世界って…!?
王女様としての仕事はするんでしょうか?
新たな評価ありがとうございます。
今ワタシは世界の国々がどれだけ有るか、政治の状況、それ等を調べている…王政国家、民主主義国家、共産主義国家と有るみたいだね。っても千年くらい前の情報なんだけどね…
因みにこのシュウキュウ王国は王政国家、ほぼほぼ独裁国家なんだけど…なんでだろ?国民はのびのびと暮らしている。
王族は国民に愛されてるし、貴族の多くはおぢさまみたいな人が占めている。一部にクズは居るけどね。あのピッグや諸侯爵もそぉだ。
ままの兄弟や従兄弟は事業主になってる人も居て国民から慕われて…尊敬されている人が多数居る。
税金も多く払っている人がより尊敬されているし、元公爵だった人達も、落ちぶれた人も居るけど、それでも誇り高く生きている。
犯罪組織もあるけど、少数ながら、国に貢献してる組織もある。やってる事はホント悪どいんだけどね。それでもハンターと紙一重だから取り締まりも難しいんだよね。
もぉ、ハンターになれば良いのになぁ…
国交に関しては世界的に開かれてはいるけど、実際には国交は全く無い。海を渡らなきゃだし、海にも凶悪な魔獣も居るし、事実上の鎖国状態が千年くらい続いてるらしい。
そして、人種の差もそこそこ大きい。黒人さん白人さん黄色人種さん、長命種さん、ケモミミな獣人種さん、キバの有る吸血種さん、それ以外にも居るらしいけど、それぞれの人種間で争いとか無いんだって…ワタシの居るシュウキュウ王国にもそんな種族が居て、宰相さんは長命種の人で畜産を生業にしてる吸血種さんは南のツサマ地方に多いんだって、ゴヒ地方には獣人種さんが多数居て、ガササキ地方は漁業者の黒人さんが多く、ザキミヤ地方は人種の坩堝で多種多様な産業の中心らしい。
人種間での争いも少なく、それぞれの得手不得手で補い合ってるんだって。
異種族婚もそこそこあって忌避感は無いらしい。
種族間の争いは昔は有ったらしく激化してから滅びかけた時に出た初代女王様が種族を問わずに助けた事が原因で、種族間の争いは無くなり、それぞれを尊重し、助け合うって風潮が出来たんだって。
吸血種は血が大好きってワケぢゃ無く、血液から必要な栄養分を体内で作るって事らしい。人間からだけぢゃ無く、生き物なら何でも良いんだって…
そして、動物のお乳からでも作れるらしいから畜産業に移ったんだって…余ったお乳は売り物になるし、良質なお肉は需要もある。
魔獣はイタオオ地方、クフカオ地方、ゴヒ地方には多いけど、それ以外にはほとんど居ないんだって…他の地方にも少なからず居るけど、ハンターとして活動出来る程ぢゃ無いから犯罪者に対する牽制な組織になってたり、まんま狩人らしい。外国には銃とかあるかなぁ?
「地下資源とか出たら戦争の引き金になるのかなぁ?」
「地下資源?それってなんですか?」
アヤカに真面目に聞かれた。
「化石燃料かな?」
「化石燃料?」
「ワタシも良くは知らないけど…燃料になるモノかな?」
「何か漠然としてますね?」
「ワタシが詳しかったら良かったのになぁ…」
「戦争の引き金になる様なモノは不要ですわ!!」
「ま、そぉだよね。魔法が在るから科学とか発展しなかったんだろぉしね。」
エンジンに変わる動力機関とか作れたら儲かりそぉだな…
「お姉様?なんか悪い表情をされてますけど?」
「そんにゃ事無いよ!!」
「怪しいですね?」
「動力機関が在れば便利だよねって思ったの。」
「動力機関?」
「物を動かす機械だね。馬車のお馬さんが居なくなる様な…ね。」
「そんなモノあるんですか?」
「ワタシが育った所には普通に有ったけど…問題も多かったんだよねぇ…ソレが無いモノを作れたら良いなぁって…」
「ソレが出来たらスゴいですよ?」
「よし!!それをワタシの目標にしよぉ!!」
「お姉様は素晴らしいですわ!!」
「えっへん!!」
ワタシは胸を張った。少し大きくなったから余計に誇らしい。
「お姉様…大きくなったからって見せ付けないで下さいまし。」
「身長で抜かれたんだから良いぢゃ無い!!おっぱいもいずれ抜かれるかもだし…」
「追い抜いて差し上げますわ!!」
「止めてぇ!!」
姉より上を目指すとか…アヤカ…恐ろしい娘!!
ま、動力どぉのより先にする事はいっぱい在るよね?
少しずつしていくか…
そぉそぉ、まずは政治と世界を知らなきゃね。旅に出るにも知ってなきゃね!!
治安は悪くないけど…やっぱ民度はそんなに高く無いのか…ま、ハンター達を見てればそぉだよね…犯罪者はその場で殺害しても罪にならないし…罪に対する罰もヒドいし…ままに相談してみよぉ!!
知的財産権はままが主導したらしく、産業の発展には欠かせないからね。
電気とか在ると便利だよね。コイルと磁石で出来るんだっけ?ちゃんと勉強してれば良かったよ…
あとは…何か娯楽が在ると良いなぁ…国民が楽しめる…遊園地とか!!
公害の無い産業発展かぁ…魔法の世界だから可能かも!!
そか、まず自転車が欲しいかな?何とか作ってみよぉかなぁ…ソコから発展させていずれは動力に辿り着いてやる!!
見てろよファンタジー世界!!忍者の末裔の娘の底力見せてやる!!
その前に、世界ってどぉなってるんだろ?
「ねぇアヤカ、世界地図とか在る?」
「世界地図ですか?」
「うん…」
「ソレでしたら…これなんかいかがですか?」
アヤカに見せられたのは、歪な形の日本地図だった…
コレが世界地図?
「シュウキュウ王国はどこなの?」
「この大陸全土ですね。」
うん…アフリカ大陸と南アメリカ大陸を合わせた大きさくらいの九州の形してるトコがそぉなんだね…って…この距離を平均二十キロくらいであの日数で移動出来たんだから…大きさとして月くらいなのか!?
重力は地球と変わらないのに…そんな事あり得るのかなぁ?
知れば知る程疑問が出て来るぞ?
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