息抜き!?
お城を出る前に…
深く考えたら負けなのかな?行き着く先は思考放棄だったよ…だってワタシ科学とか全然解んないんだもん…って云うか勉強苦手だもん!!
さてと…この世界って大陸が四つ島が無数に…って感じなんだよね…観光旅行とかしたいなぁ…
そんな風に思ってたら…
「彩奈ちゃん!!明日はハンターするんでしょ?怪我には気を付けるのよ?」
「うん、やっと息抜き出来るよ…」
「組合で騒ぎにならないか?」
ぱぱ…そこは大丈夫だと思うよ…逆の意味で騒がれるだろぉけど…
「多分大丈夫だと思うよ?まず、クマさん三匹引き渡すし。」
「そぉかそぉか…クマ三匹!?」
「うん、おっきなクマさん!!魔獣だから頭だけでワタシくらいあるよ。」
「お…お姉様が仕留めたのですか?」
「うん、こっちに来る時に、狼さんが群れで来てて、騎士さん達がそっちにかかりっきりだったから、横から来たクマさんはワタシが相手した。あ、あとトナカイさんも!!角がワタシより大っきいの!!」
「わぁ!!おねぇたんしゅごい!!」
「アヤネのおねぇたんはしゅごいんだよぉ〜!!」
はしゃぐアヤネを抱っこする。
「いやいや…良いかい?クマの魔獣とか一匹を数人規模の団体で、命懸けの戦闘になるんだぞ?それを三匹も!?」
「うん、三匹いっぺんに来たから流石にキツかったよ…ま、正面からやったのは一匹だけだけどね。」
「おかしい!!おかしいおかしい!!そんな事出来る人間とか聞いた事無いよ!?」
「そぉなの?」
「そぉだよ!!クマの魔獣とか…普通に出会ったら死を覚悟するくらいのモノだよ!?」
「ディモン、ウチの娘を疑うんですか?」
「イヤイヤ、私の娘でもあるわけで…」
「血は繋がってませんけどね。」
「それでも父親のつもりではあるぞ!!」
「まぁ、それは良いでしょう。」
「いや…そんな軽く流されても…」
「そして、彩奈ちゃんの本当の父親は武装した数十人の集団をたった一人で殲滅した程の人ですよ?」
「んな!?どぉやったらそんな事できるんだ!?」
「私に解るワケ無いぢゃない?目隠しされてたもの。」
「ん?ソレってぱぱとままが初めて会った時の話!?」
「そぉよ、あの時の紋次郎さんはスゴくカッコ良かったのよ!!」
「あ…もしかして…ぱんぱんぱんって乾いた音とかしてた?」
「そぉ云えば…してたわね。多分拳銃持ってたヤツ等だと思うわ!!」
「そんな連中を…我がぱぱながら恐ろしいな…」
「紋次郎さんだったらクマも十匹くらい鼻歌混じりで殲滅するかもね。」
「あのぱぱならやるねぇ…」
「お姉様のお父様ってどんな人なんですか!?って云うか人なんですか!?」
「普通のぱぱだよ?何度も殺されかけたけど…優しいぱぱだよ!!」
「優しい人は殺しかける事とか無いと思うんだけど…」
「仕方無いよ、ぱぱはそれしか知らない人だもん。」
「紋次郎さんも文七さんも厳しい人でしたものね…」
「ぱぱは稽古以外ぢゃワタシを甘やかし放題だったよ?」
「まぁ、そんな一面もあったのね?」
「すっごく甘々だった…稽古以外は…稽古は地獄だったけど…」
「…そぉでしょぉね…」
「だからこんな風に育ったんだよ!!おじぃちゃんもワタシをすっごく甘やかしてたし…」
「あの仏頂面の文七さんが!?」
「稽古以外ぢゃデレデレしてたよ…」
「…そ…想像出来ないわね…」
「ワタシ以外には見せ無かったからなぁ…」
「でしょうね…」
「あの顔でデレデレされたら逆に怖いからね…」
「…ぷっ…あははは!!確かにあの人がデレデレしてたら恐ろしいわね!!」
「でしょでしょ!!おじぃちゃん自分が怖い顔してるって事を全く理解して無いからねぇ!!」
「ソレでいてすっごく優しいトコとかあったわねぇ!!」
「そんなおじぃちゃんも病気には勝てなかったなぁ…」
「えっ!?文七さん亡くなってたの!?」
「うん、五年前にガンで…」
「そぉだったのね…寂しく無かった?」
「寂しかったけど、それを稽古にぶつけてたから、何とかなったんだよ。」
「そぉ、ソレで強くなったのね。」
「そぉかも…でも、おじぃちゃんが笑ってられる様にもっと笑顔でいてあげなきゃなんだよね!!」
ワタシはニッコリ微笑んだ。
「なんて…なんて強い娘に育って…」
なんで涙ぐむ?そっちの優紳士とアヤカも!!
アヤネはままとアヤカにヨシヨシしてるし…可愛いなぁ…コレが妹かぁ…アヤカも可愛いけど…
今日はみんなでおやすみなさいをした。
翌日、組合に顔を出す。勿論ハンターらしい格好なんだけど…なんだろ?女の人達がざわついている…ワタシは魔法の袋に入っている魔獣を全部換金依頼をする。クマさん、トナカイさん狼さん…などなど…最近全くしてなかったからなぁ…
カウンターのおねぇさんもビックリしてた。そして、換金されたけど…全部で金貨十枚ですか…
「普通のハンターの半年分ですよ?どぉやってコレだけの魔獣を?」
「普通に出会って狩っただけだけど?まぁ何日もかけてるけど…」
「一人でですか?」
「ほとんどそぉだね…最近は一人でやってるから…」
「あ…有り得ない…コレが血祭りの実力…」
「血祭り言わないで!!」
なんか泣きたくなって来た…
「それより…女の人達が騒いでるっぽいけど何かあったの?」
「最近、王都に出店したザキヤミ商会と云う服飾店が、下着と云う新商品を発表して、それに合わせてミニスカートなんてモノも発表して大人気になってまして…知的財産権の関係で、ソコでしか入手出来ないので、一気に人気が出て…ソレで騒いでるんですよ。」
「ソレってケタタの?」
「はい、本部はそぉらしいですが…なんでも発案者が貴族の方と関係のある方だそぉで、類似品を出せば即逮捕になるので類似品も出せずに、他の服飾の商会が頭を抱えてますよ…」
「金額は?」
「そんなにお高くは無いんですけど…そこそこはしてますね。」
「みんな買ってるの?」
「スカートを穿く時に重宝しますからね…」
みんな買ってるんだ…
「ワタシも見に行こぉかな…」
「ソレが良いですよ。」
って事でザキヤミ商会に行ってみた。
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