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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第十七章 外交!?
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獣人さんの扱い方!?

なんで前話はあんな感じになったんだろぉ?

「うぎゃぁ〜!!おばけぇ〜!!おぢさまぁ〜!!助けてぇ〜!!」


ワタシは腰を抜かして旦那にしがみ付いて、なんとか失禁だけは免れたけど、無いわぁ!!おばけはダメだよぉ〜!!


〈あはははははは!!アヤナ姫、そんなに驚かないでくれ、コレはオヤジだ。〉


イランク王子がワタシの驚き様を見て大笑いしやがった。


「姫しゃま…おばけは苦手にゃ?」


ミィちゃんに呆れられた…なんか悲しい…


「ほら、アヤナちゃん、大丈夫だよ!!一応人間らしいよ。」

「ホントに?なんまんだぶしなくて大丈夫?」

「大丈夫だよぉ〜…」


ってカノンさんに涙を拭かれ、


「ユマ、魔法を使うのは止めなさい。」

「…でも…アヤナちゃんを泣かせたんですよ!?」

「殺したいのはワシもだが、一応アレでも国王だ、抑えろ。」


と、二人は静かに殺気を漏らしまくっている。

旦那は優しくワタシの頭を優しく撫でながらなんとか理性を保っていた。

カノンさんのおかげでなんとか泣き止み、おずおずと顔の腫れ上がったインケンな国王を見た…うん、やっぱりおばけだよ!!


「ひっ!!」


って小さな悲鳴が出ちゃったよ…

コレぢゃお話出来ないよ…


〈ま…まさか魔獣すら簡単に屠ったアヤナ姫って…こんな感じが怖いのか?〉


って、イランク王子に弱味を見せちゃった!?どぉしよぉ〜!!


〈お兄様、その様にアヤナ姫をいぢめてはなりません、ゴミは処分しませんと。〉


って、カリーナ姫がキツい口調でイランク王子を叱責した!?


〈そぉだな、このままぢゃ話と出来んか…〉

〈ごびどばだんだ!!ごびどば!!〉


っておばけ…国王は退場させられた。

ゴミと呼ばれた国王を隣の部屋に押し込んだイランク王子が、明日にどかっと座る。


〈さて、まずは先程の決闘の件、謝罪させて欲しいんだけど…アヤナ姫は大丈夫か?〉


心配されるのも無理はない、未だに、旦那に抱き着いてプルプル震えている。腰が抜けてるだけだよ!!


「怖いのもぉ居ない?」

「あぁ、大丈夫だ。おばけは王子が退治した。」

「ホントにホント?」

「あぁ、本当だ。」

「うん、ワタシ、頑張る!!」


と、旦那から身体を離し、さっきまでおばけが居た所を見ると、イランク王子がこちらを見ている。


〈すみません、取り乱した所をお見せしました。〉


と、ワタシは頭を下げた。


〈イヤイヤ!!こちらこそお見苦しいモノを見せた事、並びに先程の決闘のの件、深く謝罪する。〉


って謝られちゃった…なんで?


〈イヤ…確かにアレは怖かったですけど、事前に知らされていたんで…心の準備の更に上行かれただけですから…〉

〈いや、流石に他国の要人を迎えられる顔ぢゃ無かった事深く謝罪する。〉


って頭を下げてくれた。


〈そんなの必要無いですよ。それより、あの読ませて頂いた本の内容は…〉

〈ま、伝説ってだけだから真偽の程は解りかねますね。しかし、人喰いの悪魔、ソレが使役していた人魔獣、ソレから魔神…ホントに居るのかも不明ですから…〉


ん?人魔獣?ソレって…


〈現在では、人魔獣は友好的ですよ。今では魔人と呼称されてます。大昔は悪魔を魔人と呼称してたみたいです。〉

〈なんと!?それは本当ですか!?〉

〈はい。ですから、そこは考えなくても良いですよ。〉

〈は、はぁ…〉


ワタシはココまでの話の内容を旦那に伝えた。


「一度、シュウキュウ王国に来て貰うのが良いのでは無いか?」

「解った。」


と、ワタシは後日迎えに来るから来てみないかと伝えた。


〈ほぉ…ソレは興味深い。ソレでしたらあのバカオヤジでは無く、オレが行きたい所ですよ。〉

〈私も行ってみたいよ!!〉


ってカリー姫がイランク王子をゆすり出す。


〈解った解った、行く事になったら一緒に行ってみよぉな。〉

〈わぁい!!〉


って、あっちでは話が纏まったみたいだね。


「この二人が来てみたいって。」

「ならば一旦戻って、後日迎えに来るのが良いだろぉ。しかし、こちらの国々の情報が欲しいな…」

「ん、聞いてみるね。」


ワタシは旦那の知りたい情報を求めてみた。


〈ん?あぁ、四ヵ国有って、三国は同盟を結んではいるが…あ、一番東側の国には行かない方が良いぞ、言葉も通じないし、ヤケに好戦的だからな。〉

〈みたいですね。ココに来る前に寄ってみたのですが…変過ぎて護衛の二人がやっつけてしまいましたよ。〉

〈はぁ?〉

〈何十人も居たけど、話になりませんでしたよ?〉

〈…そこの綺麗なお嬢さんと、可愛い動物人間がか?〉

〈動物人間?〉


ワタシはミィちゃんをバカにされた感じがして聞き返してみた。


〈ん?あぁ…気に障ったなら謝る。こちらでは彼女達の様な種族は奴隷としてしか街中では見ないのでな…〉

〈ウチのミィちゃんはわたくしの親友ですのでその様な目で見ないで下さいね?〉


ミィちゃんを見る周りの好奇の眼の理由が解ったよ…


〈あぁ、要人としてその人はしっかりともてなすと約束するよ。〉

〈はい、ソレでお願いしますね?もし傷付ける様な事が有りましたら、シュウキュウ王国は全力を持ちまして貴国を攻撃する事を先に宣言しておきます。〉

〈解った肝に命じておこぉ…〉


と、一応の話も着いて、ワタシ達はシュウキュウ王国に帰る事にした。明日昼前にまた来るとは伝えている。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたらもう一つの作品「(仮)日本古武術の可能性」も合わせてお読みください。

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