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行って来ます

「「「「凄い」」」」


「「「「本当に居たんだ」」」」


アルさん達は感激して『凄い』『居たんだ』『大きい』『話すのか』と言っている。


「ドラゴンさん」


ミアちゃんは一番近づいて下からドラゴンを見上げている


「骨骨ドラゴン」


ミアちゃんの感想にドラゴンを見ると昨日より骨が浮き上がっている。


本当に病気なのかも、死なないドラゴンがどうしてこんな事に。


毒々しいあれはまだ落ちている。


「ユーリが居なくなってから更に調子が悪そうだぞ」


ウイントンさんが報告しなくても見れば分かるほどに変わっている。


「そうね、昨日より顔色が悪いわね」


ルルさんはドラゴンの顔色が分かるみたいだ。


「まあ、調子が悪いのですか、可愛そうに火魔法で温めてあげましょうか」


マリアさんの優しさよりもしなくてはいけない事がある。


「マリアさん、ドラゴンを見ましたよね。さあ、火ドランゴン見せて下さい」


「分かりました、頑張ります」


難しい顔をしてドラゴンをよく見て「ドラゴン」と言って火がドラゴンに変わっていく。


「天才マリアさん、凄いです。動かして下さい」


「はい、天才・・・うふふふ」


おお、火のドラゴンが動いている。面白い、いいな、今度は水魔法の人にお願いしよう。


「「痛い」」


楽しんでいたらアルさんに僕とマリアさんにゲンコツが。


「ユーリ、どうするんだ日々弱っているらしいぞ」


ドラゴンを見ると確かに弱っているけど僕にどうする事も出来ない。


「ユーリ、俺を治したように薬師の知識でどうにかならないのか?」


「伝説のドラゴンですよ、誰も見た事ないし、病気になったドラゴンを薬で治せるとは思いませんよ。ほらあんなに大きいので薬もあまり効かないと思います」


「ユーリ君、君は薬師なのかな」


ドラゴンが君付けで呼んだぞ。


「薬師の様な薬師ではない様な。薬師の資格はあるから一応薬師かな」


「お願いがあるのだ、薬を作ってくれ・・下さい」


「僕に出来るかな、お願いを聞いてくれたら何でもしますよ」


「俺もお願いを聞いてくれたら何でもします。君が楽しみにしている変身は出来ないけど」


ドラゴンがうんうんしている、少し可愛く見えてきた。


他の皆は話を聞きながらドラゴンを触っている。


「分かりました。それで薬の作り方は分かるんですか?」


「俺は薬の知識を人間に教えてあげたんだ、熱心な人間に頼まれて色々教えた。傷薬を教えた時は、お酒を飲ませくれた。自分の状態は分かっている、ドラゴンだけに効く毒を拾い食いしてしまったんだ」


毒々しいのに食べたのか、どうせ忘れていたんだろ。


「あの毒々しい丸い物体が毒だと今気が付いた、忘れていたんだ。昔にも食べたのに」


昔も食べたのか。


「その時はどうしたの?」


「覚えてない、忘れた。誰かが助けれくれたはずだ。肉が付いてるから」


うわ~、肉無しか、名前があったよね、異世界物の小説に。


骨、ドラゴンゾンビ、違うか、スケルトンドラゴンかな。


ボーンドラゴンだ、何処の言葉か分からにけど、ボーンは骨なんだろう。


助けてくれなかったらボーンドラゴンになっていたのか。


「おい、昔話をしていても仕方ないぞ、今は毒から治す薬の方が大事だ」


ウイントンさんが18歳位の大人になった。


「体を治せる薬の作り方は光の雫に湧き水を1対1の割合で作れば出来る」


光の雫、ユーデット様の本の載っていた、それも違う薬の作りかで。


「何処にあるのか分かりますか?」


皆は尻尾の方で何かを見て笑っている。何を見ているんだ、面白いなら僕も見たいな。


「分からない、知っていたはずなのに思い出せない」


ユーデット様の本には何処にあるか載っていた筈だ、何回も読んだ。


仕方ないリュックから出すか。


「エナジー村にあると載っている。何処にあるのエナジー村は」


凄い衝撃が頭に来た。振り向くとウイントンさんとルーベルさんが叩いた様だ。


「本に載っているなら、聞くな」


「どこまで忘れているか確認しただけです」


「ユーリ、エナジー村ならハイバード村の北にあるハイドの街の西にある」


ロードさんは近くに居たのか、ハイドの西にエナジー村。


「急いで、光の雫を取りに行って来ます」





ハイバードまで全速力で走って来たが、少し走る速さを遅くした。


2時間位掛かった、まだ全力疾走は出来るけど初めて向かうエナジー村がどの位遠くなのか、距離も分からないの全力で走っるのは止めた。


「ゆっくり行こう、ドラゴンは死なない。帰りも走らないといけないから」


村に入る必要が無いので畑のあぜ道を走っているとネズミホイホイが仕掛けられていた。


ロードさんに任せたので、農家の人が設置するのが早い。僕よりも説明が上手いのだろう、僕も口は上手いが所詮は子供だ、どの位の効果でどの位お得かを説明している筈だ。


分かり易く話すのも大人の方が上手い。ロードさんなら熱意もある。


「通った全ての村や街に教えるのも面倒だ、平民の僕達より貴族にして欲しいよな」


冒険者のパーティーが歩いている、ハイバードに行くのかな、お祭りも終わったから討伐に来てくれた。


「頑張れ~」


「お前も頑張れ」


いいものだ、知らい人とも繋がってい様だ。悪い冒険者もいる。いい冒険者になりたいな。


先ずはドラゴンを探そう後3体のドラゴンが何処かに居る。


「異世界の街道は何処も同じに見える、砂漠があったあの街道だけは他と景色が違った」


今更、街の外に観光する所が無いのに気が付いた。もしかしたら温泉は凄い事になっているんじゃ。


もう夜か、ハイドの畑で寝よう。


いつもの様に城壁が見えて来た。





「後5分寝かせて下さい、干し肉あげるから」


畑のあぜ道で寝ていたら、農家の人に起こされた。


本当に5分位したら起こしてくれたので、お礼を言って干し肉をあげた。


起こしてくれたおばさんに、エネジー村はこの街道を西に行けば着けますかと聞いた。


そう、確認が大事なのだ。


このまま行けば着くよと言われてから2時間位経つと周りに岩だらけで、北の方に山が見えた。


「山が連なっている、山賊が居たのが北の方だと聞いた事があるけど、貴族様の騎士団が頑張ったらしいから被害が少なくなった。人間同士では戦いたくないな」


どうして盗賊、山賊、海賊になるんだろう、不思議だ。


切り立った岩が街道の両側にある様になるとなだらかな斜面から山を登るのに沢山のカーブがあるのが見える。


切り立った岩が多いので仙人が住んでいそうだ。


「また愚かな子供が登って来たな、変身は教えないと言ったのに。まあいいか、少し驚けば帰って行くだろ」


仙人はなかなか教えてくれない。それなら見せてと頼むと。


「ゴホゴホ、体調が悪いのかな、咳が出る、見せるつもりはないが、今は出来そうもない」


仙人は弟子を取らないので、僕も無理だろう、ドラゴンに変身するのは。


仙人は山で下界を見て何を思うのだ、美味しい物が食べたいな、誰か来ないかな。


寂しいだろう、いつか仙人を探す旅出るかな、ダメだ・・・・ドラゴンより居ないだろう異世界なんだから。仙人は武術とか教えてくれそうなんだから。


「山道を走って上らないと行けにのかな、登山みたいに登れば最短ルートで山頂に・・・・村は何処にあるんだ。山越えした先なのかな」


仙人になって遊んでいるより、村を探さないと、おばさんにどんな所にあるか聞けばよかった。


「ダメだ、もう疲れた」


「俺もだ、カーブは多いし山頂はだいぶ先だ」


「頑張りなさい、ほら山頂が見えるわよ」


「その山頂までが遠いんだよ」


馬車が山頂を目指しているのか、押してあげるか。


「こんにちは、手伝いますか?」


「こんにちは、いいの大変よ」


御者台の女性が手を振っている。


「居ないよりはいいか」


「失礼な事を言うな、ありがとう。お願い出来るかな」


1人はウイントンさんの様な性格かな、礼儀正しい人はルーベルさんみたいだな。


「全力で押しますので、2人は押さなくていいです。お姉さん~、馬にぶつからない様にして下さい。行きますよ」


ロードさんの馬車より小さいのでどんどん進む。


「おお~、凄いぞ」


「押さなくても馬車が先に進んでいる」


驚いている2人は立ち止まって見ている。


「嘘でしょ、何で子供が押してこんなに進むのよ」


「お姉さん、前を見て危ないよ」


「ああ、そうね。押さなくていいんだから早く着なさいよ」


「そうか、忘れていた」


「いや、驚きすぎて歩くの忘れたよ」





「ありがとう、お陰で村に着いたわ」


「はい、目的地が同じで良かったです」


「押してないのに疲れた」


「ああ、歩くより馬車の方が速いのは平地だけのはずなのに」


山頂から少し下りた所に村が在った、山の上だけど広い村だ。


3人はお礼を言って何処かに行った。


丘の上の大きい街の様だ。


「最初から地面は平らだったのかな、この世界には機械が無いからもし人が平らにしたら凄い大変だ」


村の広さに驚いていたが、光の雫を探さなにといけないのを思い出した。


ギルドは在るのかな、ローランドの小さい村より広いからな何処かに。


「すいません、ギルドはありますか?」


歩いていたおじさんに聞いてみた。


「冒険ギルドならあそこだよ」


あそこか、あの建物か。


「ありがとうございます」





ギルドは何処も同じだ。


光の雫の事を聞きに来たが、掲示板を見る。


「親切だ、西は危険だから行かない様にと注意書きがされている。しかも、未知の魔物が多数」


未知の魔物が多数か、見てみたいが危ない魔物も要るんだろうし、沢山いそうだ。


まだ魔物同士で戦っているのを見た事が無い。


ギルドの中には冒険者が居ない。


依頼は薬の材料の納品が多い、ハイトから近いから東は魔物が居ない。それ以外から魔物が来なければ討伐する事も無いだろうから魔物は沢山いるけど倒す必要が無い。


隣の掲示板を見た人は驚くだろう、1枚に見える紙は6枚で1個の依頼の様だ。


≪依頼内容・・・光の雫の納品・・・報酬1個大銀貨2枚・・・1回手に取りたい≫


こんなに大きく書かなくてもいいのに、これ剥がされる事はあるのかな。


光の雫がこの村に有るのは分かったけど、この依頼の意味が分からない。


依頼を確認できたので、何処に行けばあるのか聞きに行こう。


受付には男性の職員さんがいる、あの人に聞こう。


「こんにちは」


「はい、こんにちは」


「光の雫が何処にあるか分かりますか?」


「光の雫ですか、それなら西の一番奥に光の神殿と呼ばれている建物があります、そこにあります」


「ありがとうございます、行ってみます」


「はい」


光の神殿か、どんな建物だ。


西に行こう。



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