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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第十六章 魔神出現!?
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注意喚起!?

釣られて来るなよ…

森に入って少し歩けば、枯れ枝がいっぱい見えた。


「さぁて!!張り切って拾いましょぉ!!」

「「「「「はぁい!!」」」」」


みんな元気よく枝を魔法の袋に入れ始めた。

うん、そぉ云う使い方良いと思います!!

ワタシも真似してどっさり拾う。ん?なんだ?


「みんな注意して、何かが近付いてきますよ。」


ワタシの言葉にみんながピリピリする。

ガサガサ…

誰にでも解る様な大きな音がして現れたのは…超大っきいイノシシさんだ!!


「皆さん!!ご飯が出て来ましたよ!!狩って下さい!!」

「「「「「おぉ〜!!」」」」」


一人の魔法使いが水玉魔法でイノシシさんの顔を覆った。

おっ!?ちゃんと訓練した事をちゃんとしてた証拠だね。

そして…イノシシさんは暴れまくる!!いきなり溺れさせられたらそりゃぁねぇ…でも暴れるとすぐに苦しくなっちゃうよ?

案の定三十秒くらいで倒れた。接近戦闘が得意な人達がその瞬間、頸動脈、頸静脈、心臓、足や腕の大きな血管を切断して血抜き。その頃には水玉を解除、息をしてるからまだ生きてるっぽいけど、生きたまま血抜きかぁ…失血死狙いだね。良いよソレで!!

巨大なイノシシさんとの戦闘は、見ててちょっと物足りなかったかな?もっとこぉ…ま、実戦なんだからこんなもんかなぁ?

でも…


「みんなすごぉい!!流石にこんなあっさり行くとは思わなかったですよ!!」

「はい、訓練の成果が出た気がします!!」


ってみんないい笑顔だね。でも…


「そぉですね。でも、ワタシが注意しなかったら出て来るまで解って無かったっぽいし、魔法も前もって気構えが出来て無かったらと思うとまだまだ危なっかしいですよ。」

「…言われてみたらそぉですね…しかし、何故あんなに早い段階でお気付きに?」

「ん〜…そぉだなぁ…一番簡単なのは…かくれんぼかな?」

「かくれんぼ…ですか?子供の遊びの?」

「うん!!気配を探るのも、気配を消すのもソレで習得するしたかな?」

「そぉなんですか!?」

「うん、ほとんど命懸けだったからね。緊張感半端無かったよ!?」

「命懸け…ですか?」

「そだよ。おじぃちゃんなんか抜き身を持って探してくるし、おじぃちゃんが隠れた時は制限時間過ぎたら襲い掛かって来るんだよ!?信じられる!?」

「うわぁ…あの人とのかくれんぼっホント命懸けなんですね…」

「うん!!もぉ信じらんないよ!!こんな可愛い孫を当たり前の様に半殺しにするんだから!!」

「うげっ!?孫や子供を半殺しにするおじぃちゃんっていったい…」

「まぁ、素手で悪魔を屠る様なおじぃちゃんだからねぇ…」

「こっわ!!」


と話しながら、薪拾いも終わり、野営地に戻る。


「ただいまぁ!!」


って、アイリスちゃん達も帰っていた。


「あ、おねぇちゃん!!お帰りなさい!!」

「アイリスちゃんもお帰りなさい。何か良いモノ獲れた?」

「うん!!鹿とウサギとトカゲが獲れたよ。あと山菜もいっぱい!!」

「おっ!?山菜!!見せて見せて!!」


うわぁ…土筆つくしにウドにタラの芽にふきのとうにたけのこ椎茸しいたけ栗にアケビにワラビに果物系…

うん!!なんて云うか…季節感バラバラ!!

そぉだよぉ!!なんでこの世界ってこんなに季節感無いのかなぁ!!一年中過ごし易い気温で四季を感じないし…たまに雨も降るし…湧き水豊富だし…なんだこれ?日本より過ごし易い!?

まぁ…ソレよりも…


「スゴいね!!さすがワタシの妹だよ!!でもね?こっちも…どぉだ!!」


ワタシは魔法の袋から大っきなイノシシさんを出して見せ付けた。


「わぁ!!立派なイノシシだぁ!!丸々してて美味しそぉ!!」

「ワタシと一緒に行ってた人達が捕まえたんだよ!!」

「すごぉい!!毎日の鍛錬の成果が出たんだね!!」

「うん!!教官の一人として鼻高々だよ。」


と、みんなを褒めちぎっておく。


「ソレよりもご飯の用意しよっか?」

「うん!!」


薪とテント、竈門等の準備が終わって、手の空いた人から順番に魔獣の解体と、料理の下処理に分かれて作業をする。その間におぢさまの指導の下、ワタシとアイリスちゃんで、簡易の台所を作り、調理が出来る様にする。そぉしていると、山菜もお肉も下処理が終わり、調理に取り掛かるんだけど…


「アヤナ姫は手を出さないで下さい!!」

「コレは我々でしますので。」

「姫の手を煩わせるのは…」


って邪魔者扱いされちゃったよ…なんで?


「あのなぁ…お姫様が率先してそんな事したら叱られるのは道理だぞ?本来ならここに来るのもダメなんだからな?」


って、おぢさまに言われた…そんなもんなのかなぁ…お姫様って大変なんだなぁ…

ってしてたら、順調にシチューが出来上がって来た。うんいい匂いだなぁ…そして空からの組も戻って来てみんなでお昼をしよぉってなった時に、


「皆さん!!気を付けて!!何かが近付いて来るよ!!」


ワタシは気配を感じて臨戦態勢を取ると、みんなもソレに倣らう。おじぃちゃんは…なんで落ち着いてるのかなぁ…


「あ…待ってくれ!!敵意は無い!!」

「旨そぉな匂いに釣られて来ただけだ…」


って現れたのは魔人さんが二十人程…そぉ云えば陛下さんが言ってたな…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

お時間がありましたらもう一つの作品「(仮)日本古武術の可能性」も合わせてお読みください。

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