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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第七幕 みんなで鍛錬!?
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みんなの実力!?

久々の狩りですね。

その日の午後、ワタシ達は近所の森に来ていた。昨日話した通り狩りに来てる。まずは、獲物を見つけなきゃ…って、すぐに見付かるんだよね…ここってかなりウヨウヨ居るもんね。

って狐さんかぁ…久しぶりだね。


「アレ?ウチの友達ぢゃ無いね。やっつけて良いよ。」


アイリスちゃんの肩に乗っているキキョーちゃんの言だ。

言われなくても狩るわよ!!


「さて、狐さんは…まず、ギィシャさんにお願いしますね。」

「良し!!任せろ!!」


槍を左手に持ち、ギィシャさんが前に出る。

狩りは一瞬だった。

ギィシャさんは狐さんの目を闇で覆った…

突然の目潰しに狐さんは暴れるけど、ギィシャさんは落ち着いて横から心臓を一突き!!


「いやぁ…魔法を絡めるとこんなにも楽に狩れるんですねぇ…」


って狐さんを余裕の一撃かぁ…ちゃっかり槍に魔法を纏わせてるし…

ワタシでもいきなり闇に囚われたら一瞬は混乱するぞ!!闇の魔法かぁ…厄介だね。


「流石です。余力もかなり残してるし。」

「かなり余裕だったよ。今まで魔法を鍛えて無かったのがバカらしく思えるよ。」

「でしょう?魔法使えるのに鍛えない人多いなぁ…って感じてたんですよねぇ。」

「ま、魔法は鍛えても実感が湧かないからなぁ…」

「そんなもんですか?」

「そんなもんですよ。」

「そっかぁ…ぢゃぁ、次はバルコーさんですね。」

「あぁ…」

「あっちに獲物が居ますから行きましょう!!」


ってワタシが歩き出すとみんなついて来た。二十メートル程行くと、今度はうさぎさんが居た。


「イケますよね?」

「楽勝だ。」


って言ってうさぎさんとの間合いを詰めて行く…その距離五メートル。

バルコーさんは右手をうさぎさんに向けると、うさぎさんの顔を包む様に水の玉が出来る。

うわぁ…エゲツ無っ!!いきなりうさぎさんが溺れてるし…暴れて直ぐに息が上がり、三十秒もしたら、

どすん!!って、うさぎさんが倒れてピクリともしない。バルコーさんは頸動脈を斬り血抜きをする。

ホントに楽勝だよ…溺れさせるって…あんな魔法喰らったらワタシでもあのうさぎさんと同じ運命を辿る自信あるよ…


「さて、次はアヤナ姫の番だぞ?いけるか?」

「二人程鮮やかには出来ないだろぉけど…頑張るよ!!」


アイリスちゃんとキキョーちゃんは余りの展開に言葉が出て来ない様子だ。

無理も無い、あんな大きな狐さんやうさぎさんがいとも容易く屠られてるのを見たんだもん…話には聞いてただろぉけど、あんな簡単に屠れるとは予想外だったんだろぉね。

よし、ワタシも頑張りますか!!

って…リスさん!?可愛いんだけどその分凶暴なんだよねぇ…


「さて、行きますよぉ〜!!」


ワタシは走りながら茜ちゃんを引き抜き、数メートル手前から首を目掛けて振り抜く!!

すると、首が…どすん…って落っこちた。


「よし!!この技も使える!!」


ワタシは魔法の袋にリスさんを入れて、みんなの所に戻る。


「今のはどんな技なんだ!?」


バルコーさんが訊ねて来た。


「今のは刀に風を纏わせて、刃を伸ばすかんじかな?飛ばすと余計に魔法力使うから伸ばすだけにしたら半分くらいで済むんだよね。まぁ、射程は十バランも無いけどね。」

「ソレでも充分な脅威だな…」

「でしょう!?ソレに周りの被害も最小限に抑えられるもん!!」

「当たる寸前に発動して当たった後は解除すれば…」

「ソコまではまだ使いこなして無いかな?」


今後の課題だね。

で、アイリスちゃんはワタシ達の瞬殺劇を観て、


「魔法と武器術を同時にするのは普通なんですか?」


と、疑問を口にし、ソレに答えたのはギィシャさんだった。


「まずしないよ、魔法はソレなりの集中力が要るからね、だから普通は一緒に使うって発想自体し無いよ。」

「そぉなんですね…普通し無い事をする…何故そんな発想が出来たんでしょぉ?」

「さて、ソレは解らないな…本人に答えて貰おぉか…」


って事でワタシに話が振られる。


「オレも知りたいな、その発想の出所を…」


ってバルコーさんも興味津々だ。


「大した事ぢゃ無いよ?使えるなら使おぉってだけだもん。おじぃちゃんやぱぱにも「使えるモノは何でも使え。」って習ってたからかな?」

「使えるモノは何でも使え…か、なかなか出来る事ぢゃ無いな…」

「そんなに難しい事なんですか?」

「難しいってもんぢゃ無いですよ、アイリスちゃんはまだ解らないかも知れないけど、一つの武器に精通するとなかなか他の武器を使おうとは思わないし、使い方の近い武器を好む、ソレを使えるモノは何でも使う…そぉすると、基礎からして違うモノなんだ、同じ剣でも、アヤナ姫の剣とバルコー殿の剣は似てるけど、ソレだけに、使うと違和感が拭えずに、どっちの剣も使えなくなるのがオチだね。そんな事を歯牙にも掛けないで使えるモノは何でも使うとなると…」

「弱くなる可能性が大きいと?」

「そぉ云う事かな?」

「ソレでも出来ると云う事は…」

「全ての基礎が出来てるって事だろぉね…」

「十五歳でソレは…」

「可能なんだろぉね…」

「そんなんぢゃ無いですよ、ただ単にそんな環境で育っただけですから。」

「どんな環境ですか!?」


って突っ込まれた…何でだろ?

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