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おめかし!?

ん?作者は最近ズルをしてるんぢゃないか?だと!?

決してそんな事は…有ります!!ごめんなさい!!

同じ内容になってしまうのも全ては思い付きでした!!

「お〜い!!リッテンシュタイン・ルクセンドルフぅ〜!!」


お兄ちゃんは洞窟の外から大声で誰かを呼んでる様だ。

三十秒程待つと、悪魔が何人か出て来た。


「うわぁ…ホントに悪魔達ぢゃん…ワタシんちからそんなに離れて無いのにこんなに居たなんて…」


ワタシは驚きのあまり声に出して驚いてしまった。


「魔神様、お呼びでしょぉか?」


悪魔達はお兄ちゃんの前に膝を着いた。


「あぁ、取り敢えず、お前は一緒に来い。今から話し合いの前の話し合いを、オレの親戚の家でするぞ。」


コレはお兄ちゃんの提案で、当事者も交えて…って事なんだよね。そして、ワタシを親戚だと教えたのも、悪魔達がワタシに危害を加えない様にだろな…


「えっ?親戚…親族がコチラの世界に居られたのですか!?」


あっ!!そっか…お兄ちゃんは悪魔に召喚されたから、コッチに縁もゆかりも無いと思う方が自然だよね。


「あぁ、何でか知らないけどな。」


お兄ちゃんはワタシに目配せをして来て説明を求めてる様だった。


「ワタシは、桐生彩奈。ぱぱとお兄ちゃんのぱぱご従兄弟よ。そして、このシュウキュウ王国と、弾正国の姫でもあるけど、シュウキュウ王国の跡取りは妹に丸投げして、今は公爵よ。因みに、七年程前にアンタ達悪魔の一団を殲滅した部隊の指揮の一旦も担ってたわよ?」


あぅれぇ?可笑しいぞ?お兄ちゃんが疑う様な目をワタシに向けて来たぞぉ?


「そぉですか…仲間達の気配が無くなったのは貴女の仕業でしたか…」


悪魔は落胆こそしている様だが、そこに敵意は感じなかった…落胆してるよね?顔色とか表情とか読めないんだよなぁ…


「ま、ワタシ一人の力ってワケぢゃ無いけどね。さ、今後の憂いを無くす為にもあなた達にも死んで貰うのが一番楽なんだけど、あなた達はどぉ思う?」


ワタシの言葉に一番引いてたのはお兄ちゃんだった…いや、なんでお兄ちゃんが引くのさ!?


「我々は…お前等に敵意は無い…何処かでひっそりとでも生きていければ…」


おや?そんなんで良いの?コッチに迷惑がかからないならワタシは何でも良いんだけど…


「ま、その話し合いの緩衝材として、オレが呼ばれたんだろ?何とかしてやるが、多少の制限は我慢しろよ?」


ん?その言い方だと、お兄ちゃんは悪魔の肩を持つのか!?ってなんない?あっ…悪魔に呼ばれて出て来たから、帰る事とか考えてるのかも…


「無理に悪魔達を排斥しよぉとしたら、お兄ちゃんと敵になるって事だね…それはホントに厄介だね…」


お兄ちゃんの言葉を踏まえて、お兄ちゃんの立場を確認したくて口に出してみる


「そぉ云う事だ。攫われていた人達が皆んな無事に帰れた事を最低限の礼儀として見てくれれば助かる。」


なるほど…今回の誘拐に関して、不問にして交渉をして欲しいって事かな?全面戦争を避ける為とは云え、ちょっとなぁ…でも、お兄ちゃんに暴れられる方がキツいかも…


「…解ったわ。ワタシもままにそぉ言って何とかなる様に話を誘導するから、それで良いよね?」


ワタシはままに丸投げするつもりでそぉ言ったけど、お兄ちゃんは何か期待してる風な表情をしていた。期待されても何もしないからね?

そして、今夜はお兄ちゃんと悪魔をワタシの家に泊める事になり、飛行車でウチに来たんだけど…


「…この村の規模から見てもかなり大きなお屋敷なんだが…?」


お兄ちゃんは目をまん丸に見開いて、ウチの大きさに驚いていた。


「ん?そぉ?まぁ、一応ワタシも公爵様だから、それなりの家に住みなさいってままが言うから、それなら研究所移設に研究者達も一緒に住める様にってしたんだけど?」


何を言ってるんだか…一応公爵なんだから、このくらいは当たり前でしょ?


「まぁ、オレの城よりは大きく無い感じだから良いのかもな…」


何ですと!?お城ですか!?おじぃちゃんのお城みたいなのに住んでるの!?


「オレの城?何々!?お兄ちゃんお城に住んでるの!?」


コレは聞かなきゃダメな感じだよ!!


まぁそれはおいおいな。それより、コイツも入って大丈夫か?」


くそっ!!はぐらかされたか…

それにしても、悪魔を家に入れるのかぁ…


「完全に大丈夫ってワケぢゃ無いけど…ま、仕方無いよ。」


状況が状況なだけに、ワタシは渋々と云った感じで了承して、三人で屋敷に入って行った。

ワタシは応接室にお兄ちゃんと悪魔を案内し、お着替えをする為に自室に行った。


「…って事で、お兄ちゃんと悪魔の代表がお客さんとして今夜は滞在して、明日ままに会いに行くわ。だから、ワタシが一応公爵だと認識させる為にもおめかししなきゃなの!!」


ワタシはお着替えを手伝ってくれてるカノンさんに力説していた。


「…と云う事は…年甲斐も無く思い切り可愛くすれば良いのね!?任せて!!」


うおっ!?なんか知らないけどカノンさんがめっちゃやる気になってるぞ!?


「…年甲斐も無くって所には悪意と引っかかりが見え隠れしてるけど…そんな感じだよ!!愛奈とお揃いな感じが良いわ!!」


カノンさんに限っては悪意は無いし、歳の事を云うなら、カノンさんも三十なんだよねぇ…生娘ぢゃ無いハズだけど、あの事件以後男性恐怖症が未だに抜けて無いのが悲しい点だね。


「よし!!コレでバッチリよ!!どんな男でもイチコロなんだから!!旦那様も惚れ直す事間違い無いでしょ!!」


カノンさんはやり切ったって感じで、清々しいまでの笑顔を見せてくれる。

愛奈とお揃いのドレスにおぢさまからの愛の籠りまくったアクアマリンの装飾品を身に纏い、愛奈とカノンさんを伴い応接室に行った。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「いぢめられっ子の逆襲(仮)」も合わせてお読みください。

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