登録出来る!?
ハンターとぉろっくぅ!!
カウンターの女性は引き攣った笑顔を向けて来て、
「ココは、ハンター組合になります。御用件は?」
何とか普通の受け答えをして来た。
プロだなぁ…
関心してないで取り敢えず、暴漢退治の報告をする。
「ココに、暴漢三匹が伸びてるんだけど?懸賞金とか迷惑料だとかは無いのかな?」
とぉぜんです!!
ワタシのよぉな、いたいけな美少女を男三人で襲ったら、そりぁ犯罪者っしょ!!
そして、そんな犯罪者を野放しにしている、組合もまた、どぉざいけってぇ〜!!
「ソレとも…ココが犯罪組織だから、チンピラを返り討ちにしたワタシを犯罪者扱いでもするのかな?」
かなり嫌な問いである。
恐らくコノ三匹はハンター組合の一員だろぉ、
ソレが、何の用事か解らないが、カウンターに行った可愛い女の子に、いきなり言い掛かりを付け、椅子を投げ付け、殴りかかり、ナイフや剣まで出して殺しにかかり、返り討ち、しかもこの目の前のメスブタは止めも、咎めもしなかった。どぉざいけてぇ〜!!
さぁどぉする?
「えと…支部長を呼んで来ますので、少々お待ち下さい!!」
そぉ言って、メスブタは走り出した…
イヤ…
一人にされても…
とりまえず…
この強姦未遂犯をふんじばるか!!
何かロープは無いかなぁ?
無いなぁ…
目を醒して逃げられたらどぉすんだよ!?
悩んでいるとさっきのメスブタが、ロマンスグレーの素敵なオジ様を連れて来た!!
何コレ!?どんなサービス!?
「やぁお嬢さん、こんにちは。」
「こ、こ、こ、こんちには!!」
緊張の余り変な挨拶になっちまったぢゃねぇか!!
どぉしてくれる!?
「さて…ワタシは此処の支部長のトモタ・カトシと云う、何があったか聞きたいんだが?」
素敵なロマンスグレーは声も素敵だ!!
「えと…ドコからお話しすれば…?」
「此処に来てからの話しを聞きたいのだが…」
「はぃ!!えとワタシは桐生彩奈です!!ロマンスグレーが大好きな十五歳です。」
ワタシは自己紹介をしてから、ココに来て襲われた事やメスブタが止めも咎めもせず暴漢の味方な印象だった事を話して…
「…そして素敵なオジ様が現れてワタシの心は薔薇色に…」
オジ様は暫く考え、ロビーで寝ている三匹の暴漢に手を翳すと…
「拘束!!」「拘束!!」「拘束!!」と口にしたら鈍く光る輪っかが出て三匹を動けないよぉに縛った。
すげぇ!!
目も口もまんまるにして固まってしまった。ワタシがオジ様に拘束されたのかも…
そんなワタシを見たオジ様は、
「キミは魔法を見たのは初めてか?」
オジ様に声をかけられて束縛から解放された…
「魔法ですか?」
あのファンタジーなヤツに大概出て来る、不思議現象?
「作り物でなら有りますが…ホンモノは…」
「そぉかそぉか、いきなり驚かせて悪かったね。淑女にあるまじき表情をさせて悪かった。」
「あ…お気になさらず…」
やべぇ!!一々紳士で涎出そぉだわ!!
「で…コイツもキミから見たら同罪だと?」
「そぉですねぇ…」
ワタシが考え込むと…
「ふざけんなクソアマがぁ!!いきなりソイツ等がやらかしてびっくりしてただけだろぉが!!ボケ!!」
何か…お国が知れるぞ?
クソビッチメスブタ王国のお姫様ですか?
とか考えてたら、
「拘束!!」
またオジ様のマホーが炸裂!!
なんかすげぇ!!
「何かウチのモンがすまんね。」
ホントいっぷくの清涼剤なオジ様だ!!
「いえ…あ!!ソレより、ハンター組合に登録をお願いしたかったんです!!」
「ん?組合に登録かい?」
「はい!!オジ様の愛人枠でも構いません!!」
って云うかそっちが良いかも!!
「ははは、嬉しい事を言ってくれる淑女も居たもんですね。」
言いながら一枚の紙を提示してくれた。
その時、バッグからメールの着信音がした。
ソレが何だか気になって…
「済みません!!少しだけお待ち下さい!!」
ワタシは座り込みバッグを漁りスマホを取り出して、メールを見た…
はい、おったまげました!!
目を疑いました!!
[はぁい!!彩奈ちゃんお元気ぃ!?
今回、彩奈ちゃんには迷子になって貰って異世界に行って貰いましたぁ!!
みんなレトロな感じの服装でびっくりしたでしょ?
そんな世界ですよぉ〜!!
言葉と文字が解らないかもだから、言葉だけ先に調節しましたぁ!!
後は文字とかなんだけど…
メンドいから下のリンクをクリックしてね!!
インストールが済み次第このスマホは元の世界の彩奈ちゃんが迷子になった地点に戻されまぁす!!
このメールが届いて半日してインストールされなかったら彩奈ちゃんは死んぢゃいます!!
ぢゃぁ頑張っていきてね!!
ばいばぁい!!]
仕方なくリンクをクリック…
直後、あたまが割れそぉに痛い!!
何コレ!?ぱぱぁ!!助けてぇ!!
暫く頭痛にもがいたが直ぐに治った…
「大丈夫かね?」
オジ様の声が聞こえた。
ワタシの傍らで膝を着き、ワタシをかかえてくれている。
ぐはぁ!!鼻血出そぉ!!
その手がおっぱいに触れてたら間違いなく鼻血ぶぅ〜!!だった!!
ワタシはゆっくり身体を起こし…
「はい、何とか…」
オジ様の支えが無くなって少し寂しい…
あの頭痛がインストールだったのか?
バッグや何やかやを確認…
無くなったのはスマホだけだった。
あの内容はまぢだったのか!?
改めてハンター組合の登録をする。
「解る所だけ記入しててくれ、私はコイツ等を渡す兵士を呼んで来るから。」
組合に一人にされ、登録用紙に向き直る。
なるほど…見た事の無い文字だが…意味が解る。
一文字毎に意味が有ったり無かったり…ソレを繋げると文章になる。
日本語に近いな…
なになに…
[氏][名][生年月日]
[出身地]
[三親等までの家族構成]
[扱う武器]
[使える魔法]
「補足事項]
桐生 彩奈 生年月日は皇紀で書いた。
出身地は津市。
家族はぱぱだけなんだけど、こっちには居ないから、天涯孤独っと…
武器は…刀、サイ、弓矢、棍、隠剣、は良いとして…爆発物、毒…とかは秘密だな。
魔法は…今の所無し。
補足事項…下心のあるヤツお断り!!
良し!!
オジ様はもぉ帰って来ており、拘束した四人を呼び出した兵士に突き出していた。
調べた結果…
四人が同じ犯罪組織の構成員だと判明した!!
何でも「猛超犯党」(もうちょうはんとう)とか云う組織らしい…
この近くで人攫い、特に女性を…
ん?何か引っ掛かるぞ!?
何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。
質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。