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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第七幕 みんなで鍛錬!?
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おぢさま籠絡作戦!?

新しいブックマークありがとうございます。

くそぉ…またお漏らしさせられたよ…お風呂だからバレなかった…バレてても解らなかったフリをしてくれてるだけかもだけど…そっちの扉を開いて無いだけましかな?

その内討ち首とかになるぞ?大丈夫かユーリちゃん…

ワタシを見る目が怪しく光ってるんだよねぇ…切実に身の危険を感じるよ…おぢさまに相談を…口実に…むふふ…この、ザキヤミ商会で新たに作ったワンピースの出番かな?ブラ機能の着いた膝上丈の露出度高めの…コレで落ちなかったら…暫く間を開けなきゃね。

くそぉ…おじぃちゃんも、ぱぱも房中術を教えてくれなかったからなぁ…

って事で、夕食後、ワタシは策を実行する事にした。


「…って事で…ユーリちゃんに乙女の純潔を散らされる前に…おぢさまに…ね?」

「ね?とは?」

「んな!?美少女に全部言わせるつもりですか!?とんだどえすさんなんですか!?」


ワタシは頬を染めて身体を抱き締め、ウネウネしてみる。


「どえすと云うのは解らないが…女性からそんな事を言うのは感心しないぞ?」

「だから…おぢさまに行動してほしいのです。」

「ソレは立場上出来ないと何度も…」

「ソレは解ってます!!でも…今夜だけでも匿って下さい!!」

「匿う?」

「リンカさんは旦那さんと…メリダさんも…他の人の所だと変に誤解されますし…物理的にのし掛かられたら力では敵いませんし…アヤカ達と居たら夜這いをされたら二人も危ないかもだし…だからおぢさましか頼れなくて…」


少し泣き真似をする。美少女の涙に抗える男はいない!!特に好みだと言った相手なら尚更だ!!


「そぉか…使いを出すからカトシの元に帰るのが一番なんだが…」

「なんでそんなにワタシを遠ざけるんですか?」

「私の理性が保たないからだ。」


なんと!?簡単に認めやがった!!よし!!


「それは…ワタシも望んでる事ですよ?」


ワタシはおぢさまの腕に自分の腕を絡める。


「しかしだなぁ…」

「良いのですよ。ワタシはおぢさまに全てを委ねるつもりでいますし…なんの遠慮も要りませんのに…」

「でも…」

「日本ではワタシくらいの歳で生娘は殆ど居ないんですから…」


と、嘘も交えて籠絡作戦を実行した。


「解った。」


と、おぢさまはワタシをお姫様抱っこしてベッドに横たえて…おでこにキスしてくれた。


「これ以上は女王陛下の許可が出てからだな。」


って、アンタの精神力はダイヤモンドか何かで出来てんのか!?


「解りました。それまでワタシも待ちます。だから…ままから許可が降りたら…」

「約束しよぉ…」


よっしゃぁ!!ままに許可を貰いさえすれば…

さて、そぉと決まったら今夜は大人しく寝るか、この服は着たままだと寝づらいから脱いどこ。

おぢさまは朝までワタシに近付いてくれなかった…なんて強い精神力なんだ!?

確か、ぱぱとは旧知の仲だったっけ?確認しなきゃ!!

うん、おぢさまが御屋敷の人達に慕われている理由も良く解るよ。


翌朝、セルバンティスさんが…執事さんが起こしに来てくれた。

こんこんこん、

がちゃり!!


「旦那様、お目醒めのお時間です。」


って、部屋に入って一礼して、おぢさまが執務机で仕事していて、ベッドにはワタシが居る…

ワタシは目を擦りながら…


「あ、セルバンティスさん、おはよう御座います…」


って起き上がる。


「んなぁ!?」


って、普段からぢゃ想像も出来ない声を上げてそっぽを向く。

ソレに釣られておぢさまもワタシを見て…


「なんつぅ格好をしとるんだ!?」


って…釣られてワタシは自分の格好を確認…うんスッポンポンだね…あ…そっか…寝る時脱いだんだっけ?

セルバンティスさんはワタシに背を向けたまま、


「私は扉の前から旦那様を、お起こししただけで、本日はお部屋に入っておりません。何も見ておりません。」


と、言って外に出た。

うん、確実に勘違いしてるよね?


「おぢさま、おはよう御座います。」


って一糸纏わぬ格好を布団で隠しながら朝の挨拶をする。


「なんでそんな格好で…」

「服着てたら寝苦しくて…つい…」

「つい…ぢゃ無い!!まったく…早く服を着なさい。」

「はぁい…」


って魔法の袋からハンター服をとブラを取り出し、ハンター彩奈に変身する準備をする。おぢさまは…あっ!!チラ見してる!!


「おぢさま、もっとしっかり見て下さいよ。」

「んな!?ワシは見てない!!」


って必死に弁明してるけど…


「女にして貰えなかったから、せめて見ていて貰いたいんだけどなぁ…」


少し沈んだ声を発する。


「早く着なさい。」

「ちゃんと着れないといけないから見てて欲しいんだけどなぁ…」


更に沈んだ声を出す。コレで落ちるだろ。


「解った、見ててやるから早く着なさい。」


ふっ…男って…こぉ云う[楽車の術]には逆らえない生き物なんだよね。

あ…ちゃんと反応してくれてる!!

ちゃんとワタシを女として意識してくれてるみたいで安心するよ。しかし…あの大きさ、ワタシに入るかなぁ?

とか思ってたら着替え終わっちゃった…残念…

おぢさまも少し心残りがありそぉなんだけど…仕方無いよね?

ワタシは衝動的におぢさまのほっぺにちうをした。


「さ、おぢさま、ご飯に行きましょ。」

「う.うむ…」


おぢさまも、まんざらぢゃ無い様子で少し嬉しくなった。

おぢさまの部屋を出た所で、アヤカとアイリスちゃんとキキョーちゃんにバッタリ…


「お…お姉様?昨夜とお召し物が違いますわね…」

「そりゃぁ、朝から訓練だもん。」

「昨夜はお部屋に帰られませんでしたよね?」

「二人が寝てから戻って、起きる前に出て来たからね。」

「アヤナちゃんは帰って来てないよ?」


ってキキョーちゃん!?何を言ってるのかな!?


「キキョーちゃん?ソレは勘違いだよ?」


ワタシに睨まれたキキョーちゃんは、


「あ…うん!!ウチの勘違いだったよ!!アヤカちゃんと見た目も気配もそっくりだから間違ってたよ!!」


尻尾を丸め込んで、早口でワタシに合わせるけど…うん、めっちゃ不自然。

そぉこぉしていたら、おぢさまのおぢさまも落ち着いたのか、部屋を出て来る。


「男爵閣下、おはよう御座います。昨夜はお姉様がお世話になりました。」


って、カマ掛けしやがった!?ワタシの妹のクセに!!


「ん?アヤカ姫、おはよう御座います。アヤナ姫はユーリから避難して来てただけですよ。」


あっさり認めやがった…


「そぉなのですか?私はてっきりお姉様が閣下を誘惑しているとばかり…」

「はっはっは、そんな事が在れば私も男冥利に尽きるのですがね。」


って顔色一つ変えずにいけしゃぁしゃぁとまぁ…


「そぉですか…」

「そ…そぉよ、息子さんより若い女の子に欲情する程若く無いでしょ!?」


やべぇ…ワタシが焦るわ!!


「うん、そぉだね…アヤナちゃんに男爵の匂いが殆ど移って無いからホントだろね…」


って、キキョーちゃんの鼻恐るべし!!

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