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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第九幕 公式会談に向けて
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お屋敷の朝!?

久々のお城まであと少し

翌日、久々のおっぱい枕が気持ち良くてついつい寝過ごしかけた。

なんて云うのかな?安心感?もぉ段違いだったよ。やっぱりアレはワタシにとっての睡眠導入剤だった…


「みんなおあよぉ…」


目醒めたワタシはみんなに朝の挨拶をした。んだけど…ふむ…みんなまだまだオネムさんなんだね。

ワタシは一人でドレスに着替え、一路おぢさまの下へ!!

おぢさまの寝室のドアを、

こんこんこん

と、叩くと、


「どぉした?」


っておぢさまの声が…

ガチャリとドアを開けて中に入り、


「ジウリア卿、おはようございます。昨夜は格別な御配慮痛み入ります。」


と、王女様らしく挨拶をする。


「あ…う、うむ、アヤナ姫様も寛げた様で何よりです。」


と、胸に右手を当てて挨拶を返してくれる。


「夜伽に呼んで頂けたら尚一層良かったのですけど…」

「ソレは正式に決まってからで無くては…」


困り表情がおのおぢさま…きゅ〜と!!


「そぉですか…少し寂しいですが、仕方ありませんね。お互い立場が御座います故。」

「そぉですよ。」

「でも、それはそれ、心は如何ともし難く、せめてもの慰みに口付けだけでもと思いまして。」


ワタシはおぢさまの側まで近寄り、身体を預けた。

おぢさまはそんなワタシを優しく抱き止めてくれて、おでこに優しい口付けをしてくれた。


「今はコレが精一杯だ。本当なら押し倒したいのだがな…」


なんですとぉ!?苦節約七ヶ月!!やっとその気にさせる事が出来たか!!


「でしたら、お城に戻った暁には母や父とも相談して一日も早く…」

「そぉだな。」


ワタシの婚約者としては少々歳が離れてはいるけど、ワタシが首を縦に振る相手はおぢさまだけだもんね。


「では、ワタシは寝室にて皆を起こして参りますので、失礼します。」

「うむ、気を付けてな。」

「はい。」


と、おぢさまの寝室を後にして寝室に行く。むほほほほ…思わず笑みが溢れるよ!!おぢさまもやっと本格的に前向きになってくれたし…あの夢が正夢になる日も近いかも!!


「はいはい、みんな起きるよ!!」


ぱんぱんぱん!!

ワタシは手を打ち鳴らすと、キキョーちゃん、ママ、ミルキーさん、アヤカ、アイリスちゃんと起きて、最後に強敵おねぇたん…早起きをしだしたとは言ってたけど…なんか今日はゆっくりさんなんだね…

ゆさゆさゆさ…


「おねぇたん、起きないとおっぱいもがれるよ?」

「んにゅ〜…」

「起きなきゃホフマンさんに嫌われるよぉ〜?」

「ダメぇ〜!!」


一瞬で起きたよ!!

おねぇたんはまだまだ寝呆けまなこで辺りを見回し、


「あれ?私が最後?」

「そだよ。早く起きてお着替えしなきゃホフマンさんに嫌われるよぉ〜?」

「んな!?」


って慌てて着替えだした。なんだろ?ホフマンさんて、そんなにモテる方ぢゃ無い様な…


「ねぇママ、おねぇたんの好みの男の人って…」

「ハンターに多い感じなんだけど、だらし無いのがイヤだったみたいでね…」

「なるほど…筋肉が良かったのか…まぁ確かにホフマンさんはキチっとした人だし…性格も実直だと思うけど…そぉなんだ…」

「そぉみたいねぇ…カトシさんがどぉ動くか楽しみよねぇ…」


ママは本気で楽しんでるよ…良い性格してるなぁ…

ワタシもおねぇたんには幸せになって欲しいけど…ホフマンさんの気持ちもあるからなぁ…上手く行けば良いんだけど…

と、みんな起きたので歯磨きとおトイレを済ませて食堂に行く。

しかし…美少女から美魔女まで…良くもまぁこんな魅力的な女ばっかり六人も…いや、メイドさんも三人居るから九人も…男なら目移りするんだろなぁ…ユーリちゃんなんか獲物を襲う肉食獣の目をしてるし…なんかコワい…

そんな中で朝食をいただき、出発の準備…あ、何も無いや。


って事で馬車を待つ間、みんなと雑談をする。

そぉこぉしてるとギィシャさんが馬車を回してくれた。

ワタシはおぢさまのエスコートで馬車まで行くんだけど…みんなの目がなんだか獲物を見付けた猛禽類になってるよ!?

と、お屋敷の扉が開かれる。ココでおぢさまとは暫くさよならなんだよね。」


「ジウリア卿、一晩の宿とお食事、この上ないおもてなしを本当にありがとうございました。お礼を申し上げます。」

「大したことも出来ないままのお見送り申し訳ない。良かったらまたお越しいただきますよう。」


と、ワタシとおぢさまはお決まりの挨拶を交わした。アヤカに習ったけど、コレが正式なんだと…堅っ苦しいなぁ。

それから五日…馬車に揺られて王都だね。

魔獣も出てはいたんだけど…ギィシャさんが全部倒してるし…ワタシ達の出番は無かった。

そして、


「…で、お姉様は朝からジウリア卿としっぽりされて来たのですか?」

「って、なんでそぉなるかなぁ!?普通にお世話になったお礼を言ってただけだよ。」

「ホントかなぁ?お姉様の一番好きな感じの方なんでしょ?」

「ソレは否定しない!!ってか誰にも渡さない!!」

「あらあら、コレではジウリア卿に近付く女性は一人も居なくなりますね。」

「近付いても良いよ?でも、次の日からお日様は拝めないけどね。」

「お姉様…その方は生きてますか?」

「生きてるワケ無いぢゃん。」

「はぁ…証拠だけは残さないで下さいまし?」

「もちろん!!」


と、アヤカとも話が纏まった。


「アイリスちゃん、ずっと暗い表情かおしてるけど…大丈夫?」

「えっ!?うん…その私どぉしたら良いのか解んなくて…」

「あら?お城とノコヤミの事ですの?」

「はい…」

「なぁ〜んだ、そんなの考える必要無いぢゃん!!」

「あら?お姉様には何か妙案でも?」

「妙案ってより…難しく考えずに、自分がどっちが良いかってだけだもん!!ワタシが選べるならノコヤミで暮らすなぁ…」

「あら?ソレは何故ですの?」

「どっちの家族も好きで一緒に居たいんだけど、自由に生きられるノコヤミを選ぶだけだよ。」

「まぁ、お姉様にはお城は息苦しくもありそぉですわね。」

「うん、そぉかな?たまにはままやアヤカやアヤネと一緒に居たいけど…」

「そぉですわね。アイリスもお城とノコヤミを往復するのも良いですわね。」

「そぉですね!!私もお城の堅苦しい感じだけがダメでしたから…」


って、アイリスちゃんも落ち着いた。そしてお城に着いてからが大変だった…お仕事の事からアイリスちゃんの処遇、ワタシの婚約者候補…ソレらの話が…

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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