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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第七幕 みんなで鍛錬!?
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空を飛ぶのは難しい!?

新たなブックマークありがとうございます。

浮いた…いや…多分反重力みたいな?身体の重さが無くなった…どちらかと云うとそんな感じだった…アレを出来る様になれば空も飛べる…ハズ!!瞬時に出来れば戦闘の幅も広がる…ハズ!!

ワタシの魔法を知ってからの最初の夢…空を飛びたい!!が叶うかも…そぉ思ってこの数日、あの時の感覚をずっと練習してるんだけど…あんまり出来て無いんだよね…深い集中が必要なんだよね。あの時くらいの集中がなかなか出来てないのが原因だと思うんだけど…風の魔法と違うからか集中し慣れて無いからか、なかなかに難しい…

今日も今日とて寝る時間を惜しんで集中してみる…

あの時は…風ぢゃ無い魔法で浮くってイメージを膨らませたんだっけ?って…コレも集中出来て無い状態なんだよね?

心臓の周りのグルグルに集中…そぉだよ!!このグルグルを下に向けて…って…出来てる!?身体に重みを感じないよ!?

よし!!この感覚を憶えなきゃ!!グルグルを心臓に戻して…っと…一気に重くなる感覚はどぉにかならないかなぁ…考えるより慣れろ!!

そんなこんなで、おっぱい枕に抱かれたまま何度も反復して、夜半過ぎに魔法力を使い切り気絶する様に眠りに着いた…


翌朝、不覚!!おねぇたんが先に起きてた…


「彩奈ちゃんおはよ。ぐっすりさんだったね。」

「おねぇたん…おあよ。今は!?もぉすぐ朝ご飯の時間だよ。」

「お寝坊さんしなくて良かったよ…」

「さ、着替えて顔洗って髪の毛綺麗にしてご飯だよ。」

「はぁい。」


その日は朝から昨夜の反復をする。

浮くのは意外と出来ている…たった一晩で散歩するもんだなぁ…

ソコから少し風を下に…出した瞬間浮き上がる浮き上がる…って、どこまで行くのよ!?大気圏まではイヤだよ!!逆噴射!!逆噴射!!って一気に地面が近付くし!?

下にも風を送り、何とかホバリングに成功したけど…コレかなり難しいよ!?慣れれば周りに被害を出さないで飛べる様になれるハズ!!


「おねえさん!!今空を飛んでましたよね!?」

「ん〜…ちゃんと飛べてたかなぁ!?」

「はい!!あんな魔法は初めて見ました!!」

「んふふふふ…まだまだ練習中なんだよね。武術と同じで基本の繰り返しが重要なんだ!!」

「そぉなんですね!!私、頑張ります!!」


良かったぁ…基礎の反復ばっかりで飽きて無いか心配だったけど、やる気を出してくれて良かったよ…


「まったく…普段のおちゃらけた甘えん坊のお姉様からは想像も出来ない魔法や強さの根源は基礎の反復なのですね。」

「って…おちゃらけては無いと思うけど?」

「どの口が言いますか?」


ん?まてよ…!!そぉか!!


「そぉだね…こんなおちゃらけて、甘えん坊なおねぇちゃんが女王なんて出来るワケ無いよね?やっぱりアヤカがするべきだよね?」

「んな!?そっちに話を持って行きますか!?我が姉ながら恐ろしく頭が回りますね!!ソレこそ女王に必要な要素ですよ!!」

「いやいや、たまにスゴいトコが有るよりずっと頑張ってるアヤカの方が向いてると思うんだよねぇ…ワタシはたまに口を出す程度が一番だと思うなぁ…」

「あらあら、お母様もあんなにぽやぽやしてますが、普段はしっかり女王をやってますので。」

「ワタシはずっとちゃらんぽらんしてるからなぁ…あと…一般人で自由人だからなぁ…」

「確かに…自由に飛び回りたい人だとは知ってますが…戦場では鬼になれですわ。」

「…何ソレ?」

「えっ?戦場に出たら敵を屠るのに人間性は要らないでしょ?」

「うん…そぉだね。」

「その場その場の決まりに従いなさいって慣用句ですよ。」

「おぉ…そんな言葉があったのか…アヤカは学問もワタシより優れてるんだね。」

「お姉様はこの国で育って無いからしらないだけですよ。コレからお勉強すれば…」

「今のワタシにはそんな時間は無いから…」

「ソレでもです!!」


って、先送りした話を持ち出してアヤカを攻めるけど、アヤカも流石だなぁ…キッチリ反論して来るぢゃ無いの。

我が妹ながら恐ろしく芯がしっかりしてるなぁ…


「二人共、そんなに王位継承がイヤなのか?」


って、おぢさまが現れた!!


「ワタシは、日本の田舎育ちですから、女王とか解らないだけですよ。アヤカは女王になるべく教育もされてるから、アヤカのが向いてると言ってるだけですよ。」

「私は長女が継ぐべきだと言ってるだけですよ。」

「なるほど…譲り合っての平行線なのか…私が口を挟むべきでは無かったな…」


って、おぢさまは去って行く。何だったんだ?

そんな感じで午前中の魔法訓練は終わりを告げた。

おぢさまは食前の散歩だったんだね?

ソレから組合に移動して、バルコーさんとギィシャさんは血反吐を吐く程にパパから痛め付けられている。

パパはアレでもまだまだ手加減してるんだよなぁ…二人がかりなんて歯牙にも掛けてないんだよねぇ…バケモノめ…

ワタシでもあの二人を相手にしてたらあんな動き出来ないだろなぁ…流石パパだよ。かつて全ハンター最強とか云われてたまんまなんだもんなぁ…

一方、ワタシ達は、基本の素振りとこの前から始めた素振りの二種類を夕方まで続けた。

明日からは打ち込みもやって良いかもね。

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質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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