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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第一幕 忍者の転移!?
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異文化交流!?

ちょいちょい修正入ります!!

いやぁ…盛大に泣いた。いつ以来だろ?あんなぎゃん泣きしたの?

アイリーさんには恥ずかしいトコ見られたなぁ…

その、アイリーさんに手を引かれハンター組合に戻ってまいりました。

ムサい筋肉達磨達を見せられた後のオジ様…やゔぁい!!きゅん死しかねない暴力だ!!

いかん鼻血出そぉ…


「よぉ戻ったな、待ち侘びたぞ!!」


オジ様がワタシの身体を求めて待ってたの!?

って目線がアイリーさんに!?

まさかのライバル!?

二人共ってムリっすか!?


「何を待ってたのよ、お父さん?」


ギギギギギ…

錆び付いた何かみたいな音と動きでアイリーさんを見やる…

オトーサン!?

このロマンスグレーのナイスミドルとこの美女が父娘!?

…………納得!!

イケメンオジ様の娘なら美女で間違い無いっす!!

逆にブスかったら、母親似だからワタシと違うタイプだし!!

まだ脈、斬れて無いし!!なんなら、奥さん居ても愛人枠でも良いし!!

等と、下らない事を考えてたら二人の話しは終わったみたいで、ワタシに話しが振られていた。


「…ってアヤナちゃん聞いてる!?」

「…はっ!?ワタシは何を?」

「あ…こりゃ聞いてなかったか。」

「何かじゅうよぉな話しでも?」

「今日は、もぉ遅いからウチに泊まってってって事。宿泊施設はあるけど…ソコにポイぢゃ味気ないしね…ならウチに泊まって貰って…ってね。彩奈ちゃんさえ良ければだけど…」

「是非!!」

少々喰い気味にに前のめりになりつつ、よばい…もとい!!素敵な父娘とのお泊まり!!ヨダレモンでっせ!!

素敵なオジ様と、素敵なお姉様、どっちでも、うえるかむ!!


「そぉだな、いくら強くても、ムサいヤロー共の泊まるトコにこんなお嬢ちゃんを一人置いてはいけんよなぁ…」

「って事で、彩奈ちゃんは暫くウチの娘になるのよ!!」

「って事は…アイリーさんがワタシのおねぇたんになってくれるんですか!?」

「そぉよ、頼りないけどよろしくね。」

「わぁ〜い!!」


云うが早いかワタシはアイリーさんに抱き付いていた。

いずれ、ままって呼ばれる日が来るかもよ?

そんな風に思ってた時期がワタシにも在りました。

やっぱり居やがったよ!!これまたナイスミドルで綺麗な奥様が!!

アイリーさんのままなんだから綺麗なのも納得だよ。

ロマンスグレーはココでは諦めよぉ…

しかし、コレは集合住宅?あまり広いおウチぢゃ無いけど、なんかあったかみがある。

荷物をアイリーさんの部屋に置かせて貰って、ワタシには少し大きめの服を借りお風呂の準備!!

急遽ワタシが加わってお料理が足りないらしい。手伝いたいけど…他人様の台所は触らないのが吉!!

大人しく、アイリーさんと公衆浴場へ!!

なんと!!この世界の女性は下着は穿かないのが普通みたいだ!!

因みに胸はサラシみたいなのをオッパイに合わせて巻くらしい。

なるほど…ワタシみたいなヒラヒラなミニスカート姿の人が見当たらないワケだ…

スカートだけみたらワタシはスーパービッチに見えてたよぉだ…

組合から迷惑料出てたから明日アイリーさんに付き合って貰って服を買いに行こぉ!!

お風呂の中はまるで銭湯だった!!

まぁその辺はそんなに大差は出ないか…


銭湯内ではアイリーさんと一緒に閉じ込められてた人達が何人か居た。

口々にお礼を言われ、背中の洗いっこをした。

気付かなかったがワタシはかなり汚れてたみたい…洗ったらかなり手ぬぐいが黒い汁出してた…

こっちにもちゃんと石鹸は在りました。良かったよぉ〜。

お風呂上がりは良く冷えた牛乳!!

腰に手を当てて一気にグイっと!!

ぷはぁ!!

コレが一番美味しい!!って…冷えた牛乳まであったよ!!

至れり尽くせりだなぁ…

日本人をココまで満足させるとは…

異世界侮り難し!!

さてお風呂上がりにお外で涼み、仲良くなった人達と他愛無い話しで盛り上がり、そろそろ何処の家庭も夕食時らしくお開きになった。

明日はお昼からみんな兵士の詰め所に行く事になってるらしい、ワタシもよばれてるんだって…アイリーさんに聞いた。

おウチに帰ったら、ママさんが美味しそぉなお料理で迎えてくれた!!

お腹の虫も鳴いている!!

当たり前だ!!

朝食べてから活動しっぱなしで今まで何も食べて無かった!!お風呂上がりの牛乳はノーカンで!!

ママさんの作ってくれたすぱげっち…


「いっただきまぁす!!」


食べる前の挨拶もして…美少女にあるまじきがっつきを披露してしまった…(汗)

仕方ないぢゃん!!一口食べたら余りの美味しさと空腹に負けて野性化しても仕方ないぢゃんよぉ!!

ままさんの用意してくれてた料理をほぼ一人で食べてしまいました。ごめんなさい…

そして…


「ご馳走様でした。」


ソコは日本人らしく手を合わせ、感謝するのでした。

皆さん何を呆気に取られてますか?

隣に座ったアイリーさんが、ハンカチでワタシの口周りを拭いてくれた。

なんか恥ずかしい…


「ふふふっ、あんなに強くてカッコ良かったのに、それ以外が子供っぽいって…三周くらい回って一家に一人欲しいキャラだわ!!」


アイリーさん…なんなんですか?そのひょぉげんは?

オジ様もママさんも幼女に向ける温かい眼差しは何ですか?


その日の夕食の話題はもっぱらワタシに付いてだった。武術は誰に習ったのか?とか、家族は?とか…

当たり障りの無い範囲で答えた。なんかママさんが涙して、「ウチの娘になっても良いのよ!!」とか言ってたし…アイリーさんには、「私が側に居るからね!!」って抱き締められるし…

なんでだ!?

その日はそのままアイリーさんの抱き枕になった。

オッパイ枕サイコーでした。

ワタシもいつかはあんなオッパイ欲しいです。

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