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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第七幕 みんなで鍛錬!?
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王都での出来事!?

一気に数日話が進みます。書く事が思い付かなかったので…

朝、五人のハンター達と別れて、ワタシ達は王都に向かう。

往路とは違い、何の問題も無く…とは云え、牛さんや鹿さんは出て来たけど、ほぼ問題無く王都に着いた。

こんな簡単な旅路で良いのかなぁ?


「イヤイヤ、誘拐騒ぎとか滅多に起こらない事ですよ?」

「そぉだな、運が悪いって言葉では足りんだろ。」

「そぉなんだ…何か楽しい事無いかなぁ…」


ワタシは足をぷらぷらさせながら呟いた。


「何も起きない方が良いに決まってる。あんなワケの解らん男とか勘弁して欲しいよ。」

「あ〜アレはねぇ…でも新しい技覚えられたから良いぢゃん!!」

「強制的にだし、見せ場は全部お前に取られたけどな。」

「あははは、私もごめんですよ。命が幾つ有っても足りやしない。」

「まぁ、命が助かっただけ良しとしときましょぉよ!!ほらほら!!王都が見えて来ましたよ!!」


と、王都が見えて来て、お馬さんも気持ち早くなった様な気がした。


「ワタシ達は、まず、ハンター組合に行きましょう。」

「そぉだな。」

「なら私は役所であのパン挟みの食べ方を登録して来ますね。」

「では、お世話になりました。」


と、ワタシは頭を下げてお礼を言った。

御者さんとバルコーさんは手を挙げて挨拶代わりにしていた。

組合に着いて、取り敢えず、牛さんと鹿さんを解体施設に持って行き手付けだけ貰う。

そのまま受付に行くと、


「あ、アヤナさん!!今までの報酬が出てますよ。」


って皮袋を渡された…何コレ?三袋も有るよ?


「こんなに?」

「まぁ、仕方無いですよ…あんなに有りましたから…それより、帰って来たら組合長がお会いしたいとの事でしたよ?」

「叔父様が!?何の用だろ?ま、ワタシも用が有るから良いけど…」

「着いて来て下さい。」


って、組合長室に案内された。バルコーさんも一緒だ。

こんこんこん。


「なんだ?」

「アヤナさんが来ました。」

「直ぐに通せ。」


がちゃっと扉を開けてワタシは組合長室に入って…


「叔父様ただいまぁ!!」


と元気に挨拶をした。


「おぉ、アヤナ元気だったか?なんでもお使いでツサマ方面に行ってたらしいな。」

「うん、お使いもなんとか終わらせる事が出来たよ。」

「そぉかそぉか、で…その人は?」

「キーブス・バルコーだ。」

「キーブス伯爵の次男の!?」

「そぉだ。」

「何故一緒に?」

「ワタシからの話の重要参考人だよ。」

「そ…そぉか…ま、先にこっちの話をしよぉ、二人共掛けてくれ。」


叔父様に促されて、ワタシ達はソファーに座る。


「先日ゴヒから運ばれた犯罪者達だが…南犯党の息が掛かったヤツ等だと判明して、客だった連中は大店おおだなの商会長や貴族だった事が判明し、捜査が始まったぞ。ま、貴族は人身売買に関係してたとして貴族位剥奪と、財産没収だな。商会長はそのまま死罪だし、三人のハンターの連名だったからそれも考慮されて、かなりの褒賞が出るからな。」

「また使い道の無いお金が入るのか…」

「そんなに悩む事か?」

「だって嵩張るだけだもん…」

「贅沢な悩みだな。」

「ま、まぁ…その辺は個人の自由にしてくれ。それでアヤナの話は?」


と、振られ、魔人の事を思い出した。


「ゴヒとスキーブの間で魔人に会ったの。」

「何!?」

「魔人?」


ってなんで当事者が目を丸くしてるかなぁ?


「うん…コレ。」


言って人の頭程ある魔法石をテーブルに出した。


「んな!?ホントにまたでたのか!?」

「また?またって…前にもあんなバケモンが出たのか!?」

「あ、あぁ…この近くの村でな…村は全滅…生き残りは一人だけ、今は城で保護されているが…」

「軍が出て討伐したのか?」

「いや…まさか魔人が出たとは解らずに、そこに行ったハンターに因って討ち取られたんだ…」

「何人組のどんなハンターだ!?」

「…何を言ってる?そこのアヤナがそぉだぞ?」

「はぁ?」


バルコーさんは不思議そぉにワタシを見る。

そんな見詰められると照れるんたけど?


「この美少女が…一人で?」

「そぉだが?」

「だったらアレも一人でなんとか出来なかったのか!?」

「アレはあの時のおばぁちゃんより遥かに強力なヤツで、左手が使えない様にしてくれてたからなんとかなったけど…」


ホントはなんとか一人でもヤれてたとは思うけど…


「ギリギリだったのか?」

「そぉだね…コッチが死んでてもおかしく無かったよ…」

「ま、まぁ…この件は明日女王陛下に報告するが…」

「今からワタシ達もお城に行くから一緒に来たら良いよ。」

「そぉか?…ならそぉするか…」


って事でお城に帰って来た。

叔父様とバルコーさんは入城者署名をするけど、ワタシはして無い。


「あの娘はしなくて良いのか?」

「あの方は顔パスですので…」

「ほぉ?家族でも書かなきゃダメなんだがなぁ…」

「それだけ信用されてるんですよ。」

「王族並みの待遇なのか…」


と、多少不審がられながらもお城に入り、ままの執務室に向かった。

執務室前の兵士さんに、


「今入っても大丈夫ですか?」


って聞いたら、


「はい、お帰りになられたら何が有っても直ぐに通す様に言い遣っております。」


との返事が、ワタシは扉も叩かず執務室に入った。


がちゃっ…


「まま!!ただいま!!」


ワタシが声をかけたら、ままと、アヤカとアヤネがワタシを見る。三人が脱兎の如くワタシに抱き着いて来て…


「彩奈ちゃん!!おかえりなさい!!怪我は無い!?イヤな事は無かった!?」

「お姉様!!おかえりなさいませ!!大丈夫でしたか!?」

「おねぇたん!!さみしくなかった?」


と、三人が矢継ぎ早にワタシを心配してた事をうかがわせる。


「ワタシは大丈夫だし、少し寂しかったけどみんなの顔を見たら安心したよ!!」


って、女四人団子になっている。

一緒に来た二人は蚊帳の外だった…

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