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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第七幕 みんなで鍛錬!?
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空間魔法の応用!?

瞬間移動は出来るのか!?

「ぢゃぁぢゃぁ!!私は!?」


いつもと違うハイテンションなアイリスちゃん。どんな事が出来るか楽しみみたいだよ!!


「移動に使えないか?」

「移動?」

「ソコからアソコに空間移動とかはどぉだ?」


うんバルコーさんの考えた事はワタシも考えたけど、戦闘には使えないと思ってだけど…どぉだろ?

前に居た人がいきなり後ろからとか…


「試したけど、人体は無理な感じでした…生き物がダメみたいです…」

「なら仕方無いか…」


そぉか!!魔法の袋は空間の魔法を使う人が作ったんだよね!?生き物がダメって縛りは全てに有効なんだ!!

となると…武器なら有効!!


「刃を離れた位置に出現させるとかは出来ない?」

「どぉ云う事?」


ワタシは身振り手振りを交えて、


「ココでこぉしたら、刀身だけ…」


少し移動して、


「ココで、ぐわぁ〜!?ってなる感じ?」


って…こぉ云う時の語彙の狭さがイヤになる…


「刀身だけ空間を歪めて…ですか…試してみます!!」


って、想像力を総動員してるっぽく、目を瞑り集中している。

暫くかかりそぉだね。ワタシももぉ一つの案について考察してみる。

人体には無効でも…武器には有効…なら殆どの攻撃を無効になるよね?


「出来ましたぁ!!」


って…木の棒を振り回してるけど…その延長上に木の枝が…うん…思ってたのと少し違うね…でも、コレを発展させれば…


「相手の前に出すとか出来ないかなぁ?例えば…あの木にココで打ち込んで、あの木に当てるの!!当たる寸前まで刀身は手元に…って感じで…」

「えと…こんな感じですか?」


って…何をあっさりと…


「最初からワタシの言いたかったのはソレなのよ…」

「あ〜…ごめんなさい…理解力が足りなくて…」

「ううん…ワタシが説明下手でごめんね。」

「コレを動く対象に出来たら…かなり遠間から攻撃出来るし…同士討ちとかも防げますよね!?」

「うん!!その辺はコレからの練習次第だね!!」

「はい、あとは何かあるんでしょうか?」


その言葉にみんな頭を抱える。

移動には使えない、攻撃も今のが基盤になるし、隠し球にもなるし…


「自分の周りに薄い皮を纏った感じで、武器の攻撃をすり抜けるとか出来ませんか?」

「アヤカお姉様、どぉ云う…」

「先程の、攻撃を伸ばす?感じを防御に応用出来ませんか?」

「攻撃が私をすり抜ける…そんな感じですか?」

「そうですよ。」

「生き物の直接攻撃には対応出来ませんけど…」

「武器攻撃になら有効でしょ?」

「はい!!」


って、アイリスちゃんは瞑想を始めた…多分イメージの固定化をしてるんだね。しかし…ワタシと同じ事を考えてたとは…アヤカ…恐ろしい娘!!

アイリスちゃんはアイリスちゃんで、ちゃんとイメージを作れてる…ワタシより強くなる可能性大だよね?

少しして、アイリスちゃんの目が開いた。


「アヤカお姉様の言っていたのは多分こんな感じかと…」


って、アヤカが木の棒でアイリスちゃんを叩…けてない?当たる寸前から後ろに木の棒がすり抜けてる!!ワタシの予定通りだよ!!

この現象にバルコーさんも、ギィシャさんもアングリしてる。

そりゃそぉだよね…武器攻撃無効ってどんだけなんですか!?


「スゴいねぇ!!コレなら相手は素手でなきゃ攻撃出来ないし、アイリスちゃんは武器で攻撃し放題!!めっちゃ有利だよ!!」

「お姉様ならなんとか出来るのでしょう?」

「そりゃねぇ…手が無いワケぢゃ無いけど…めっちゃ不利には違いないわよ?」

「お姉様をしてそこまで言わしめますか?」

「アイリスちゃんの剣術ならワタシを捉えられなくは無いからね…」

「でも、誰かの護衛と云う面ではお姉様に分が有りますね。」

「攻め手としてならワタシ以上よ。」


って、アヤカと話していたら…


「ふぅ…限界ですぅ…」


って、アイリスちゃんがお手上げ状態になっている。

数分で限界か…


「アイリスちゃんは魔法力強化が急務になるわね。毎晩胸でクルクルしてるのを操る訓練をし続けて。」

「はい!!」

「トモタ殿と同様、お姉様も大概スパルタですわね…」

「えぇ〜!?そんなに褒めないでよぉ〜」

「褒めてませんから。」


ってな感じで、それぞれの魔法の応用を話し合ったけど…まだ考えてる事はあるんだよね。


「ギィシャさん。」

「ん?とぉしました?」

「闇の剣って作れますか?」

「剣…ですか?」


ギィシャさんは一瞬で、左手に剣みたいな闇を作った。


「あっさり作るんですね…」

「最近は魔法の操り方をずっと訓練してましたからね。」

「だったらそれで、ワタシの左腕を斬ってみて下さい。」

「んな!?アヤナ姫!?乱心されたか!?」

「お姉様!?何を!?」

「バルコーさん、アヤカ、ちゃんと計算は出来てますから大丈夫ですよ。」


と、ビビってるギィシャさんを安心させる為にも強く宣言した。


「では、やりますよ?」


って、ギィシャさんはワタシの左腕の、肘辺りを斬るって云うか…予想通りと云うか…腕に闇が絡み付いている。

ワタシは左手を右手で握ってみる。やっぱりこぉなるのか…闇の剣…恐ろしい武器だったみたいだね…

盾とかでの防御も無意味だし、長さも変えられるだろぉし…


「確認は取れました。ワタシの予想通りの結果ですね…左手の肘から先に感覚がありませんが、斬られた部分も痛みが全く無いです。斬られた事すら気付きません。あ、魔法の解除をお願いします。」


ギィシャさんが魔法を解除すると、ワタシの左腕も元に戻る。


「反則的な性能ですね…痛く無いから気付かない…気付いた時には平衡を失う…焦ってる間にトドメを刺される…ギィシャさん!!ソレでワタシを襲うつもりですね!?」

「何ですって!?お姉様はジウリア卿と結ばれる予定なんですよ!!そんな事をしたら命がいくつ在っても足りませんよ!!」


って、謂れの無い誹謗を受け、顔を引き攣らせるギィシャさん…おぢさまが完全にダメだったら次点候補だったのにねぇ…いぢられキャラになってるね。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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