おねぇたんの結婚式!?
やっと今回の主役登場!?引っ張りすぎたかな?
前の時も思ったけど、結婚式とは云ってもただの立食パーティーな事が多いみたいだね。エレーナさんやキャシーさんの時みたいに…結婚式ってより披露宴って感じなんだよね…そぉ云えば宗教ってあんまりじかに触れて無いなぁ…あの村でだけだよね?懐かしいなぁ…ノコヤミに帰る時に寄ってみるかなぁ…
そんな事を思ってたら楽団の人が音楽を奏で出した…となるとそろそろ今日の主役が出て来るかな?
おウチの玄関を見てたら扉が開いて、知らないおじさんとおばさんが向かって左の扉から、パパとママが右の扉から出て来て、それに続いておねぇたんとホフマンさんが出て来た!!わぁ…おねぇたん綺麗だなぁ…ホフマンさん?どぉでも良いよ?当たり前ぢゃん!!披露宴なんて綺麗な新婦さんをみんなで祝うモンなんだもん!!異論は認めないもん!!
「おぢさま、参りましょぉ…義理とは云えわたくしは妹ですし、二人を引き合わせたのもわたくしですから…」
「そぉだな…二人も、アヤナに最初に祝って欲しいだろぉな。」
「はい!!」
と、ワタシとおぢさまが真っ先に二人の前に行った。
「お義姉様、ホフマン殿、ご結婚おめでとぉ御座います。心からお祝い申し上げます。ホフマン殿、しっかりお義姉様を幸せにしてくださいね?」
「彩奈…殿下、ありがとぉ御座います。しっかり幸せにして貰いますね。」
「アヤナ殿下、感謝申し上げます。」
と、二人からもお礼を言われちゃった。
「クラーサ卿、アイリー、結婚おめでとぉ。私からは祝いの言葉しか出せんが幸せにな。」
「はい、次はジウリア卿の番ですね。」
「そんな返しは要らぬぞ?」
「はい、精一杯幸せにします。」
「領主様ありがとぉございます。両親に負けない様に幸せな家庭を築いてみます。」
「あぁ、期待しているよ。」
と、ワタシ達が最初に挨拶をして、そのあと、女王夫妻とアヤネ、アヤカとバルコーさん、エレーナさん夫婦にキャシーさん夫婦、ギィシャさんとミルキーさんと続き、騎士団員さん達やハンターさん達が挨拶して行った。そのまま立食パーティーは続き、ワタシもおぢさまにあ〜んとかして楽しんだ。
パパとママの所に行くと、
「彩奈…殿下、ジウリア卿、本日は誠に有難う御座います。まさか王族総出でお祝いをして頂けるとか…」
「イヤですわお義父様。娘として…家族として当然の事ですのに…心残りはお義姉様を妹としてお祝い出来なかった事くらいですわ。」
「そのお言葉だけでも身に余る栄誉に御座います。」
「ワシは元とは云え妻の従兄弟の娘と云った間柄として祝っているぞ!!」
「有難う御座います。まだ我々をその様に見て下さっている事、光栄の至りです。」
って、やっぱり公的な場所ぢゃこぉなるよねぇ…ワタシはもっと砕けたいんだけどなぁ…
「この後、クラーサ家の方々との夕食会がありますので、彩奈殿下とジウリア卿も是非お越しください。クラーサ家の方々も承知してますから。」
って、ママが言って来た。
「そぉですね。お母様の許しが出ればお邪魔させて頂きますわ。」
ワタシがそぉ応えると、
「アヤナ殿下、ジウリア卿、ご無沙汰しております。トモタ・アイリスに御座います。本日は姉、アイリーと、クラーサ卿の為に来てくださってありがとぉ御座います!!」
って…なんだこの可愛い生き物は!?ワタシの義妹か!?こんなにまで可愛かったか!?
「アイリス…殿もご壮健そぉで何よりですわ。」
「うむ、アイリス殿はあと何年先か…義姉上殿の様にご両親を大事にな?」
「はい。お二人もお元気そぉで安心しました。」
って笑顔が眩しい!!
ソレからおねぇたんとホフマンさんの演説が有り、結婚式は終わりを迎え、お客様は帰途に着いた。
ワタシはままに夕食会に誘われた旨を伝えると、
「そんなの私達も参加したいに決まってますでしょ!!家族揃ってお邪魔しますよ!!」
うん、ままの決定なんだから仕方無いか…って事でワタシ達家族が居残り、パパやママ、アイリスちゃんと仲良くしてるのはクラーサ家としては中々にイヤな気分だろぉな…
「クラーサ卿のご両親様で御座いますね。お初お目にかかります。シュウキュウ・アヤナと申します。故有って新婦アイリー殿やその御家族様と縁を持ちまして、本日は誠におめでとぉ御座います。」
ワタシはホフマンさんの両親や兄弟に丁寧に挨拶をした。
「あ…は…イヤあの…はい!!こちらこそよろしくお願いします!!」
って恐縮されちゃった…
「その様に硬くならないで下さい。わたくしも、ホフマン殿とは仲良くさせて頂いてるんですから。そぉですね…新婦の妹みたいに思って頂けたら幸いです。」
「あ…はぁ…」
「ソレに、クラーサ家は古くは王家の家系と聞き及んでおります。わたくし達も広義では家族となります。もっと砕けて下さると幸いです。」
「はい、善処致します。」
って、一つも砕けてくれないなぁ…
「彩奈ちゃん、そぉ云う時は、こちらから砕けて挨拶しないとなかなか上手くいきませんよ?と、云うワケで、私の事は気軽にアヤメと呼んで下さい。」
「そ…そんな恐れ多い…」
「解りました。それでしたら…彩奈ちゃん、もぉその王女様しなくても良いわよ。いつも通りの彩奈ちゃんをして良いわよ。」
「本当に?」
「えぇ、大丈夫よ。」
「やったぁ〜!!」
と、そこからはワタシは遠慮を忘れて、アイリスちゃんを愛でたり、おねぇたんに甘えたり、ホフマンさんの家族に唖然とされちゃったよ…
何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。
質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。
罵詈雑言でも構いません。
お時間ありましたらもう一つの作品「(仮)日本古武術の可能性」も合わせてお読みください。




