木材製作!?
トランプ量産体制を作るのかな?
ワタシとチーフさんが商会に戻ると…
「おっ?帰ったか。」
「おぉ、彩奈ちゃんおかえり。」
「ただいまぁ!!って、なんでおじぃちゃん達がココに居るのよ!?」
そぉ、おじぃちゃんと耕作おじぃちゃんの二人が商会の開発工場に居るんだよ!?
「ん?あぁ、彩愛ちゃんがの、帰るまで、彩奈を手伝ってくれと言って来たんぢゃよ。しかし…ユンボを作るのは良いが、少々軽そぉぢゃな…」
「えっ?ダメなの?」
「当たり前ぢゃ。モノを持ち上げるのに、車体が軽いとひっくり返るぞ?」
「そぉそぉ、怪我人…下手をしたら死者も出かねん。最低でも彩奈ちゃんが百人くらいは無いとダメぢゃぞ。」
と、ユンボに関して、おじぃちゃんずから苦言を呈された。
「…とは云え、鉄の加工もまま成らん様ぢゃしの…隙間に石をドッサリ入れておくと良いぢゃら?運転席ももぉ少し高い位置にして、石を入れるスペースを確保するべきぢゃな。」
「そっかぁ…考えて無かったや…」
「さ、ワシ等も手伝うから、さっさとするぞ!!」
「うん!!」
と、おじぃちゃんずの力も借り、ユンボの制作は完成まで丸一日で終わった。
「出ぇ〜来ぃ〜たぁ〜よぉ〜!!」
ワタシがお城に帰る直前、ハルノちゃんから報告が入った。
「ホント!?解ったよ!!明日朝イチで納品だね!!」
「一緒にぃ〜行くぅ〜?」
「もちろん!!開発者が一緒に居ないと意味が無いからね!!」
と、翌日の朝イチの仕事が決まった。
コレで色んな所での活躍も期待できるよね!!
そして、
「へぇ…コレで木を運べるのか?」
製材所のグミさんはユンボを見て感嘆の声を上げた。
「はい!!その分大きくなりましたけど、数人分の仕事は出来ますよ!!」
「どぉ扱うんだ?」
「ソレはあの両手の棒で動かすんですけど、魔法力がかなり必要になります。」
「魔法力?」
「はい。動力は人間ですから、最低限二人で、交代して扱う事になるかと思いますが、自動車を、一日中運転出来るなら、一人でも大丈夫ですよ。」
「へぇ…となると、人件費もかなり節約出来る様になるって事か…」
「ま、初期費用はかかりますけどね…」
「だろぉけど、その浮いた分で、職人を増やせれば…」
「かなりの売り上げ増になるでしょぉね。」
「よし!!この前のと合わせてコレを買ったらいくらになるんだ!?」
「えと…どのくらいだろ?コレもですが、量産用のまほうの道具を作って丸投げするつもりですから…まだハッキリと数字は出てませんが、五百万ニシナくらいにはなると思います…」
「五百万か…まぁ、そのくらいはするだろな…解った。買おう!!」
「いやいや、まだ確定ぢゃ無いですからね?」
「あぁ、多少高くなっても良いぞ!!」
グミさん太っ腹だなぁ…
そんな会話をしてる途中、ハルノちゃんは黙々と作業をしていた。
ユンボの爪で、木を挟んで、持ち上げて、運んで、丸鋸の有る台に乗せて、ベルトコンベアを付けた台を操作しだす。
丸鋸作業を四回繰り返すと、正方形の柱が出来上がった。
「モノの数分で一本出来上がりやがった…」
「この丸鋸でなら一ブランずつ太さを変えられますから、色んな太さの柱が作れますよ。」
「すげぇモン作ったな…」
「えへへ…こんなの有ったら良いなぁ…って思ったのをワタシが絵に書いたら、あの機械を扱ってる、ハルノちゃんや技術者さん達が作ってくれるんですよ。」
「あんなまぐとか前代未聞だぞ…」
「だから良いんですよ!!」
「そぉなのか?」
「はい!!前例が無い事をするのが良いんですよ!!」
「前例が無いと、二の足を踏みそぉなんだがなぁ…」
「そんな事してたら誰かが歩いた道しか歩けませんよ?」
「確かにそぉなんだが…」
「偉大なる先人達は、誰もしなかったからこそ偉大なんですよ。出来る出来ない、責任の在り処とか、そんな下らない事を論じるのが一番悪いんですよ。」
「へぇ…若いのにしっかりした考え方なんだな…」
「そんな事無いですよ。前例が無いとか言い出す人は千年経っても同じ事を言って、何もしないんですから。」
「確かにそぉだな。私も何か新しい事に挑戦するのも悪く無いかもな…」
と、グミさんも二の足を踏んでいた事でも有ったのかな?
その後、ハルノちゃんが職人さん達に使い方を説明している。
ワタシも知りたいけど、あそこに混ざる勇気は無いかな?
しかし、あんなベルコンいつの間に作ったんだろ?
その後、職人さん達が代わる代わるユンボとベルコンと丸鋸を使っている。今は練習って感じかな?
今まで、柱とかは、皮を剥いだ木材をそのまま使ってたり、が多かったみたい。
でも、コレからは粘土と樹液鋼の家が多くなるかもね。
それでもやっぱり木のおウチって良いよね?
そんな話をしたあと、
「ぢゃぁ、あとの事はお任せしますね。」
と、帰ろぉとした時、
「あぁ、なぁ、あの鋸だけど、もぉ一台用意出来ないか?」
「可能ですけど…どぉしたいんですか?」
「あぁ、往復で切れればかなりの時間短縮になるなぁ…ってね…」
「なるほど!!帰ったら早速やってみますね!!」
と、約束して、ハルノちゃんと話しながら帰った。
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お時間がありましたらもう一つの作品「(仮)日本古武術の可能性」も合わせてお読みください。




