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おじぃちゃんと!?

物作り大国日本の本領発揮!?

ワタシの言葉通り、ヤーオさんとレックさんが集落に来た。


【十日後か?】

【うん。ソレまでに移住に適した場所を選定して、開拓出来る様にはしておくよ。】

【解った。それから話し合って移住する者達を何処に集めれば良い?】


レックさんとの話はスムーズで、次の事にまで及んだ。


【そぉですね…ヤーオさんは覚えてますか?ワタシ達が最初に居た場所。ヤーオさん達と初めて会った所です。】


大陸の南側の拓けた所。アソコなら大丈夫だとは思うけど…


【あぁ、アソコなら警戒もし易く、大人数が待機出来るな。】


おっ?中々に好感触だね。


【ぢゃぁ、十日後までに集められるだけ集めて!!コッチの人とあっちの人が組んで二人で色んな集落に行くのをオススメしますよ。】


そぉ、いがみ合ってる人達が連れ立って行けば何とか話くらいは聞いて貰えるハズだからね。ソレもコレも、レックさんが敵対しない様にって保険なんだよね。もっと簡単にお願いすれば良いんだろぉけど、恩義が有れば本物の悪人以外は裏切らないからね。

そしてレックさんは善人だ。裏切る心配は無いと思う。

そしてワタシはみんなに見える様に、魔法の袋から小型の飛行自動車ファンタジードローンを取り出した。


【ん?なんだソレは?】


レックさんが聞いて来た。


【コレがワタシ達の乗る乗り物で、飛行自動車って云うんだ。ワタシが作ったの。】

【ひこうじどうしゃ…ふぁんたじーどろーん?どんな風に動くんだ?】


あぁ、想像出来ないか…仕方無い実演するかな。


【空を飛ぶんだよ。こんな風に。】


ワタシは飛行自動車に乗り込み、空に浮かんで見せる。

下からは「「「「「おぉ〜!?飛んでるぞ!?」」」」」って、予想以上の驚きの声が上がってる。


【こんな乗り物でお迎えに来る事になるからね。】


と、挨拶をして、ワタシはシュウキュウ王国に帰還する事にした。

ワタシ専用の速いファンタジードローンはその日の夕方にはお城に着いた。

これからする事は決まってる。

天才達を何人か引き摺り回して、数万人が住めるであろぉ場所を見付ける事。

彼等、恐竜人間さん達は魔法が使えないっぽいから、ホント原始的な生活になるかも知れない…せめて[回転するだけの魔法の道具]…回転魔具だけでも使える程の魔法力が在れば良いんだけど、無理を云っちゃダメだよね。

まぁ、今日はお城でおやすみなさいして、明日からだね。

そして、夕飯の時、


「なぁ、オレもアヤナと仕事をしてみたいんだが、良いだろぉか?」


なんと、ぱぱがままにそんな事を言い出した。


「あら?珍しいわね?どぉ云った風の吹き回しかしら?」

「なに、城に篭って政務ばかりで身体が鈍ってな…気分転換だ。」


だそぉです。


「それでしたら私も参加したいですわ!!」


と、アヤカも声を上げた。これはまた予想外だ。


「そぉね…タキリーお兄ちゃんはどぉ思う?」


って、何を思ってか、おぢさまに話が振られた。


「まさかとは思うが、ディモンが居ない間の政務をワシに肩代わりしろとか言い出さないだろな?」


おっと?コレもワタシの予想の斜め上の質問が出て来たぞ?


「そりゃぁ言うわよ?彩奈ちゃんが頑張ってる分、ソレに伴う仕事が山積みなんだから。」

「…文官達に振れば良いと思うんだが?」


これもまた正論だよね!!おぢさまは軍属。政務になんて向いて…三年前までは領主してたから出来なくは無いのかな?


「彼等では判断出来ない事も多いからね。」


おぢさまはその言葉を聞き、深いため息を吐いて、


「ディモン…諦めてくれ。」


おぢさまはバッサリ切り捨てた。コレは予想通りの答えだね。


「んなにぃ!?タキリー!!ソレは無いだろ!?いつもアヤナと行動しているのに、義父親ちちおやとして何かしたいんだよ!!後生だから!!」


って、土下座!?ぱぱが土下座してるよ!?コッチにもその文化有ったんだ…


「三日…三日だけだぞ。」


おぢさまが折れて、三日間だけだけどぱぱの同行が許された。


「えと…私は?」


取り残されたアヤカがままに聞いていた。


「そぉね…アヤナちゃん?アヤカを守ってくれるわよね?」

「もちろん!!」


ワタシは胸をどんと叩いて了承した。

そしてその夜、おじぃちゃんに電話してみた。


「…って事でその人達には、未開の地で一から生活基盤を作って貰う事になったんだけど、昔の日本の動力って何かなぁ?」

『ほぉ、面白い事を始めるんぢゃな。彩愛ちゃんは、ワシに話をする事を良しとしたのか?』

「ん〜?どぉだろ?ワタシに任せるとは言ってくれたけど…」

『ふむ。そぉなると、行き詰まったらワシに相談するくらいは考えていたかもな。質問に質問で返すが、一から生活基盤を作るとなると、彩奈は何をどぉするのが良いと思う?』

「…ハッキリ言って解ん無い。ソレが解るなら、おじぃちゃんに相談なんてしないよ?」

『ふむ…確かにそぉだな…よし!!ワシも開拓に参加するぞ!!』

「えっ!?国は大丈夫なの?」

『あぁ、順調そのものぢゃからな!!』


と、おじぃちゃんも参加する事が決まっちゃった…

おじぃちゃんと開拓かぁ…どぉなるんだろ?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「いぢめられっ子の逆襲(仮)」も合わせてお読みください。

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