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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第三幕 結婚式!?
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おはようございます!?

朝の一幕

翌朝…

早くに起きて、手紙をしたためた。

シェルビーさんには二度と会いたく無いとの旨を書いた。ある事ある事全てしたためた。

それを持っておぢさまのお屋敷に持って行き、ままに渡る様に頼む為だ。

起きていたママに出掛けて来ると伝えて、おぢさまのお屋敷を目指す。

お屋敷に着いて、門番さんと話して中に通された。


「アヤナちゃんが来たらそのまま通す様に言われてるからね。」


って言われた、ワタシの立場は伏せてお屋敷中に周知させている様だった。流石おぢさま、やるなぁ…


ドアノッカーを叩くと…リンカさんが出て来た。


「あ〜!!リンカさんだぁ!!」


言ってついつい抱き着いてしまった。


「あれ?アヤナさん!?どぉしたの?こんな朝早くに!?」

「おぢさまにお願いがあって来たんだ!!」

「旦那様に?ぢゃぁ、こっちに居るから着いて来て。」

「はぁい。」


リンカさんに連れられて、おぢさまの寝室に連れて来て貰った。


「ちょっと待っててね。」


と言って、

こんこんこん

扉を叩くと、おぢさまの声がした。


「どぉした?」

「アヤナ様が頼みたい事があるとお越しです。」

「書斎に案内しててくれ。」

「かしこまりました。」


って話が付いた。


「ぢゃぁ、こっちね。」

「はぁい。」

「王都までの旅はどぉだった?」

「そぉだなぁ…概ね楽しかったよ。」

「それは良かったですね。」

「リンカさんのお陰で魔法もかなり使えてるしね。」

「お役に立てたなら幸いです。」

「もしワタシに子供が出来たらリンカさんに教えて貰いたいなぁ。」

「そんなに褒めても何も出ませんよ?」

「褒めて無いもん。本心だから。」

「んな?何か照れるわね。」


なんて話してたら書斎に着いた。


「少し中で待っててね。」

「はぁい。」


少し待ってるとおぢさまが顔を出した。


「こんな朝早くに頼み事とはどうかしたのか?」


おぢさまは頼んだ通り、いつもの様に対応してくれる。有難い事だ。

ワタシは手紙を出して、


「コレがままに届く様にして貰いたいんですけど…」

「手紙か?」

「はい。」

「ふむ、御者に持たせれば届くだろう、引き受けよう。」

「あと…」

「まだあるのか?」

「リキータさんが御結婚なさるらしいですね?」

「リキータを知っていたのか?」


ワタシは魔法の袋をテーブルに置く。


「コレはワタシの親友から譲り受けたモノです。」

「魔法の袋か…ソレが?」

「コレはリキータさんの奥さんになるエレーナさんの持ち物でした。」

「んな?」

「こんな貴重品を譲り受ける程度には仲良しだったんですよ?」

「それは…知らなかったんだ…すまん。」

「ワタシも結婚式には出席しても良いですか?こっちに来て初めて出来た親友が二人とも同じ日、同じ場所、同じ時間に結婚するんです。良いですよね?」

「参列してくれるならこの上無い!!是非来てくれ!!と云うか、明後日出発するから一緒にどうだ?」

「連れて行って貰えるんですか?」

「勿論だとも!!」

「是非お願いします。明後日の朝、またお伺いしますね?」

「待ってるよ。」

「ではワタシの用件は終わりました。」

「そうか?朝食は食べて行かないのか?」

「マナーとか気にせず食べたいので、家に帰ります。」

「そうか、余り引き止めても迷惑だな、ではまた明後日な。」

「はい。またお伺いします。」


そぉ言ってお屋敷を後にした。


おウチに帰っている途中、宿屋の前で商人のおじさんに会った。


「おはようございます。」


にこやかに挨拶した。


「ん?おぉ、アヤナちゃんか?ハンターぢゃ無い普通の女の子に見えて一瞬解らんかったぞ?」

「あはは…普段はこんな感じなんですよ?」

「こりゃまた、めんこいな。」

「もぉ、正直なんだからぁ!!」

「ははははは、こんな可愛い娘に見送られるとか幸先良いな。」

「もぉ発たれるんですか?」

「こっちでの仕事は終わったから、今からケタタに行くんぢゃよ、向こうには十日くらい居るんぢゃよ。」

「わぁ!!ワタシも明後日ケタタに出発なんですよ!!」

「ほぉ、向こうでも会えると良いな。」

「ですね。道中お気を付けて。」

「ふむ、アヤナちゃんもな。」


おじさんと握手して別れた。


そして、おウチに入ると朝食の準備も出来ていて後はおねぇたんが起きれば…まだ寝てるんかい!?


「ママ、おねぇたん起こして来るね!!」

「あら?ぢゃぁお願いね。」


ママからの頼みだ!!しっかりやってやる!!


「おねぇたん!!朝だよぉ〜!!おっきしてぇ!!」


ユサユサ揺さぶる…


「く〜く〜…」


起きない…あれ?

殺気を放ってみる。ワタシならそれだけで飛び起きるけど…


「むにゃむにゃ…」


なんで?ほっぺをツンツンしてみる。


「ん〜…」


耳元で…


「おねぇたん!!おはよぉ〜!!」

「く〜く〜すぅすぅ…」


なんでだよ!?コレで起きないとか何考えてんだ!?

仕方ない、最終手段だ!!

ちゅっ!!

ほっぺにちうだ!!

コレなら流石に…起きねぇよ!?どぉなってんだ!?

おねぇたん…寝起き悪っ!!

いつもママがしてたから知らなかったよ…

おねぇたん…低血圧なのかな?

ペチペチペチ

ほっぺを叩く。


「んなぁ〜…」


ちょ…起きてよぉ〜!!もぉ仕方ない!!

必殺!!布団めくり!!

ばさっ!!

綺麗に布団が宙を舞う。


「ふあっ!?」

「おねぇたんおはよぉ!!」

「ん!?彩奈ちゃん?おはよぉ。」


まだ眠いのか目を擦りながら緩慢な動きをしている。


「早く顔を洗って歯磨きしましょうね!!」

「はぁい。」


あ、まだ寝ぼけてる…

おねぇたんの手を引いて洗面所に…まだ半分寝てやがるし…ばしゃばしゃ…顔に水をかけてあげる。


「ぴやぁっ!!」

「おねぇたん、起きた?」

「えっ?えっ?えっ?あ…彩奈ちゃん?おはよぉ…?」


あ、やっと起きた…しっかりしてよおねぇたん…いつもとの落差で死ねるくらいだよ?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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