大掃除!?
許してあげないもん!!
さて…扉の向こうに黒幕が居るのか… こんな裸より恥ずかしい格好を変質者に見せるのは癪に障るけど。
ま、油断させなくても何とでもなると思うけど…念には念を入れてこのまま行くか…
こんこんこん
扉を叩くと、
「待ち侘びたぞ、早く入って来い。」
何かそわそわ感がトコトン気持ち悪い…このキモさは限度額無制限だね…うん、死なない程度に痛め付けよぉ!!
がちゃ。
ワタシは中に入る。
「ふのぉほっ!!なんぢゃ!?アヤカ王女!?何故ココに!?」
ん?アヤカを知ってるヤツか!?
「貴方が私を欲していると聞いたのですが?」
「んなぁ!?いや、確かにそぉですが…ホントに宜しいので?」
「良いワケ無いですよ?私の年齢はご存知ですよね?まだまだ成人前ですのよ?貴方はそんな子供が良いのですか?」
「ぐふふふふ、子供の頃から仕込んで置けば、その分長く楽しめると云うモノ…ならば今を置いて他に好機等有ろうハズも無い!!アヤカ姫、ワシ専用の性処理人形になっていただきましょうか!!」
うわ…コイツのキモさが限度額天元突破してますよ!?
もぉ良いや…
びしびしびしびしっ!!
「ぐぎゃぁ!!」
「大丈夫ですか!?」
両腕と両膝をデコピン式空気圧縮手裏剣でキモいヤツを撃ち抜き、心配して駆け寄る…フリをする。
「な、な、な、何が起きた!?」
「恐らくは男爵の…」
「なに!?くそっ!!忌々しい!!」
ワタシは手当をしつつ尋ねる。
「男爵とは何か因縁が?」
「ワシがこんな雪深くなるノココエ領なのに、山向こうのケタタ領みたいなシュウキュウ王国の真ん中辺りの地を賜っているのが許せん!!ぢゃからレイフン商会を使い誘拐事件を起こしていたのに気付かんとは…ヤツは、国は何をしておるのか…」
それって、上手く事件を隠蔽しまくってるんだろな…レイフン商会恐るべし…
「表沙汰になれば貴公に累が及ぶのでは?」
「ワシは貴族だから大丈夫なんぢゃ!!」
「諸侯爵が、失脚して処刑される事は、知らないのですか?」
「何!?諸侯爵様が!?なんで!?」
「一連の男爵への嫌がらせから、私に対する暗殺未遂、並びに国家転覆未遂に国家反逆罪…流石に庇い切れませんよ?」
「ワシはそんな大それた事はして無いぞ!?」
「あら?私に対する誘拐や強姦未遂や、多数の女性に対する姦通罪に人身売買、猛超犯党との繋がり…それは流石に庇い切れませんよ?」
「んな!?何を言っているので?」
「証人が沢山居ますから言い逃れ出来ませんよ?」
「何を言っているのだ!?」
「地下の女性達は私の保護下に入ります。だから貴公の悪事は明るみに出ます。更に、男爵の連れと知りつつ誘拐する下衆供…生かしておく価値は何も無いですよね?」
「んな!?」
「私を信用して良く話して下さいました。このブタが!!ワタシがこの場で刻んでやりたいが…ソレは国に任せるよ…お前もアヤカの敵なんだからな!!」
「お…お前は何者だぁ!?」
「あ〜ん!?犯罪者に名乗る名前なんざ待ち合わせちゃいねぇんだよ!?」
げしげしげしっ!!
堪え切れずつい足蹴にしてしまった。
「貴様!!何をする!!もっと足蹴にしてくれ!!」
んげ!?なんか目醒めさせちゃった!?
怖いよぉ〜!!
何か武器になりそぉなモノ!!
見回して、ワタシが使える武器になりそぉなモノは…ワタシの美貌くらいしか…ハニートラップ!?房中術はぱぱにもおじぃちゃんにも習って無いから意味無いよ!!
暫くして箪笥が有るのに気付いた!!
何か服は無いかなぁ………………見なかった事にしよう。
ったく…なんつうエロブタだ!!
冷めた目を向けたら、なんかテント張るし…
顔を背けたら…
「もぉ終わりか!?」
って…コイツと関わりたく無いよぉ!!
って事で、このブタはそのまま放置で…この屋敷の中を掃除しよぉ!!
「置いてくなぁ!!」
ブタの鳴き声は無視して、部屋を後にする。
しかし、こんな紫のスケスケネグリジェとか恥ずかし過ぎるんだよなぁ…
何か無いのか!?
探しながら屋敷内のゴミ掃除しなきゃね。
こんなお屋敷だからメイドさんとか居るよね?
幾つかの部屋を見て回った。
衣装部屋?サイズこそ合わないけど、何とか着れる服が…あった!!ちょっと露出どの高いけど…紫スケスケネグリジェよりはマシだな…ハサミも入手!!武器として使えるかは解んないけど…無いより良いか。
気を取り直して屋敷内を歩き回る。
色んな部屋を見て歩いたけど、不審なヤツはワタシを連れてった三人と地下の入り口に一人と、地下に三人くらいか?庭には凶暴そぉなワンコが放し飼い…
ワタシの裸を見た三人の顔には見憶えがある。結婚披露パーティー場に来た兵士だ。
にゃろ…ワタシの親友の晴れ舞台を台無しにしやがって!!
地下の入り口に居るヤツは…寝こけてる?
ならば、デコピン式空気圧縮手裏剣で動けない様に…はい、四肢を打ち抜きました!!
「ふがぁ!!?」
声を出してんぢゃ無い!!
ワタシはソイツを踏み付けて、
「騒ぐなよ犯罪者が!!」
「んな!?き、貴様!!こんなトコで…」
それ以上は何も言わせない様に、蹴り付ける。
「黙れ下衆が…」
「ひっ!?」
何で美少女に睨ませただけで悲鳴を上げるのよ!?
腰に差してる剣を拝借する。
「貴方…ボーガンを撃ってたヤツよね?何でこんなトコに居るのかな?」
ワタシは剣を、男の胸に押し当てて聞いた。
「ココと組織の繋ぎの一人だから…」
「組織って?」
「猛超犯党の下部組織の北犯党です。」
「あら?正直なのね?裏切り者さんとかしてて良いの?」
「どの道死ぬなら道連れは多いに越した事は無いからな。」
「うんうん、正直なのは良い事だぁね。猛超犯党は無くなったんぢゃ無いの?」
「北犯党と南犯党は残ってる。」
「そぉなんだ…ま、覇権を…とか言って暴れないならほっといてあげるんだけど…ココに居るのは見逃せないから、潰してあげるね?」
かづっ!!
剣の鎬で頭を叩き気絶させ、地下に入る…少し歩くと牢が有るがその前に三人の見張りが…生き証人確保の為に、デコピン式空気圧縮手裏剣!!
「あがぁ!?」
「ぎゃぁ!?」
両手両足を打ち抜…けない!?
二人はのたうち回ってるのに一人だけ無傷だと!?
「だぁれぇだぁ!?」
くっ、一人だけ普通ぢゃ無いヤツが居たのか!?
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