アイリスちゃんの正体!?
なんかお風呂回多いな…
晩御飯はバルコーさんに合わせた乳製品のオンパレードだ。
キライぢゃ無いけど…胸焼けしそぉなメニューだよ…ニキビが心配だなぁ。
美味しかったけど…
ソレからお風呂、流石にバルコーさんは一緒に入れないけど、アイリスちゃんとキキョーちゃんが一緒だ。
みんなで洗いっこ!!アヤネも可愛いなぁ。アヤカも可愛い!!アイリスちゃんも可愛いよ。
そぉだ、アイリスちゃんの足はどぉなってるかな?
「足の痣ですか?そんなに傷んでは…」
湯船の中で見せてもらったけど…大きくなってる!?それに見た事ある様な…あっ!!
「まま!!まま見て!!」
ままに確認して貰う!!多分間違いないと思う!!
「どぉしたの?大声出して、はしたないわよ。」
「そんな事よりコレ!!」
ワタシはアイリスちゃんの足の裏の痣をままに確認して貰う。
ままは難しい表情をして…暫く考えている。
「えっ?あ…あの…」
アイリスちゃんは女王に足の裏を見られていて戸惑っている。当たり前か…女王を足蹴にしてる様なモノだから…
「間違い無いわ…コレは聖痕よ!!こんな間近に居たなんて!!」
ままは喜び過ぎて、アイリスちゃんを抱き締めた。
「あぁ…なんて事!!魔人騒ぎが起きて頭を悩ませてたのが晴れ晴れしたわ!!」
「良かったね。まま!!」
盛り上がるワタシ達を冷めた目で見詰める妹達とメイドさん…そんな中カノンさんの一言が突き刺さる…
「アヤナちゃんのお尻もそんな傷になってない?」
んなんですとぉ!?
「あ!!ほんとだ!!きつねさんみたいなきずがあるぅ!!」
無邪気な妹の声に、
「あら?本当に…」
「お姉様、痛くありませんの?」
って間近でまぢまぢ見ないで!!女同士でも恥ずかしいよ!!
「えっ!?ホントに!?」
ってまままで見ないでぇ!!
「いや…そんな…みんなでお尻ばかり見ないでよぉ…」
イヤ、いやらしい事はしてないけど…そんな感じになってくるよ!?
堪らずワタシは湯船に浸かった。
「そんな、みんなしてお尻ばっかりジロジロ見ないでよ!!」
「なら、彩奈ちゃんの成長を見なくては!!」
って…ままはワタシのおっぱいを…揉むなよ!!
「ちょっ!?まま!?どこ触ってるのよ!?」
「十四年も会ってない娘の成長の確認よ!!どこか変?」
「そんな娘のおっぱいを揉まないの!!」
「あれ?お姉様…また大きくなりましたか!?」
って、アヤカもガン見しない!!って…あれ?アヤカも身長が少し大きくなってる!?
「いや…アヤカの方が大きくなってない?」
ワタシと比べてワタシの視線が首辺りになるぞ!?
「そぉ云えば…少し大きくなったかも知れません…」
「ぶぅ…ぱぱが違うからだな…ワタシのぱぱも大きい方ぢゃ無かったし…」
「そぉね、紋次郎さんはワタシより身長が低かったものね…」
「ワタシよりは大きかったけどね。」
と話すと、アヤカが少し寂しそぉにしている。どったの?
「そぉですよね、お姉様はご家族と離れ離れになってて…」
「そぉだね…でも別に寂しくは無いよ?ぱぱに会えないのは寂しけど、日本に居ても三日に数時間くらいしか一緒に居られなかったしね。」
「ソレはそれで寂しいですよ?」
「稽古漬けだったからそんな事考えた事無かったよ…」
「そぉなんですか?」
「今はアヤカと離れ離れが寂しいよぉ〜!!十日以上離れ離れだった分、アヤカ成分とアヤネ成分を吸収しないと!!」
って、二人の妹を抱き締めた。
ホントに可愛いのぉ…ままありがとね。
お風呂を出たらカノンさんは自室に帰るけど、アイリスちゃんとキキョーちゃんは一緒のベッドだ。四人と一匹ですやすや眠りましたよ。久々の安眠だね。
翌日、朝食後にままに呼び出された…ワタシ、アイリスちゃん、キキョーちゃんの三人で…
「…で、お話って?」
「彩奈ちゃん、アイリスちゃんを鍛えてあげて!!」
「へっ!?」
「アイリスちゃんは神に選ばれた騎士の可能性が高いの!!でも、戦闘経験が無いのよ…そぉなると…魔人に命だけ狙われてしまうかも知れないぢゃない?だから彩奈ちゃんに鍛えて欲しいの!!」
「だったら魔法は?」
「ジウリア卿の所が良いわね…三ヶ月…三ヶ月だけジウリア卿の所に行く事を許可します。」
なんですと!?三ヶ月!?スパルタ教育ならなんとか形になるかも!?
「やってみるよ。」
「あ、あと、アイリスちゃん、貴女を私の養子とします。王女と云うワケにもいきませんが、貴女がお嫁さんになるまでは王家が責任を持って面倒を見ます。」
「えっ…えぇ〜!?」
「ウチは?面倒みて欲しいんだけど!?」
「勿論キキョーちゃんが飽きるまで居てくれて良いわよ。」
「わぁ〜い!!」
ってキキョーちゃん?アイリスちゃんは思考停止してるんだよ?
「アイリスちゃん!?大丈夫?」
「えっ!?はいなんとか…」
「明日から二人でジウリア卿の所に行って来て、そして三ヶ月後には、対魔人要員になって欲しいの!!」
「ワタシ達二人だけ?」
「他にも聖痕がある人が見付かれば…」
「そぉそぉ居ないと思うけど…」
こんこんこん
その時扉が開かれ、ぱぱが来た。
「朗報だ!!バルコー君にキミが探してた痣があったぞ!!あと、隠密にも一人!!」
「なんですって!!直ぐに連れて来て!!」
「いや…もぉソコに居るけど…」
「入って貰って!!」
なんか話が急展開なんだけど…
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