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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第四幕 親友とは!?
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お仕事しますか!?

新たなブックマークありがとうございます。

こんこんこん

ワタシはおぢさまの執務室の扉を叩いた。


「良いぞ。」


ワタシは扉を開き、中に入った。

執務室には、おぢさまとパパとおじさん(ジマタヤの隠居)が居た。

何を話してたのかな?


「アヤナ、何か用があるんだろ?遠慮無く言いなさい。」

「はい、まずは、今回の事件の被害者に対するご好意感謝します。」

「ソレは当然の事をしただけだ。ソレで?」

「その上で、彼女達の就職なのですが…」

「何だ、その事か?ソレなら今、三人で話していた所だ。」

「えっ?」

「アヤナ、ハンター組合ノコヤミ支部も人手不足でな、一人欲しい所だったんだ。」

「ワシの所も、一人欲しいトコだったんぢゃ。」

「我が家も、リンカが結婚する事になってな、一人は欲しい所でちょうどあの娘さん達が居るのだが…声掛けをしてみようと纏った所なんだ。」

「へっ?」

「アヤナが心配しなくても、勧誘されるって事だ。」


パパが笑顔で説明してくれた。

なぁんだ、考えてくれてたんだ…


「パパ、おぢさま、おじさん、ありがとうございます!!」


ワタシは頭を下げて、


「あれ?ソレだと一人余りますね?」

「アヤナ王女の世話係と云う就職先はどぉかな?」


おぢさまが爆弾発言をする。おじさんは知らないんぢゃ…


「ソレは良いの、そぉしてはどぉぢゃ?」


あれ?反応が淡白なんだけど?


「おじさんは驚かないの?」

「何をだ?」

「ワタシが王女って言われて…」

「なんぢゃ、そのくらいは察しがつくわい、あの女騎士の態度からな。」


アイツ…やっぱクビにして貰おぉ。


「だったら、王女達の世話係って、ワタシが勝手に決めて良いの?」

「そのくらいは構わんだろ?たった一人で違う環境に入るのは心の負担が大きいからな、なんなら私が、書状を添えておく。」

「そぉなんだ…ならそぉします!!」


ワタシは頭を下げて、執務室を後にして、二階に上がり、みんなの所に行く。


「……ってな感じでアヤナちゃんと仲良くなったんだ。」

「それから十日間くらい一緒にハンターをやって、ワタシ達は引退、アヤナだけ現役ってワケ。」

「たった十日間でそんなに仲良くなったんですね。」

「女でハンターって少ないからね。」

「変な男が寄り付くかもって心配も無かったからな、あんな見た目でめちゃくちゃ強いんだからな。」


多分ワタシの話題だな?


「ワタシがどぉかしましたか?」

「おぉ、アヤナは可愛くて強いって話だ。」

「へあっ?そんな当たり前の話してたんですか?」

「当たり前って…アヤナちゃん、普通は否定するモンなんだぞ?」

「ぢゃぁ、自分が可愛いと思われてるって知りながら「ワタシなんて全然ですよ。」って言ってる女になれと?」

「あ…ソレムカつくヤツだよ…」

「でしょ?あのブタが喜ぶ程度には可愛い自覚は有りますから!!」

「でも…それはそれでイラつくな…」

「ならどぉしろと?」

「この話はコレで止めよう!!ソレが一番だな、」

「逃げましたね?」

「アヤナちゃん、世の中には逃げるが勝ちって言葉があるんだよ。」

「ま、今回はこれで話は終わらせて、良い話と悪い話があるけど…聞きたい?」

「良い話と悪い話?」

「エレーナさんとキャシーさんにも少しだけ関係があるかな?」

「って事は…ナナ達が中心の話か?」

「そぉだよ。」


ナナさん達が話に入って来た。ソレで椅子が足りなくなり、ワタシはエレーナさんにかかえられた。またかぁい!!


「こほん、まず、悪い話から…皆さんにはおウチから離れて貰います。」

「家に帰れないって事?」

「一度帰って荷物を纏めて頂きます。」


カノンさんに説明した。


「それから働いて貰います。」

「強制労働?娼館とか?生娘ぢゃ無いから良いだろ的な!?」


レイカさんが少し怒り気味に質問して来た。


「全く違います。でも、男性と触れ合う機会は多いと思います。」


この言葉にみんなが少し暗い表情かおをする。


「男の人は…」


カノンさんが自分の身体を抱きしめる。


「悪い話は以上ですが、ここから良い話です。就職先はノコヤミに二件、ケタタに一件、おぢさまの所、ノコヤミのハンター組合、ケタタのジマタヤ商会、の三件です。」

「採用して貰えるんですか?」

「はい、しかし、それ等の場所で働いている人の奥さん候補って意味合いもあります。」


ユーリちゃんが少しイヤな表情かおをする。


「各所で一人の採用枠です。」

「ソレだと一人余りますね?」

「一人は王都にと言う事です。」

「王都!?何をするんですか?」

「王女様達のお世話係ですね。」

「そんな事可能なんですか!?」

「なんでも国王陛下とおぢさまは旧知の仲だそぉで、おぢさまの頼みなら通るかも知れませんし、王女からの嘆願と云うか…お口添えもありますので…」

「王女様からのお口添え?こんな短時間で?」


エレーナさんの当然のツッコミだ。


「はい、コレはまだ非公開の情報なんですが…女王陛下には十四年も前に生き別れたお嬢様、云うなれば、この国の第一王女たるお方が居まして、最近になってその方が王城に行くとか…そんな話しがありまして、その人の付き人とか、話し相手としての要望らしいです。」

「それをいきなり一般人からか?」

「王女様も一般人として育ったらしく、メイドさん達の堅苦しさとかイヤなんだそぉで…友達感覚の人が居た方が良いとなって、白羽の矢が立って…って事らしいですよ?」

「一般人からいきなりの第一王女かぁ…そりゃ戸惑うよな…」

「マナーとか、言葉使いとか、色々大変なんだろぉなぁ…」

「それで、王女様のお歳は?」


ナナさんからの質問はもっともだね。


「十五くらいだっておぢさまが言ってた。」

「ならユーリちゃんが一番かも…」


少し落ち込み、カノンさんが言い出した。

カノンさんが行きたかったって感じが強いな…男との触れ合いが少ないだろぉから…


「まぁ、その辺は後でおぢさま達からも話しがあると思うから…その後に決めても良いかもですよ。」


ワタシの意見にみんな納得したみたいだ。

ホントにコレで良いのか解らないけどね。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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