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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第十三幕 完全決着!?
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任命!?

先延ばしにした事をします。

初[いいね]ありがとぉございます。

その日、ままの執務室にはワタシとパパとホフマンさんとバルコーさんとおぢさまとギィシャさんが呼ばれていた。なんでかな?って思ってたけど、パパが指導員になるって話を思い出した。お城で、しかも王族がバタバタしてたら任命も何も出来ないよね?

その可能性に思い至ったからワタシは緊張もしなくなっていた。そんな中、なんでだよ!?なんでまだ動けない大公夫妻が車椅子で、ままの執務室に来るんだよ!?

ん?車椅子?さては、おじぃちゃんが作ったな?


「アヤメ、今日は新しい騎士団の教官さんが来るのよね?」

「はい、お母様。今関係者が全員集まって、新たな指導員の到着を待っている所ですのよ。」

「なぁ…昨日、ワシ等の世話をしてくれてたアヤナちゃんが居るのは?」

「彩奈ちゃんは騎士団の指導官でもあるし、隠密の指揮官も出来る逸材なんですのよ?」

「ほっ!?どれだけ有能な侍女さんなんぢゃ!?」

「確かに、不自然な程に有能よね?何か裏があるわね?」

「お二人には黙ってましたが…」


と、ままが話し出そぉとした時、扉がノックされ、


「トモタ・カトシ殿が見えられました。」


と、騎士さんから報告が…ホントタイミングが、良いのか悪いのか…


「失礼致します。トモタ・カトシ、お召しに拠り参上致しました。」


って、パパはままの執務室に入って、綺麗な礼をした。


「よくぞ来て下さいました。トモタ・カトシ殿。どぉぞこちらに。」

「はっ!!」


と、ままに促され、パパはままの執務机の前に歩み出る。


「ハンター協会イタオオ、ケタタ地方ノコヤミ支部支部長トモタ・カトシ殿、シュウキュウ王国軍、軍事顧問とする。」


と、ぱぱが証書を渡す。


「はっ、謹んでお受け致します。」


パパは証書を受け取り頭を下げた。その時、


「思い出したぞ!!」


と、おぢぃちゃんが大声を上げる。


「お主、八つ裂きぢゃろ!?八つ裂きカトシ!!うむうむ、面影があるのぉ!!」

「はい、ご無沙汰申し上げております。大公夫閣下。」


と、パパはおぢぃちゃんに頭を下げた。ん?お知り合い?


「二十五年振りくらいか!?」

「もぉそんなになりますか…ご健勝…とは云えない様ですが…」

「うむ、あの後幽閉されてしもぉての…ま、その話は今度ぢゃな。」

「はい。」


と、おぢぃちゃんとパパが話していたら、


「あなた?今は話しかけたりして良い時では有りませんよ?」


っておばぁちゃんに睨まれてるし…


「うっ…はい…」


って…おぢぃちゃんもビビるなよ…

その後、は仕事内容の話に入った。個人の技量の向上は当然ながら、陣形や集団戦の指導と云った内容みたいだね。ソレに、魔法師団や槍や剣と云った武器隊も…その中でのパパの役割は、武器隊の個人の能力の向上、隠密隊の武術の鍛錬。その二つがメインみたいだね。

騎士さんの中にはハンター如きが…と侮る人も少なからず居るんだけど、ハンター如きがと侮るとどぉなるか…ワタシがキッチリ教えてるから楽だと思うよ?

ソレからワタシ達の立場もぱぱが説明していた。ワタシの場合のみだけど、今は騎士団の指導官って立場だから桐生彩奈キリュウ・アヤナとして紹介してくれてる。


「そぉか、そんな仕事もこっちでしてたんだな。」


ってパパもニッコリ笑ってくれる。イケオジビームがぁ!!おぢさまの前で変な表情かおは出来ないよぉ!!

まったく!!パパは後で説教だね!!

一通りのお話が終わって、またおぢぃちゃんが口を開いた。


「カトシはアヤナちゃんと面識があるのかの?」


と、なんて答えよぉか?


「大公夫閣下、アヤナは私の義理の娘でもありますので…」

「おぉ、そぉなのか!?アヤナちゃんが騎士団の指導官が出来るのも頷けるの。」


うんうん、って納得してるけど、ちょっと違うんだけど…ま、いっか。

その日の午後はワタシとパパとで騎士団の強化の為の稽古の時間だ。


「はぁい!!みんなしゅうごぉ!!」


ぱんぱんと手を鳴らし、ワタシは騎士団員を集める。ホフマンさんと厳しく躾けた甲斐が有ってか、綺麗に整列してくれた。


「皆さんに新しい指導教官を紹介してしますね。トモタ・カトシさんです。知ってる人も居ると思いますが、元ハンターです。その強さは全ハンター最強と云われています。ワタシも前に本気で稽古をした時に負けてますので、そのつもりで指導を受けて下さいね。」

『『『『『はい!!』』』』』


って、ちゃんと受け入れてくれたみたいだね。ワタシはパパを促して自己紹介して貰う。


「皆さん初めまして、トモタ・カトシです。皆さんには八つ裂きと名乗った方が解り易いかな?」


パパの問いに一人の騎士さんが手を挙げた。


「どぉぞ。」


と、パパに促され、手を挙げた騎士さんが質問して来た。


「最近話題の血祭りと云われているハンターが娘だと聞いたのですが…」


うわぁ…ココでもその名前が出てくるんだ…


「ソレは事実だ。彼女との稽古では私も追い詰められてね。彼女が殺す気で私とヤっていたら、私も今ココには立っていないだろぉ…」


って、暗に血祭りのが強いって言ってないか!?勘弁して欲しい…血祭りって呼ぶのはぁ〜!!

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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