!
お味噌汁!!出汁がちょっと薄いかな?
お豆腐!!お醤油もかかってて…木綿豆腐かぁ…
それと油揚げ!!炭火で焼けよ!!なって無いなぁ…
食事中のお喋りは厳禁らしい…くっ!!
テーブルの下を見たらキキョーちゃんが生の油揚げにむしゃぶり付いてる!!
そっか!!キキョーちゃんの為の油揚げだったけど、ワタシが和食に飢えてるからしてくれたのか!!
ままと板さんに感謝だね。
パクパク。もぐもぐ。ごっくん。
ふぅ〜…食べた食べた!!久々の和食に満足だよ!!
そのままみんなでお風呂。ぱぱだけ別だよ?カノンさんもアイリスちゃんもキキョーちゃんも入るからね!!
「あら?アヤナ姫?傷が大きくなってませんか?」
カノンさんに言われた…
「えっ?ウソでしょ!?あの後かなり気を付けてたのに!!まさかあの時!?」
「彩奈ちゃん?あの時って?」
「うん今日練兵場でね…」
ワタシは突き飛ばされて暴言を吐かれた事、ソイツをボコった事、その後ホフマンさんが地獄の特訓をさせた事を話した。
「うわぁ…護衛対象であるお姉様に暴言を吐いて真剣で斬りかかったのですか?」
「おねぇたんをバカにするとかゆるさないでしゅ!!」
妹達は憤っているけど…カノンさんはワタシの仕返しに引いている…なんでだよ?
アイリスちゃんとキキョーちゃんは離れた場所で泡まみれだし…
ままは…見なかった事にしよぉ!!目が座ってるもん…虹彩無くしてブラックだよ!?アレは近付いちゃダメな目だよね!!
「彩奈ちゃん、その不貞の輩の名前は?」
「えっ?あっと…なんだっけ?ホフマンさんが知ってるハズだけど…ちょっと待って思い出すから!!」
なんだったっけ?
「なんたら伯爵とかなんだったっけ…そぉだ!!タワーケ・ナンターラってヤツだった!!」
「まぁ!!そぉなのね!!良くやったわ彩奈ちゃん!!」
はへ?なんかすんごい喜んでるんだけど?
「アヤカのお婿さん候補だったんだけど、私が嫌いなヤツだったの!!しかも、ジウリア男爵を罠に嵌めたって云われてるのがタワーケ伯爵なのよ!!コレでタキリーさんの仇も討てるわ!!アヤカも良かったわねぇ!!あんなイケ好か無いヤツをお婿さんにしないで済んだんだから!!」
ままはワタシ達を抱きしめて喜んでいる。
つか…アヤカのお婿さん候補!?あんなクズが!?
「ねぇアヤカ、ままの喜び様は…良いの?」
「お姉様…感謝致しますわ!!あのイケ好か無いナンターラのクソヤローを良く討ち取って下さいました!!」
アヤカにも抱き着かれてほっぺにちうされた。
なんだこのカオスな状況は!?
「コレを聞いたらディモンも喜ぶわ!!」
ディモン?誰だっけ?
「そぉですわね!!父上とジウリア卿は親友でしたものね!!お姉様はもぉ親孝行とジウリア卿にお返しが出来ましたわね!!」
あ…ディモンってぱぱの名前だった…忘れてたや。テヘ。
でも…おぢさまは…喜びはしないだろぉな…
でもみんな喜んでるから良いや!!
「おねぇたんしゅごいの?」
「えぇ、そぉよ!!私たちのお姉様はスゴく良い事をしたのよ!!」
「おねぇたんエラいエラい!!」
ってアヤネに頭ナデナデされてる。コレはコレで嬉しいね。
「ありがとうアヤネ!!」
可愛いなぁ…こんな可愛い妹とか…
「まま、こんな可愛い妹を二人も産んでくれてありがとう!!」
ままのほっぺにちうしてあげた。
「彩奈ちゃん!?な…なんて嬉しい事を!?最近はアヤカもしてくれなかったのにぃ!!」
って、ごめんアヤカ!!ままが壊れたよ…
「お姉様!!これ以上お母様を刺激しないで下さいまし!!」
「ごめん!!アヤカ!!気を付ける!!」
「女王陛下!!落ち着いて下さい!!姫様方がお怪我を召されますよ!!」
「えっ!?大変!!彩奈ちゃん、アヤカちゃん!!大丈夫!?」
「うん…なんとか…」
「はい…息が出来なくなる所でした…」
カノンさんのおかげで助かったよ…
お風呂から上がって、寝室でアヤカから話を聞いた。
「お婿さん候補と言っても、政略婚ですので、私の感情等考慮されてませんでした。」
「うわぁ…ワタシには耐えらん無いかも…」
「その中で伯爵の根回しで第一候補がナンターラでした。」
「イヤ過ぎだよあんなガサツなヤツ!!」
「ソレでも議会の決定を覆す程の理由が無かったのです。」
「家柄と本人の資質は違うからねぇ…」
「その時、ジウリア卿が推していたのが、ツサマの伯爵家の次男で、今はハンターをしていると云う吸血種の方なんですが…寿命の差でなんとも出来ないと言われて…」
「その人はどんな人?」
「スゴく穏やかな性格で、素敵な方なんですよ!!」
「ん?会った事あるの?」
「はい!!見た目は三十過ぎくらいですが、私が死ぬ頃には六十くらいの見た目になるハズって言ってました。」
「吸血種さんて寿命が倍くらいなの?」
「そのくらいですね。」
「ツサマ地方かぁ…行ってみたいなぁ…」
「キーブス伯爵家は今の宰相の義理の弟君が次いでますのよ。」
「宰相さん?あのロマンスグレーのナイスミドルの!?」
「はい。」
「その甥子さんとなると…かなりカッコ良いんぢゃ無い?しかもおぢさまが推挙するくらいだから性格も…」
「少し粗野な所はありましたが、素敵な方でしたよ。」
「決めた!!その人連れて来る!!そしてアヤカの旦那さんにしてやる!!」
「ソレはどぉでしょう…既にご結婚なされておいでかも…」
「そか…でも、気に入ってるんでしょ?」
「はい…」
恋する乙女の表情だ!!
色気付きやがって!!可愛いなぁ…
「明日ままに相談してみるよ。」
「お姉様!?」
「ま、今日はゆっくり寝ましょ。」
「は、はぃ…」
ふっふっふ…妹の恋路!!おねぇちゃんに任せろぉ!!
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