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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第十九章 商会のお仕事
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取り引きですか!?

何かが起こるのか!?

翌日から午前中はハルノちゃんの講義を受け、午後からは軍の訓練、そんな日々の中、着々とゴヒ・リオン辺境伯閣下に贈る自動車も作っている。そんな忙しい毎日なんだけど、ちゃんと旦那ともお風呂を堪能したり、ちゃんと子作りにも励んでる。

いやいや…そんなホーコク要らないよね。

そんな日々を過ごしていたら、出来ましたよ無線機!!ポッケに入れておける程度の大きさで!!

まぁ、時差とか考えると、陛下さんトコが一番離れてるのかな?この星の一日が体感で地球より少し長めかな?クシコが夕方だったらコッチがお昼くらい、って事は…大体六時間くらいの時差かな?

ま、数時間くらいはお話し出来るよね。

工場の人員はザキヤミ商会の余剰人員を回して貰えて、何とか量産体制が整い、先日からどんどん生産が出来ている。この調子だとあっと言う間に元が取れちゃうよ?

アレからハンター組合にも顔を出したけど、叔父様に、


「もっと頻繁に顔を出して欲しいモノですな。」


って言われて受け取った皮袋には金貨がどっさり…何枚の金貨が入ってんのよ!!重くて持ち上げらんないんだけど!?


「持ち上げられる程度溜まったら取りに来て欲しいですよ。」


ってお小言言われちゃったぢゃん…知るかそんな事!!この前六千枚減ったばっかなのに!!また増えてんぢゃん!!

ままの制定した知的財産権のせいだ!!百枚だけ残して国庫に入れとくか?

ソレから講義だけど、話し方が間伸びし過ぎてて、半分くらいしか解んないけど何とか基本は理解出来たよ!!ワタシは気付かなかったけど、魔法って、魔法陣がうっすらだけど現れるんだって、ソレがそれぞれの系統毎に違うから、ソレを書き写すのが最初の作業らしい。例えば、氷と水は似てるけど、微妙に違いが有るって言うし、ワタシもその辺勉強しなきゃね。

ソレでワタシが最初に実験で作った魔具はマグカップだった。魔具だけに!!


どんなマグカップかって云うと、魔法の力を込めると、まずは水が八分目まで出来て、その中に氷の粒が幾つも出来て、キンキンに冷えた水をいつでも飲めるってヤツ。

コレは魔法の生成に順番付けして行う、応用的なモノになるんだって。

リナゲ・シハラクさんは明かりの魔法の道具を開発しやがった。懐中電灯みたいなヤツだけど、今までのは魔法石を使ってたんだけど、コレは持ってるだけで良いんだよね。

あとは腕輪をみんなで開発した。ただの腕輪ぢゃ無く、飛行自動車を十時間継続運転可能なくらいにまで魔法の力を高めてくれる…ハズの代物で、そこまでになったら自動で壊れるハズのモノ!!まだ実験段階だから何とも言えない。

魔法の力を高めても、ソレだけぢゃ魔法は発動しない。自分の系統をしっかり理解してて、ソレに合致したイメージと、魔法で作れる範囲のモノ…人智を超えた魔法は作れないって事だね。更に、魔法を使いこなせてる人はほんの一握り、そんなに魔法って万能ぢゃ無いからね。

そこを補うのが魔法の道具って感じだね。

ソレはソレとして、ワタシが腕輪を着けたら、ハルノちゃんとワタシのだけ、翌日には壊れた。他の人のは壊れてなかったって事は、ワタシ達の魔法の力は規定量を超えてるのかな?

試験的に開発した魔法の道具…魔具は幾つかが商品化された。ワタシが開発したマグカップは水筒型と二種類有る。山仕事とか野良仕事中にも使える様にって水筒型を、作ったんだよね。二種類共、自動で、量を認識出来るから溢れる事も無く、スイッチを付けて余計な魔法力を使わなくて済む様にして販売する事になった。

出せるのは水だけだから、色んな飲み物の売り上げには影響は無いかと思う。

新型懐中電灯も簡易照明と銘打っての販売になり、コレも爆発的大ヒット!!ソレに伴い、問題が勃発した。


「たのもぉ!!キリュウギジュツケンキュウショとはココかぁ!!」


って、イカついおぢさんが五人程来た。スーツ?みたいな良い服を着てるからそこそこ以上の人とは思うけど…


「はい、どんな御用ですか?」


と、ワタシが対応する。


「ココの代表に会いたいのだが?」

「どの様なご用件でしょぉか?」

「取り引きの話を持って来たのだが?」

「失礼ですがどちら様ですか?」


ワタシの問いに、オレを知らないのか!?みたいな目をするけど、知らない。


「オレは、ギスギス商会で番頭をしているギスギス・トルアだ。解ったら代表を出せ!!」


なるほど…こぉ云う手合いか…


「その様な態度の方とお引き合わせは出来かねます。日を改めてお越し下さいませ。」


と、ワタシは門前払いしてあげた。どこの馬の骨とか言わないだけ、アンタのトコよりはましでしょ?


「なんだと?貴様!!このオレにガキの使いになれと言うのか!!」

「はい、その様な態度の方を会長には会わせられませんので…もしお通ししたらわたくしがクビになりますので。」


ワタシの態度にコメカミをピクピクさせて、


「どぉしてもか?」

「はい。」


ワタシが答えると、


「解った…やれ。」


と、後ろのイカつい人達にそぉ言うと、後ろの人達が暴れ出した。


「早く会長を連れて来なけりゃ跡形も無くなるぞ!!」


って、研究員には手を出さないまでも、研究資材や材料をバラバラにされる。


「貴方達バカ?こんな事してタダで済むと思ってるの?」


ワタシが声を出すと、


「タダで済まねぇのはてめぇだぁ!!」


と、ワタシの腕を掴んだ。

コレはもぉ婦女暴行未遂の現行犯だね。


「きゃあぁ〜!!」


ワタシがワザと悲鳴をあげると、ハルノちゃんが動いた。ギスギス・トルアの首に棒を押し当て、


「ソレぇ〜以上ぉ〜するとぉ〜死刑ぃ〜にぃ〜なるよぉ〜?」


と、脅しにかかった。

そして、研究員の一人が走って工場を出て行った。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたらもう一つの作品「(仮)日本古武術の可能性」も合わせてお読みください。

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