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餌付け!?

風邪ひいてダウンしました。

なんとか間に合ったかな?内容がちゃんとしてるなら良いんだけど…

さて、あの樹上家屋ツリーハウスに人が居るって事は解った…でも、敵性勢力なのか、友好的なのか…ソコが疑問だ。

見えたのは一人、しかし、一人だけとも限らないのか怖い所…

まぁ、逃げに徹するなら何とかなるでしょ?撒菱まきびしも有るからね。

ソレにいざとなったら火遁も視野に入れて、癇癪玉かんしゃくだまもいくつか持ってるし。何とかなるかな?あっ…火薬とかままに叱られるかも…


「こんにちはぁ!!誰か居ませんかぁ?」


ワタシはコレまでコッチで聞いた全部の言語で挨拶をしてみた。今この場に居るのはワタシだけ。他のみんなは物陰に隠れてる…つもりみたい…おじぃちゃんや耕作おじぃちゃんだったらもっと解らない様に隠れるよ?


{コチラに来るな。コチラには用は無い。}


おっ?また聞いた事の無い言語だけど、ワタシには普通に日本語に聞こえるから不思議だよね。


{アナタに用が無くても、ワタシには知りたい事が沢山有るんですけどぉ〜?}

{ソレに応えてやる必要性を感じない。}


あ…やっぱりそぉですよね?でも…ワタシには用件が有るんだよね。


{えっと…色々聞きたい事いっぱい有るんだけどぉ〜?}

{話す事は何も無い。}


取り付く島も無い…


{解りましたぁ〜また来ますねぇ〜!!}

{二度と来るな。}


うん…冷たいね。多分、三人が居るのはバレでるよね。


「さ、帰りましょ。」

「良いのか?」

「今、何を言っても聞く耳持ってくれませんよ。少し間を開けてまた来ましょぉ。その間は…」

「…予定通り探索か?」

「…だね。流石ワタシの旦那様!!」


おぢさまといちゃこらしながら飛行自動車ファンタジードローンに乗り込み、拠点に帰る。

ソレから二日間は予定通り…行かないよねぇ…

吹雪め!!やっぱり吹雪いてるよ…

でも大丈夫なんだよ。この二日間で飛行自動車用のエアコン?の術式も出来て、薪も不要になってる感じ?一応火も点けて、拠点内は暖かなんだけど…


「…って事で、ワタシはこの前の所に行ってきます。」

「一人でか?ソレはダメだぞ?せめて参謀だけでも連れて行け。」

「はぁ〜い。」


むふふ。デートだデート!!途中で飛行自動車の中でいちゃいちゃしてもバレない!!ってか、コレはバルコーさんの気遣い?エラい!!褒めてあげる!!


「ぢゃぁ、私は操縦士として一緒に行きましょぉか?」

「だったら護衛も必要ですよね?」

「オレ達も着いて行きます!!」


なんでユマさんとゴンゲンさんとノナガさんが名乗りを上げるんだ?ワタシとおぢさまだけぢゃダメなのか?


「三人とも良いのか?」

「はい。ココに居ても身体が鈍っちまいますから!!」


バルコーさんの問いにゴンゲンさんは胸を張って応えた。

うぅ…いちゃいちゃ出来ないぢゃんか…


「そぉか、なら頼もぉ。アヤナ姫もソレで良いな?」

「…はぁい…」


ワタシは不機嫌を隠そぉとせずに、ぶっきら棒に答えた。折角のデートが…ま、吹雪の中行くんだから心配もされるか…

そして、五人で飛行自動車に乗り込み、


「何か有ったら即時撤退ですからね?最悪の場合、ワタシ達を見捨てて自分達だけで逃げて下さい。」


最後の悪あがきだ!!何か問題が発生して、ワタシとおぢさま二人が取り残されれば、いちゃいちゃ出来る時間が舞い込むってもんよ!!トラブル大歓迎!!


「はい。そのつもりでは居ますが、やっぱり大切な従姉妹とその旦那さんは命にかけて守れるモノなら守るわ!!」


なんか違うベクトルのやる気になられたぞ?いちゃいちゃさせてくれ!!

はっ!?まさかユマさん、旦那さんと離れ離れだからって、ワタシをヘビの生殺し状態にするつもりか!?

ワタシはユマさんの顔を見て再度確認する。そして、その目は「一人だけ幸せにとか考えて無いよね?」と語っている様に見える…コレは邪推か?

そして前に木を伐採した所に来て、飛行自動車を降ろした。拠点の吹雪はなんのその。ココまで来たら吹雪が止んでて、肌寒いくらいの気温になってる。


「では、ココからは二人で向かいます。着いて来たら、相手が警戒しまくると思うので待機してて下さいね?」

「えっ?それだと護衛に名乗りを上げたのがバカらしく無いですか?せめて目的地までご一緒させて下さい!!」


おい、ノナがさん?アナタいつからそんな仕事熱心になったの?


「ん?そぉか?なら、危険だと判断したら直ぐに撤退だぞ?ソレで良いな?」

「「「はい!!」」」


って、うぉい!!おぢさま!!何勝手に話まとめてんの!?

ふぅ…おぢさまって、公私混同しないのね…


{こんにちはぁ〜!!}


ワタシは樹上家屋ツリーハウスに、向かって声をかけた。

すると、右側の茂みからガサガサ音がして、犬!?にそっくりな動物が出て来た…大きさ?最初に会ったキキョーちゃんくらいの大きさ…ワタシくらいなら丸呑み出来るくらいには大きいけど、害意は感じ無い…云うなれば、飼い慣らされたわんこって感じかな?


「「「うわぁー!?」」」


あっ、ユマさん達が取り乱しちゃった!?


「騒がないで!!この子はワタシ達を害するつもりは無いわよ。だから落ち着いて。」


コクコク頷き三人は抱き合っていた。因みに、ユマさんは粗相をしちゃってるけど、見なかった事にする。


「お腹は…空いてないみたいね。まさか…アソコの人に飼われてるのかな?」


ワタシの言葉が解ったのか、わんこは、


「くぅ〜ん…」


と鳴いてワタシに頬擦りして来た。


「そっかそっか。うんうん。良い子だね。あっ、ご飯食べる?お口に合うか解ん無いけど。」


と、魔法の袋から前に狩って入れっ放しにしてた熊さんを出して上げた。


「がふがふがふ!!」


熊さんを見たわんこはスゴい勢いで食べ出した。


「そっかそっか。美味しいかぁ。たんとお食べ。」


餌付け成功かな?

しかし…あの人、家から覗き見だけして、今回は声も聞かせてくれない気か?仕方無いなぁ…


「おぢさま、出直しましょ。」

「ん?良いのか?」

「うん。あの人、見てるだけだもん。」

「そぉか…仕方無いな…」


ワタシ達はまた出直す事にした。

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質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたら他の作品「(仮)日本古武術の可能性」「いぢめられっ子の逆襲(仮)」も合わせてお読みください。

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