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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第十六章 魔神出現!?
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あと少し!?

さて仔猫ちゃんはどぉなるのかな?

「調べていない場所はあと何箇所だ?」


バルコーさんはパパに聞いている。仔猫に関してはワタシだけぢゃ無くアイリスちゃんもって云うか…取り敢えず女性陣全員とおじぃちゃんに旦那もメロメロになってしまったのでそのまま放置されている。ま、キキョーちゃんが言うには、


「ごくごく普通の何の変哲もないただの仔猫ちゃんだね…違う世界から呼び出すんだから莫大な魔法力が必要になるのは当たり前だよね。」


って…まさかのランダム召喚!?アホだろ悪魔共!!ま、ソレは置いといて…パパは、


「あと五箇所で発見された場所は全て周れますね。」


と、あと五箇所かぁ…残業しちゃう!?


「ハリーマ殿、魔人側としてはどぉですか?」


と、バルコーさんは魔人さんの代表のハリーマさんに問う。ハリーマさんは、


「今作戦におきましては、シュウキュウ王国に従いますよ。トコカエ陛下もそぉ仰ってましたし…」


って、丸投げして来てる!?コレはバルコーさんの責任重大だね。


「アヤナ姫はどぉですか?」


ってワタシに振らないで!!

でも、そぉか…あと五箇所で全部かぁ…


「ままは早く帰って来て欲しいでしょぉけど、今後の事を考えたら一日、二日余分に時間がかかっても調査してみるのは良いと思うけど…どっちが良いだろ?」


ワタシもそんなキツい判断を振られてもなぁ…現場判断って云えば聞こえは良いけど…


「ではキリュウ様は?」


って、コレはワタシぢゃ無くおじぃちゃんだよね?


「ん?ワシか?」

「はい。」


おじぃちゃんが反応したらバルコーさんが肯定した。


「あと五箇所なら一日か二日ぢゃろ?多少作戦が伸びたとて彩愛ちゃんも怒るまいて。」


って、残業派かぁ…ま、おじぃちゃんの仕事からして現場判断でずっとやって来たんだよね?無理の無い程度でヤレるって感じなんだね。


「そぉですか…ならば、一日伸ばしましょう。魔人の皆さんの魔法力はどんな具合ですか?」

「全く問題無い。」


って、頼もしいなぁ…敵になられたらイヤだけど…

そんなこんなでもぉ少し…一日伸ばして明日も探索する事になった。

翌日は東側から攻める事になった。


「何でコッチからなんですか?」

「ん?あぁ…一番大きな遺跡を最後にと思ってな…」


との事だった。ま、良いかも知んないね。

バルコーさんも色々考えてるんだね。

先頭端、海側の遺跡に来たけど…船?がいっぱい有るだけで他に目を引くモノは解らなかった…六十人くらいで手分けしても特に収穫は無かった。

次の遺跡は、手槍やボウガンに剣…鎧や盾に兜等々…武器庫かぁ…良くもまぁ朽ちずに残ってたなぁ…

そして、ミイラ化した悪魔が十体程…首がもげてるし、心臓が無いし、喰われた跡もあるし…死んでから魔獣の餌にでもなったのかな?

ココにはそれ以外は見当たらない…

なんか今までの場所とまったく傾向が違う様な…

あと三箇所…昼前にもぉ一箇所行くと、そこには屈強そぉな悪魔が百体以上…まさか兵士達!?コレは殲滅しとくべきだよね!?


「ふむ…コヤツ等が目覚めておったらワシでもひと溜まりも無さそぉぢやな…早めに見付けられて良かったわい。」


って、おじぃちゃんにそこまで言わせるか…ココは今までの様な地下施設ぢゃ無いから、全員で一気に首を落として回る。勿論キキョーちゃんのアシスト付きだし、魔人さん達には警戒を任せてた。終わりが近付いた時、一体が目醒めちゃった!?

魔人さん達が数人で伸し掛かり、動きを封じてるけど…その間に軍のみんなは他の寝てる悪魔達を始末して行く。

そして、魔人さん達が取り押さえてる一体が最後になった。


「クソっ!!離しやがれ!!」


やっぱ騒ぐよね?よく見てみると、魔人さん達は悪魔をうつ伏せにさせて、両腕を裏十字に決めて関節を取り、両足もちゃんと関節を取って、背中にも二人乗っかっている。

流石にアレぢゃ動けないよね?

魔法を使えば抜けられそぉでは有るけど…

おじぃちゃんが悪魔の両耳の所に手をやり、ぱちん!!って指を鳴らす。催眠術か!?


「ヌシに少々聞きたい事が有るでの…良いか?」

「…はい…」

「ヌシは何者ぢゃ?」

「魔人王様の尖兵の一人です。」

「魔人王とは何処に居る?」

「城に居るハズです。」

「ハズとは?」

「魔人狩りをやり過ごす為に城の地下ににて眠りに就かれました。」

「魔神とは何者ぢゃ?」

「魔人の術者に因り呼び出される神にも等しき存在…」

「その術者は?」

「城に居るハズ…」

「魔神を呼ぶ施設は?」

「城に在ります。」

「他の場所にも似た物が有ったが?アレは?」

「実験の跡…」

「ヌシ等の様に眠りに着いた施設は幾つ有る?」

「さて…正確な位置、数は憶えて無い…」


と、おじぃちゃんは一旦話を止めて話し合いをし出した。


「他に聞き出す事は何か無いか?」

「兵士の数でしょぉな…兵力の把握は必要でしょぉ。」


おじぃちゃんの問いに旦那が応えた。


「兵士は全部ココに居るのか?」

「ココと城に…」


アレ?って事は…ココとお城さえ落とせれば…なんとかなる!?


「解った…ではさらばぢゃ!!」


しゅん…

おじぃちゃんが紅葉ちゃんを一振りすると首の皮一枚を残し首が斬れる。


「ふむ…思ぉた通りの斬れ味ぢゃの。」


って、満足したみたいだね。


「ならば、あとは城さえ探索が終われば帰れると云う事でしょぉな…」


と、バルコーさんがみんなを纏めた。

その日は近くに有る遺跡を見て、何か高価そぉな服を着ている悪魔がならんで寝てるんだけど…貴族か何かかなぁ?


「装飾品に金銀宝石…持ち帰って特別報酬として貰える様に交渉してみるか…魔人側ではどの程度持ち帰るかな?」


旦那がハリーマさんに訊いた。


「そぉですね…ソレは全てが終わってから交渉しましょぉ。」

「そぉか?アヤナ、頼めるか?」

「うん、全部入るかなぁ?」


狩った魔獣を全部出してからお宝の山を魔法の袋に入れる。なんとか入ったみたいで良かったよ…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたらもう一つの作品「(仮)日本古武術の可能性」も合わせてお読みください。

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