ワタシが一番!?
意趣返しかな?
女の子のヤキモチは可愛いけどメンドいよね?
「ねぇ、今、ワタシを大事に思う気持ちと、叔母様を大事に思う気持ち、どっちが大っきい?」
はいそこぉ!!うわっ!?コイツめっちゃメンド臭ぁ!!とか思わない!!女の子にとっては大事な事なんだゾ!!好きな人の一番になりたいだろ!!
「…その…なんだ。アヤカを大事に思わなかったら、結婚はしてないと思うぞ。しかも、アヤカは王女だし、息子より若いとなると、中々踏み出せないモンなんだ…」
「で?」
何やらぐだぐだ言い出したけど、ちゃんと言葉にしろよな?
「…未来ある若い娘をワシみたいな枯れる寸前の男に縛り付けても良いモノか…かなり悩んだんだぞ?察してくれ…」
んが!?ココに来てそぉ来るか!?女の子はちゃんと言葉にして欲しいんだよ!!
「ワタシ、恋愛とか全くして無かったから解ん無いなぁ…」
よし!!ワタシが生娘だったのは知ってるハズだから、この一言でちゃんと言ってくれるだろ?くれるよね?
「…今はアヤカの方が大事だ。そぉしないと、あの世でソアラに何を言われるか…」
むっ?そこでその名前を出しますか?そぉですか…
「ふぅ〜ん…おぢさまの中ぢゃ叔母様が一番で、ワタシは二番なんだね…」
ワタシの言葉に、自分の言葉の意味を考え、おぢさまはハッと我に返った。
「い、いや…そぉでは無い!!そぉでは無いのだ!!」
慌てて取り繕う姿が何とも可愛らしいぢゃ無いですか!!
解ってますよ。死んでる人には勝てないって事くらいは。
「無理しなくて良いよ。いぢわる言ってごめんね。」
ワタシはおぢさまの顔を胸に抱き込み、頭を撫でてあげた。
いやぁ…いい歳した男の子が子供みたくなるこの瞬間って…一番きゅんってなるの解るかなぁ?
そして、ワタシのその行為がおぢさまの何かに触れたんだろぉ…そのまま押し倒され、くちびるを奪われた。
「いきなりどぉしたの?」
謎の行動に疑問をを感じ訊ねてみた。
「…すまん…なんか無性にアヤナを求めたくなって…」
なんって可愛いんだ!?ワタシの旦那な、可愛さが天元突破してるんですけどぉ!?
しかも身体の一部分が元気になっちゃってますけど!?
どぉする?どぉしてあげるのが良いの!?
「仕方無いなぁ…」
ワタシはおぢさまのズボンを下ろし、元気になってしまったモノに口付けをしてあげ、そのままチロチロと、唇を離さず、吸い付いた感じで、舌先で刺激してあげる。
「おふっ!?」
おぢさまが歓喜の声を上げるけどそんなのには構って上げられない!!
妊娠が発覚してから初めて見るおぢさまのお宝だ!!夢中になってチュッチュレロレロぱっくんちょ!!
おぢさまがワタシの頭を持ち、盛大に噴火するまで、そんなに時間はかからなかった…
ワタシの喉奥に大量の濃いおぢさまのおたまじゃくし達が解き放たれた。
「おふっ…」
可愛く声を上げるけど、さて…ワタシはこのおたまじゃくし達をどぉするのが正解なのか…
一、飲む
二、吐き出す
三、おぢさまに口移し…
少し考えたけど、やっぱり飲み込む事にした。多分赤ちゃんにも栄養になるよね?なんないか?
ゴックンと飲み干し、おぢさまを見たら、なんか満ち足りた表情をしている事に少し腹が立つ。
「何一人だけ満足しちゃってるのかな?」
少しいぢわるく言ってしまう。
「えっ?あ…いや…その…やっぱりアヤカは最高の女の子だなと…」
慌てておぢさまはそんな事を言う。
「あら?ソレだとワタシ以外の女の子にも色々してる様に聞こえるんだけど?」
ま、浮気とかしてないのは、さっきお口に出されたモノの味と量で一目瞭然だし、前に、素行調査もして真っ白ってのは解ってるからね。
「いやいや、アヤナと婚約してからは、そんな事、一切無いぞ!!」
そぉ、慌てて言うおぢさまがホントに可愛いなぁ…
って、婚約してからは?
「婚約する前には色々有ったって事?」
突っ込んで聞いてみた。
「そ、それは…まぁ、枯れてない漢だからなぁ…問題の出無い相手と云うモノがな…」
なるほど…御用達の娼館とか有るって事か?いや、有ったと過去形にした方が正解かな?
「ふぅ〜ん…ソコって、どんな時に行ってたの?」
男性にこんな事聞いて良いのかな?とは思うけど、おぢさまはズボンを穿きながら答えてくれた。
「前に行ったのは、アヤナがノコヤミの家に泊まった時だな。ワシのベッドで裸になってたんだ。間違いを犯さずに済んだワシの自制心を褒め称えて欲しいな。」
えっへんと胸を張って、あの時ワタシに襲い掛からなかった事を自慢してるみたいだけど、
「あの時は、襲ってくれた方が、ワタシは嬉しかったんだけどなぁ…」
これは本心だ。って云うか襲われに行ったんだけど?
「仮にも王女だぞ?婚約もしてない王女を襲ったなんて知られてみろ?お前の見た目も相まって、幼女趣味だと陰口を言われるぞ。」
ま、確かにそぉだよね…うん、ソコは仕方無いと割り切るか。
「でも、その後にそぉ云う所に行ったんだよね?」
ズボンを穿き終え、ワタシの隣に座ったおぢさまは、少し気恥ずかしそぉに、
「う、うむ…」
と頷いた。
「ワタシにめっちゃ反応したって事だよね?ね?」
ここぞとばかりに畳み掛ける!!
しかし、その返答は聞く事が出来なかった…何故なら、
こんこん、がちゃっ…
「アヤナ…様、そろそろ夕食会の準備が整いますので、会場にお越し下さい。」
と、カノンさんが乱入して来たのだ。
そっか、少しでも休もぉとしてたけど、いつの間にかいちゃいちゃしちゃってたからね。
「はぁい。」
と返事をし、おぢさまのエスコートで夕食会の会場に行く事になった。
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