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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第十三幕 完全決着!?
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ままの決意!?

結婚式前に血で汚すのか…

おぢさまとオタオイ公爵はまた争い始めた…


「ジジィはワシがやる!!」

「いいえ僕です!!」


一人ずつって事で話しは着いたんだけど、今度はジジババのどっちをヤるか…


「二人共!!良い加減にしてくれないか?」

「「ディモンは黙ってろ!!」」


二人共国王陛下を呼び捨てかぁ…良いのかなぁ?

二人はおでこをくっ付けていがみ合っていた…こぉなったら…


「ままを狙って魔法を使ったのはばばぁで、ワタシに傷を負わせたのはジジィだよ?」


「ワシがジジィをヤる!!」

「僕がババァをやります。」


あれ?一発で終わっちゃったよ?


「ジジィを譲るのです、今度何かで返して下さいね?」

「う…うむ…解りました。」


アレ?おぢさまなんかへりくだってない?あ、そっか、爵位の差だ!!全く気にして無かったけど…あれ?そぉなるとさっきの遣り取りは少し問題ぢゃ無いのかな?


「あら?お返しなら先にしたでは有りませんか?ハルノ殿との結婚はわたくしがお膳立てしましたのよ?叔父上様の想い人なのでは無いかと思いまして…違いましたか?」

「うっ!?そ…ソレは…」

「公爵が一般人と結婚…となるとあまり褒められた事では無いらしいので、何かの功績をと考えまして、無茶なモノを作りました。ま、そのおかげで伯爵に出来ましたし、お母様にこっぴどく叱られもしましたけど、ソレとコレを相殺で如何ですか?ジウリア卿とわたくしはまぁすぐ夫婦になるのです。一心同体、呉越同舟です。」

「呉越同舟は使い方が違うぞ?」


うぐっ、おじぃちゃん余計な事を…


「ま、まぁ、そぉ云う事で宜しくお願いします。」

「ふぅ…可愛い姪っ娘の言う事です、今回は貸し借り無しで…」

「ありがとうございます。」

「孫が迷惑かけるな。」


おじぃちゃんも一緒にオタオイ公爵に頭を下げてくれた。


「ま、ソレはソレとして…ジジババと護衛の騎士はどぉします?公表して公開で?秘密裏にしますか?」


オタオイ公爵はぱぱに聞いていた。


「それは…そこはアヤメに判断を委ねよぉと思う…」

「ふむ、まぁ、それでまた精神を病んでもワシと彩奈でなんとかしてやるわい。」

「そぉですか…となると…どぉ説明するか…ですね。彼女の負担をなるべく抑えたいのですが…」

「知らせないと云う選択肢は無くなったのですか?」


と、宰相さんが零した。


「そぉだな…だが、いずれ知られる事になるなら早い方が傷も浅いだろぉ…」

「左様で…」


その時、

こんこんこん

と、扉が叩かれた。


「今は取り込み中だ!!」


ぱぱは威厳のある声で応えたけど扉はソレを無視して開く。入って来たのは…


「ディモン!!火急の話があるわ!!」


って、ままだ!!


「アヤメ!?どぉしたんだ!?」


ツカツカツカとままはぱぱに歩み寄り、ぱぱの胸倉を掴み!!


「あのジジババはどぉしたらヤれる!?」

「はっ!?」

「私の可愛い娘を殺そぉとしたあのジジババは生かしておけないわ!!大公と云えど生かしておいては…!!」

「あ〜そのなんだ…その話をしてたんだが…」

「ソレで!?」


ぱぱは一応決まった内容の全てをままに話した…


「そぉ…その筋書きなら納得できますね。それで、誰が引導を渡すのですか?」

「ソレは僕とジウリア卿とで…あの騎士には国王陛下が。」

「ディモンも!?」


やっぱり国王が…ってなると抵抗があるのかな?


「ま、八つ当たりってヤツかな…愛する奥さんと可愛い娘を傷付けられたんだ…割り切れるモンぢゃ無いさ。」

「そぉ…貴方が彩奈ちゃんをそこまで受け入れてくれてるのなら文句は無いわ。」


…ままホントに大丈夫なのかな?少し心配なんどけど…

ワタシはままの手を握って問いかけた。


「まま…無理してなぁい?」

「大丈夫よ。うん、大丈夫!!私には護るべき家族と国民が居るんですもの!!その国民を苦しめた相手が誰で有ろぉとも引導を渡すのが責務なのだから…」


ままの決意は解った…でも、言葉通り、額面通りには受け入れてなんかやらないよ?娘として…長女としてままを支えなきゃ!!ホントは、ぱぱに任せるべき問題なんだろぉけど…仕事に追われるぱぱにこれ以上の労力は割かせられ無いよね?


「まま、大丈夫だよ。みんなままと同じだよ。市民を守りたい気持ちで動いてくれてるから…」

「そぉね…うん、ありがとう彩奈ちゃん。」


と、ままに抱きしめられたけど…


「いや、今回のはそっちが副産物で、主目的は仕返しの八つ当たりだよ?」


って、くぉらぁ!!オタオイ!!感動的な場面を台無しにすなぁ!!

って、おぢさまとぱぱに綺麗に頭をハタかれてるし…どこのトリオ漫才師だよ!?


「うふふ、そぉね。オタオイにしてみたらそぉかも知れないわね。」


って、なんでままは笑ってんだ!?ワケ解ん無いよ?ぱぱぁ〜教えてよぉ〜!!

でも、こぉなると先に証拠集めから始めなきゃなんだよね…

翌日にはホフマンさん率いる騎士団が大公邸のガサ入れの為出発した証拠品や怪しい品物を見つけ出すのが任務なんだけど…

自動車の実践使用なんだよね。大型トラックみたいなのまでしっかり投入されちゃったよ…証拠品とか無かったらでっち上げも可なんだよね。

だって…処刑に向けて進んでるから…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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