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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第十一幕 侵略ですか!?
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タハヤからの報告!?

なんですと!?

「何ですってぇ!?」


ままの絶叫でその重大さが伝わって来た。

何が有ったかは解らないけど、何か異変があったんだよね?タハヤからのお手紙に何が書かれてたかは解らないけど…


「何でいきなりこんな事に…」


ままの執務室でアヤネと遊んでたらままが頭を抱え出した…


「まま、どぉしたの?」

「彩奈ちゃん…すぐにホフマンとバルコーさんとギィシャとジウリア卿を呼んでちょぉだい、貴女も同席するのですよ?」

「うん、直ぐに呼んで来るよ!!」


ままの態度と表情からじんじょぉぢゃない事は解った。ワタシは早速四人を探してままの所に戻る。結構早く見付かって良かったよ…


「まま、連れて来たよ!!」

「そぉ…」


ままの執務室の応接セットで話が始まった。

内容は要約すると…

タハヤ地区が壊滅的被害を受けた…ソレをしたのは異邦人…この西大陸にある最大の大陸中央大陸からの襲撃だそぉだけど…東大陸の魔人さん達の話ぢゃ何も無かったって事だけど…

そして、その主張だけど…ドアーホ子爵との約定で、シュウキュウ王国がゴンダビキ連邦国の傘下に入るってなってたらしく、その期限まであと一年…女王の知らない所で侵略を許す内容になっていた…なんで一貴族の一存で決まるかなぁ…って思ったら傘下に入った後の玉座にはドアーホ子爵が座る事になってる…

イヤイヤ…有り得んだろ!?何を考えてるのやら…あんなヤツぢゃ謀反もしっかり出来ないでしょぉに…息子が騎士団に居たのも情報収集の一環だったみたいだね。んでネホノマウ子爵、ドゲドー男爵、ムノー男爵はその賛同者だったと…策は騎士団の解体から始まるみたいだったけど…その為の息子達か…無能だね。


「今回は軍としての動きになります。騎士団から何千人か選出して向かって下さい。」

「話は解りましたが…まずは現状の確認と民の援助でしょぉか?」


うん、ホフマンさんは平和的な頭なんだねぇ…


「ホフマンさん?何を聞いてたのですか?今回の一番はそこでは無く、外敵の排除です。クシコの時とは違いあからさまな敵対行動ですよ?盗賊を捕まえずに盗賊被害者を救援とかしてる場合では無いのです。被害者救援も必要ですが、まずは侵略者をどぉにかしないと被害は拡大するだけですよ。」

「ならば犠牲に目を背け外敵を排除すると?」

「当然です。放っておけば被害が拡大し過ぎて国としての役割を果たせなくなります。」

「国としての役割…ですか…」

「頭を切り替えて下さい。現状では第一に外敵の排除次に被害者の救援、その次に報復です。順番を間違うと国は瓦解し、全国民が死ぬか奴隷になるかですよ。」

「…………」


ホフマンさんは声が出せなくなった。


「して、我等の役目は?」


今度はおぢさまが口を開いた。


「彩奈ちゃんの意見を前提に動くけど、まず現状確認。コレは少数で…ギィシャと彩奈ちゃんを中心に隠密にやらせます。彩奈ちゃんはこっちのが得意でしょ?」

「うん!!任せといて!!敵陣を丸裸にしてあげる!!」


ワタシは力一杯頷いた。


「ホフマンには人選を、騎士爵の人を中心にね。」

「はっ!!」

「バルコーさんは集められた人達の纏め役、その手伝いはホフマンに任せます。」

「「はっ!!」」


二人もヤル気になってるみたいだね。


「ソレからジウリア卿ですが…ギィシャと彩奈ちゃんの持ち帰った情報を基に作戦を立ててちょぉだい。」

「畏まりました。」

「カタムネにて落ち合いなさいなアソコはカイゲン伯爵の地、話は通しておきます。ではこれより作戦に入って下さい。」


「「「「はっ!!」」」」

「はぁい!!」


と返事をして、それぞれの仕事に入る。


「彩奈ちゃん!!」

「なぁに?」

「彩奈ちゃんの持つ技術、隠密のみんなに見せ付けてあげなさい。」

「うん!!」


ワタシはギィシャさんと一緒に隠密の人達の休憩所に来た。

男の人だけかと思ったけど意外と女性の姿も…ってか女性のが多いよ?


「不思議ですか?」

「うん…」

「情報収集は女性の方が向いている事が多いですからね…」

「皆さん床上手なんですか?」

「とこじょうず?」

「あ、知らないなら良いです。」


ワタシは手を前に出してプルプル振りながら首も横にブンブン振る。


「みんな、新しい仕事だ。カタムネ経由でタハヤに入る。タハヤが何者かに攻め落とされたらしく、その情報収集が主な仕事だ。後続の騎士団に情報を渡すまでが主要な任務になる。その後の戦に参加するしないは個人の自由だ。」


と簡単に説明した。


「そりゃ構わんが…そのお嬢ちゃんは?」

「今回のオレ達の指揮官だ。」

「はぁ?そんな小娘に何が出来るんだよ?」


うん、そんな反応は当たり前だよね。


「こんな見た目でも魔獣を一人で狩れる逸材だぞ?」

「ソレが何の役に立つのよ?ウチ等の仕事は情報収集よ?」

「ソレもこの中の誰よりも上手いぞ。」

「ホントかよ?」

「魔人の国の城に忍び込める程の人材だ。オレと一緒に暫く行動してたから間違い無いぞ。」

「ほへぇ〜…疑って悪かったわ、お嬢ちゃんごめんね。」

「構いませんよ。ワタシの見た目はどぉ頑張ってもただの小柄な美少女ですから…」

「自分で言うかぁ?否定は出来ないけどさ…」


と、みんなとも打ち解けられた気がするけど…


「で、何人で行くんだ?」

「オレとこの娘以外に男女五人ずつが妥当だな。」

「って事はここに居る全員だな?」

「だな。」

「で…今回の元締めは?」

「オレとこの娘だ、名前は…」

「桐生彩奈です。普段はハンターをしてます。得意分野は潜入です。よろしくお願いします。」

「おぉ、よろしくな。」

「よろしくね。」


うん、ちゃんと打ち解けられたみたい。

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質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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