アイリスちゃんの待遇!?
ままの反応は?
「それでお話って何かしら?」
ワタシを抱っこしたまま、ままは聞いて来た。
「あのね、お話の前にワタシを降ろして貰えないかな?」
「なんで?」
「話難いからだよ。」
「むぅ…」
いい歳して拗ねるなよ!!くっ…可愛いぢゃねぇか!!
ワタシはままの向かいに座って、その両隣におじ様が左とアイリスちゃんと狐さんが右に居る。
「おじ様は紹介しなくて良いよね?この娘はアイリスちゃん。王都から少し離れた村の女の子で、唯一の生き残りなの。で、この狐さんは神様の使いなんだって。」
「確かに組合長は良いとして、生き残りと神様の使い?」
「良いとしてって…」
おじ様はあからさまに落ち込んでるし…
「は、はじめまちて!!アイリスれす!!」
アイリスちゃんは緊張でカミカミだね。
「ウチは白狐で名はアイリスちゃんが付けてくれる事になってるんだよ。」
「あら!?狐さんは話せるのね?よろしくね、アイリスちゃんと狐さん。」
「はい!!」
「うむ。」
「それで…大事なお話って…生き残りと神様の使いが関係してるんでしょ?」
ままの疑問に、魔人が出た事、やっつけた事、そこで狐さんに出会って今に至る事を話した。
「そぉ…魔人が出たのですね。となると…魔神が現れるのもそぉ長く無いですね。対策が必要になりますが、どぉしましょうかしら?」
「どぉしましょう…とは?」
「大昔の文献では神に選ばれた騎士が仲間と共にそな魔神を倒したと有りますが…そんな人物に心当たりが無いのです。」
「神に選ばれた騎士?」
「ワタシ達の遠い祖先です。初代女王の旦那様になった方ですね。初代女王も一緒に魔神と戦ったとあります。この大陸が疲弊したのも魔神の復活の影響だったと記されてます。その後、復興に夫婦で尽力して今があるのです。」
「なんでその騎士さんの事は表に出てないの?」
「それがその騎士の願いなのよ。子供だけ作って、旅に出てフラっと帰って来て、近衞騎士になったなんて広められたく無いでしょ?」
「どぉだろ?ワタシには解ん無いや。」
「そか、でも…神に選ばれた騎士さんが何処かに居れば良いんだけどね…」
と、話していたら右から袖を引っ張られる。
「アイリスちゃんどぉしたの?」
「おねぇさんは女王陛下と話してて緊張とかしないの?」
「しないよ?」
「なんで!?」
「ままだもん。」
あ…思考停止してる…
「ままって…お母さんの事?」
「そぉだよ。」
「おねぇさんのお母さんが女王陛下?」
「そぉだよ。」
「って事は…女王陛下の娘さんが、おねぇさん?」
「そぉだよ。」
「おねぇさんって王女様!?」
「そぉなの?」
「そぉよ。」
「そぉだって。」
「私…王女様に助けて貰ったって事?」
「そぉなるね…」
がばぁっ!!
って、アイリスちゃんは綺麗な土下座をして、
「あ、えと、その…すみませんでしたぁ!!」
「ちょっ!?アイリスちゃん!?そんなトコに座らないの!!ちゃんとワタシの隣に座って!!」
ワタシは慌ててアイリスちゃんを元の位置に戻した。
「そぉそぉ、魔人の事はいいけど、この娘、アイリスちゃんのお願いを聞いてあげて欲しいんだ!!」
「お願い?」
「はい!!村の人が居なくなって、麦を刈れないし、村も復興させなきゃだし!!」
「そぉね…ハンター組合から動員は出来るかしら?」
「多分十人程は…」
「ならば近衞騎士からも、動員しましょう。後は村の復興ですが…そこは募集をかけましょう!!彩奈ちゃん、家は何軒くらいありましたか?」
「十三軒くらいかなぁ?」
「十五軒だよ。」
「ならば二十家族を目標にしましょう!!ハンターを引退する人とか、職に溢れている人とか…そこは騎士に任せます。」
「アイリスちゃん。良かったね。」
「アイリスさん、今夜はここにお泊まりなさいな。狐さんも、折角彩奈ちゃんが助けた人達だもの、丁重におもてなしするわ。」
「良いの?まま!?」
「無一文の女の子を放り出すなんて悪魔の所業は出来ませんよ。」
と、アイリスちゃんはお城に泊まる事になりました。
「この娘が今日知り合ったアイリスちゃん、こっちが妹のアヤカとアヤネ。この人がワタシ達の面倒を見てくれてるカノンさん。仲良くしてね?」
「お姉様?犬や猫ぢゃ無いのですからそんなに連れて来て…なんて可愛いんでしょう!!」
アヤカはアイリスちゃんをぎゅって抱きしめて頬擦りしだした。
アヤネもアイリスちゃんに抱き着き、
「おねぇたんよろしくね。」
って…何この可愛い妹達!!誰にも渡さないんだから!!
あ…カノンさんもウズウズしてる?
「カノンさんも混ざりたい?」
「そぉなんですけど…流石に王女様達と一緒に…とは…」
「構わないんぢゃ無い?」
「そんな事を言うのはアヤナ姫だけです。」
「うにゅ!?なんかワタシの扱いってどぉなの?」
「アヤナ姫はアヤナ姫ですが?」
「うん、そぉだよねそぉ言うと思ったよ。」
それからみんなでお風呂に入った。
みんなで、きゃっきゃうふふしながら女の子だけのお風呂…覗き魔にはたまらんシチュエーションだろぉなぁ…
「きゃっ!?ちょ…アヤカ!!ドコ触ってんのよ!?」
「うむぅ…やっぱりお姉様、少し大きくなりました!!」
「うにゅ…だからってそんな揉まなくても…」
「悔しいから揉みます!!」
「ワタシも悔しいからゲンコツして良い?」
「なんでゲンコツですか!?」
「ワタシより身長大っきくなったもん!!」
「お姉様のチビぃ!!」
「んな!?言っちゃダメな事言ったぁ!!」
二人で追いかけっこを初めてし始めるワタシ達の前にカノンさんが立ち塞がる!?
「お二人とも!!ケンカはダメですよ!!アヤナ姫はもぉ大人なのですから、そんなにめくじらを立ててはイケません!!アヤカ姫もお姉様に悪戯までは看過出来ますが、気にしている身体的特徴を揶揄してはイケません!!さ、姉上様に謝罪して下さい!!」
うん、怒ってるね。さて、アヤカは…
「お姉様のドチビとかホントの事言ってごめんなさい。」
「ねぇアヤカぁ?それって謝って無いよねぇ?」
「謝るフリして更に傷付けるのは本当に嫌いな相手か、敵にしたい相手にのみです。アヤカ姫はアヤナ姫に嫌われたいのですか?」
「それはイヤ!!」
「でしたらちゃんと謝罪してください。」
「はい、お姉様、重ね重ね申し訳ございませんでした。だからゲンコツだけはやめて下さい。」
「ふんぬぅ!!」
ぽんぽん、なでなで。
「解ってくれたなら良いよ。さ、あったまろ?カノンさんも騒がしくしてごめんなさい。」
「流石アヤナ姫ですね。大好きですわよ。」
ワタシより大きなおっぱいに挟まれた。
思い出すなぁ…おねぇたんのおっぱい枕…
その日は姉妹三人にアイリスちゃんと狐さんとで眠りに着いた。
アヤカめぇ…コレでおっぱいまでワタシより大っきくなったら泣くからね?
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