ワタシはだぁれ!?
コッチは勝手なキャラの動きが無いなぁ…
同じ見切り発車でこの差は何だ!?
う…う〜ん…ん?何かダルいんだけど!?
そんなに運動したっけ?
何があったっけ?何か頭が柔らかい感じするけど…ん〜?思い出さないなら良いかな?
ソレより起きなきゃなんだけど。身体が動かない?
ん〜どぉしよ?
「うにゅう〜」
あ〜起きなきゃだよねぇ…
「うにゃぁ〜」
めざめろぉ〜!!
「んがっ!?」
あ!、目が開いた!?まぶしっ!?太陽!?なに!?
「あ、お姉様!!目が醒めましたか!?」
ん?アレ?ワタシ妹とか居ないけど!?貴女はだぁれ?
あれ?ワタシ何してたっけ?
ん?コレ膝枕!?誰の!?決まってる!!この美少女のだ!!あれ?ワタシはなんなんだろ?
「お姉様!?大丈夫ですか?」
ワタシがお姉様?って事は…彼女はワタシの妹?
ワタシは起き上がる。
「えと…貴女はワタシの妹?」
ん?何か頭がいたひ…
「お姉様?何を仰っているのですか?」
アレ?妹ぢゃ無いのにお姉様って呼ぶの?
どゆこと!?
「アヤナ様?大丈夫ですか?」
うわっ!?スゴい美人さんだぁ!!女優さんか何か?
「あやな?ワタシがあやな?」
「なるほど…アヤナ様は少々混乱されているのですね?」
「あ…そか…何かがあって混乱してるの?何があったの?」
「アヤナ様は魔法の練習中に倒れたのです。」
「魔法の練習?倒れた?…」
何だ?情報が斜めに向いてるんだけど?
「お姉様は魔法を制御出来なかったんですよ!!」
「魔法を制御?」
「姫様ソレでは余計に混乱してしまいます。今はそっとして下さい。」
「あ、はい。」
「こんな症状は初めての魔法使用時にたまにあるのです。そんな時の対処法もありますから大丈夫ですよ!!」
「そうなんですね!?」
「ですから、姫様は黙っていてくださいね?」
「はい。」
「あの…ココは?」
「アヤナ様?色々解らない事だらけですよね?」
「あやなってワタシですか?」
「そうですよ。」
「ワタシはあやな…」
つっ!!…頭いたひ…アレ?何で頭痛いの?アヤカ?何で泣きそぉな表情してるの?
うがっ!?頭割れそぉ…………………あ!?そかワタシ倒れてんだ!!
「アヤカ、リンカさん、心配かけてごめんなさい。」
ワタシは頭を下げた。
「お姉様!!良かったぁ!!」
アヤカに抱き着かれ押し倒された…んもぉ可愛いなぁ!!
頭をなでなでした。
だって泣いてるもん…ワタシの為に泣いてくれてるんだから可愛い娘だよ…まったく。
「何か心配させて、ごめんね。」
多分この娘はワタシに膝枕してくれてたんだな…良い娘だなぁ…
「お姉様が正気に成られたならそれだけで良いのです!!」
何この娘!?嫁にしたい!!イヤイヤ、女同士だから!!
「魔法危険…」
「ソレが解って貰えて何よりです。 」
「今後はどんな練習をするんですか?」
「今後は、いま倒れた魔力の循環を途中で止める練習ですね。」
「途中で止める?どぉやって?」
「胸の真ん中に循環を留める感じです。」
「ん〜?身体に循環させて胸に溜めるの?」
「そんな感じです。」
「ん〜…何か今日はこれ以上はしない方が良い気がして来たんですが…」
「当たり前です!!今したら暴発します。」
「んな!?先に教えてて下さいよぉ〜」
「倒れた後は、循環すら出来ませんから。」
「そぉなんだ…」
「ですから今日の魔法の練習はここまでです。」
「はぁい。」
「くれぐれも自主練習はしないで下さいね?」
「解ってますよ、あんな事があったんですから…」
「ソレでは、私は仕事に戻らせていただきますね?」
「はぁい!!リンカさん、ありがとうございます。」
「リンカさん、ありがとうございます。」
二人でお礼を言ってリンカさんを見送った。
この後はワタシは髪型をアヤカに併せるんだっけ?
「アヤカはこの後何が有るの?」
「私はお勉強の時間なんです。お姉様とは違う予定になってますよ…」
少し寂しそぉな表情だ。
「そか…ワタシも特別な事が有るって聞いてるからなぁ…」
「ではお互い頑張りましょう!!」
「でも、明日からはずっと一緒だよ。」
「本当ですか!?」
「おトイレも一緒にするんだよ?」
「ソレは…流石に…」
「あはは、流石に嘘だよ。」
「もぉ!!お姉様のいぢわる!!」
「怒らないで!!あ…でも夕方は違う事するって聞いてるなぁ…」
「まぁ、夕方だけなら…我慢します。」
「良い娘だね。」
ワタシは堪らず抱き締めて頭を撫でた。
幼女な百合の花が咲きそぉとか無いからね?
二人で手を繋いで、お屋敷に入り、別々の部屋に向かう。
ワタシは言われてた部屋に入った。
ソコには散髪の準備が既に出来ていた。
「さぁ、アヤナ様こちらに座って下さい。」
メイド長さんに促され椅子に座る。
それだけで何をするか、ソコに居た人には解っているらしい。このシャツとスラックスの人が床屋さんなんだろぉ…
「よろしくお願いします。」
椅子に座って二十分程で終わる。
アヤカと同じくボブカットにされた。
今までのロングからかなり切られたが頭が軽くなっていた。
「こんなに髪の毛って重かったんですね…」
新発見だ。
「そうですね、お嬢様の場合はほぼ全ての髪が腰近くまで在りましたから尚更、そう感じてもおかしくはないですね。」
うわっ!?丁寧だなぁ…
「ありがとうございます!!」
「はい、気に入りましたか?」
「最高ですよ!!」
「そうですか、それは良かったです。ではまたの御用命を。」
そぉ言って床屋さんは出て行った。
「さて、アヤナ様にはこれからマナーとダンスの練習をみっちりして貰いますよ?」
「お手柔らかに…」
「それは承伏致しかねます。」
うわっ!?目付きがまぢだ!!こえぇ…
ソレから昼食までマナーの練習…大分形になったかな?
「及第点と云った所でしょうか?もう少し頑張って下さいね?」
「はい。」
目が座ってる…まぢこえぇ…ぱぱ…ぱぱでもこの人には勝てないかも…おじぃちゃん!!助けてよぉ〜!!
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