クシコ訪問!?
アイリスちゃんはちゃんと話を理解してくれてるんでしょぉか?
朝食後、ワタシはままに連絡をしてみた。
「まま、おはよぉ!!」
『はい。おはよぉ彩奈ちゃん。どぉしたのかな?ままの声が聞きたくなったのかな?」
うん。我が母ながらお花畑な頭でどぉしょぉも無いな…
でも、ココはままに合わせとくか…
「うん!!ままの声が無いと寂しいんだよね。」
『あらあら、だったら後は耕作さんに任せて早く帰ってらっしゃい。』
「うん。そぉしよぉと思ってたんだけど、ちょっと相談があってね。」
ソレからワタシは昨夜の出来事を出来るだけ詳しくままに説明した。
「…って事なんだけど…どぉしよっか?」
アイリスちゃんに聞こえない事を確認した上でままに説明し、相談した。
『うわぁ…何か有るだろぉとは思ってたけど、想像の斜め上過ぎて、どぉ言えば良いか解らないわね…一応トコカエ陛下にもお伺いを立てる必要も有ると思うけど、彩奈ちゃんの希望通りにはなると思うわよ。その女の魔人も帰ったら死刑になるでしょぉから…』
やっぱりままもそぉ感じるのか…それなら…
「ぢゃぁ、ワタシが単身クシコに行って、トコカエ陛下とお話しても大丈夫かなぁ?」
ダメで元々って感じでままに訊いてみた。
「良いわよ。トコカエ陛下と彩奈ちゃんだけで話が終わるならソレで良いわよ。」
って思ってたのとめちゃくちゃ違う感じで簡単に了承されちゃったよ…良いのかなぁ?
ままからの許可が出たから、ワタシはアイリスちゃんのままのフリをしていた女を縛り上げて飛行自動車に乗り込んでクシコに向かう。アイリスちゃんも行きたがってたけど、昨日の今日で、作業員さん達が魔獣に襲われないとも限らないからって残って貰った。
女は思ったより静かに乗ってくれていた。出る前に耕作おじぃちゃんから何やら言われていたから、その影響だと思う。
昼くらいにクシコに到着し、お城の前に飛行自動車を着陸させた。
「何用か!?」
お城の門番さんの一人に槍を突き付けられて、問い掛けられた。
うん。コレは門番さんとしては当然のお仕事だね。
「何の連絡も無いままいきなり押しかけてごめんなさい。わたくしは、シュウキュウ王国第一王女、シュウキュウ・彩奈です。トコカエ陛下に御目通りをお願いしたいのですが、よろしいですか?」
ワタシは魔法の袋からワタシの身分を示すメダル?を取り出し、門番さんに提示する。
「…間違い無いな…」
「失礼致しました。アヤナ殿下、お入り下さい。陛下に繋ぎを出します。」
「ありがとぉ。」
ワタシはメダル?を返して貰い、女を飛行自動車から引き摺り出し、魔法の袋に飛行自動車をしまい、お城に入る。
女はクシコの城詰めの人に運んで貰った。
「今回おいでになられたのは、この女に何か有ったのですか?」
城詰めの男の人は女のお尻をモミモミしながらワタシにそんな事を聞いて来た。
「それを貴方に話す義務が有りますか?」
ワタシは男の人を睨み付け、問い返した。
「その様な義務は有りませんが、興味本位です。」
男は、女のお尻や太腿の感触を堪能しながらそぉ答えた。
「ならばお話するワケにはいきませんね。」
ワタシはそぉ断言し、話を打ち切った。
ま、お尻や太腿を愛でるくらいの役得は仕方無いよね?
案内された応接室で、ワタシは一つ思い付いた事を実行してみた。
「おい、ワタシの椅子になれ。」
案内してくれた男の人に散々お尻を揉まれてた女にそぉ告げると、女はモゾモゾ動き、テーブルの近くに蹲る様な格好になり、人間椅子になってくれた…本当にするとは思わなかったよ…
まぁ、命令した手前、そこに座らなきゃだよね?
ワタシが女に腰掛けると、「あふぅ…」って、熱い吐息が女から漏れた。
覗き込むと、頬は紅潮し、瞳も何故か潤んでいる…マヂか!?一晩で何をどぉしたらこぉなるんだ!?耕作おじぃちゃん何をした!?[房中術]恐るべし!!
少ししたら、侍女さんだよね?お茶を淹れてくれた。なんか品の良い紅茶みたい。
侍女さんはワタシの椅子を見てドン引いてますけど!?コレって気にしたら負けだよね?
「何か変な事でも有りましたか?」
ドン引いてる侍女さんに声をかけてみた。
「あ…いえ…いや…その一つよろしいでしょぉか?」
侍女さんは意を決して疑問が有る事を告げて来た。
「どぉぞ。」
ワタシが「聞いても良いわよ。」の意思を示してあげると、
「アヤナ殿下の腰掛けられてあるモノは…?」
やっぱりソコ、気になるよね!!ワタシが逆の立場だったら思いっきりツッコミ入れるモン!!
「うふふ…コレはわたくしの命を狙った者の成れの果てですわ。」
ちゃんと説明してあげるワタシ!!エラい!!
「そ、そぉですか…もぉ少しすれば陛下もおこしになられますので、もぉしばらくお待ち下さいませ。」
流石プロだなぁ。この状況でちゃんとお仕事したよ!!
侍女さんの言う通りに待っていると、
「アヤナ殿下!!お待たせして申し訳ない!!」
と、慌てた感じでトコカエ陛下が応接室に入って来た。
「いえいえ、いきなり押しかけて申し訳御座いません。」
ワタシは丁寧に頭を下げて謝罪から話を始めた。
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