友達!?
はたして、キューリュー王国は見付かるのかな?
「くあぁ〜…!!沁みるなぁ…こんな所で風呂に入れるとか…」
豪快な声を上げて、ジーサさんはお風呂に浸かる。
「あれぇ〜?三日間くらいは我慢するんぢゃ無かったんですかぁ〜?」
ワタシは意地悪くジーサさんを覗き込み、そぉ言った。
「んな!?いえ…その…有るんだから入りたいのが女心ってヤツですよぉ!!」
「はいはい解りました。それから…軍での行動中…特に戦闘中には必要以上の敬意やなんかは不要ですから。みんなを見て下さい。中にはワタシを…」
と言った時、ユマさんがワタシに近付いて来て、抱っこして来た。
「やぁぁ〜ん!!アヤナちゃんと久々にお風呂だぁ!!」
ってオモチャにされる。
「お、おい!!ユマ殿!!流石にソレは…」
ジーサさんが慌てて阻止しよぉとするけどワタシはソレを手で制し、
「ご覧の通り、ワタシをおもちゃにする人も居ますしね。こんな程度で、みんなが元気になって、お仕事に頑張れるならソレで良いんですよ。お仕事中とは云え、癒しも必要ですから。ま、ワタシもみんなに可愛がって貰えるのは悪い気はしませんから。」
ユマさんのおっぱいに身体を預けて、ふにゃけた表情でそぉ伝えた。
「えっ!?よろしいのですか!?」
「うん!!女の子限定だけどね。ワタシに触れて良い男は旦那様だけだから!!だから、ジーサさんも遠慮無くワタシを可愛がっても良いんですよ。」
「…努力します…」
って、ジーサさん?努力する様な事ぢゃ無いんだよ?
ソレからワタシは軍の女の子達にめっちゃ可愛がられた…ココにユーリちゃんが居ないのが救いだよ。
「姫しゃまぁ〜!!やっぱり姫しゃまが一番素敵にゃぁ〜!!」
と、今度はミィちゃんに抱っこされる。ミィちゃんも小柄なんだけど、ワタシよりは大きいんだよね。おっぱいも…
「ミィちゃんもめちゃくちゃ可愛いよぉ〜」
「んにゃ!?姫しゃまには負けるにゃ。」
あっ、ミィちゃんも自分が可愛いって理解してるのか!?流石女の子だねぇ。
「あの…こんなにまで緩くて大丈夫なのですか?」
ジーサさんはそぉ言うけど、
「良いんですよ。ワタシが国民のみんなを守りたいって思うのと同じくらい…それ以上にみんなは身近な人達を守りたいって気張ってくれてるんですよ。そんな同じ目的を持って一緒に行動してるんです。仲間に王族だ貴族だ平民だって区分けは不要なんですよ。ワタシに言わせれば、王族、貴族、平民なんて垣根は、それぞれの仕事の区分けでしか無いんです。」
「姫様…解りました。私は生涯、姫様に忠誠を誓います!!」
をい!?ジーサさんはいきなり何を言ってるんだ!?アホですか!?
「誓わないで下さい。迷惑ですから。」
ワタシはキッパリお断りした。
「えっ!?何故ですか!?」
心底不思議そぉに言って来た。
「友人が忠誠とか変過ぎます。」
そぉ、ワタシは一応王族なんだけど、同じ釜の飯を食べるみんなは、同士で有り友人なのだ!!
「ゆ…友人…ですか!?」
「はい。まさか…ワタシとお友達になってはくれないんですか!?」
ワタシはワザと悲しそぉに言って、涙を拭うフリをする。
「うにゃ!?姫しゃま!?泣かにゃいで!!わたちには一番大事にゃ友達にゃ!!」
って、ミィちゃんが慌て出しちゃったよ。想定外の所に効果が出ちゃったよ。
「ジーサさん?ちょっとあんまりぢゃ無いですか?」
「お堅いのは、まぁ騎士団員だから仕方無いのかもしれませんが…」
「アヤナ姫様を泣かすのでアレば、わたくし達全員を敵に回すと言う事をお忘れ無く。」
って、軍のみんながワタシ達を…って云うか、ジーサさんを囲んで…スケバングループがリンチでもするかの様な雰囲気になっちゃったよ!?
「えと…姫様?泣かないで下さいね?ホントに私が友人で良いのですか?」
ワタシはジーサさんの言葉にコクリと頷いた。
「そぉですか…では、コレからもよろしくね?」
ジーサさんは少し砕けた口調になってくれた。
ふふふふふ…少しからかってやれ!!
ワタシはミィちゃんから離れ、ジーサさんの膝の上に乗った。
ジーサさんはビクっとしながらも、ワタシを抱き締めてくれた。
ソレを見た軍のみんなは、そのままワタシをおもちゃにし始める。
気を抜ける時に気を抜くのは良い事なんだよね。
お風呂を上がったらお休みの時間。とは云え、軍事行動中なんだけど…魔獣も居ない小さな島だけど、一応の警戒は必要で…ワタシの天幕の四方を交代で見張るらしい…そんな事、しなくても良いのにね。
みんな過保護なんだから…
その日、何事もあるワケも無く、良い感じの目醒めだ。
朝食とお着替えをして、
「さて、キューリュー王国探索二日目、張り切って行きますよぉ〜!!」
「「「「「はぁ〜い!!」」」」」
みんなの気合いバッチリな返事を聞き、飛行自動車に乗り込み、二日目の探索を始める。
「ふぅ…昨夜は生きた心地がしませんでしたよ…」
多分お風呂での事だろぉね。
「みゆなの殺気凄かったもんねぇ…」
「はい。皆さんがアヤナ姫様をホントに慕い、大切に思ってる事が伝わって来ましたよ。」
「だと良いんですが…ただの象徴的扱いぢゃ無ければ良いんですけどね。」
「ソレは心配しなくても宜しいのでは無いですか?」
「そぉ?」
「はい。皆さんの底無しの愛情が伝わって来ましたもの。」
「あははは…あの圧が愛情ですか?」
「えぇ、あの圧は単なる敬意だけでは出せませんよ。」
などと話しながらも、二人で陸地を探す。
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お時間がありましたらもう一つの作品「(仮)日本古武術の可能性」も合わせてお読みください。




