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大変だ~

ギルドの募集を見たらいいのがない。


お祭りが終わったので何か面白い依頼がないか探しに来た僕は・・・・・嘆きたい。


「面白いのがない、それに依頼も少ない。皆二日酔いなのか」


討伐依頼、護衛依頼はそれなりにあるけれどポーターの募集が少ない。


食料が沢山あるので急いでないが、お金を貯めると決めたのだ。


だって旅がしたい。半年位は旅と呼べる冒険らしい事をしていない。


「冒険がしたい、旅に出たい」


ギルドの中は珍しく冒険者が少ない。


依頼が無いなら家作りを頑張るしかない。昨日は皆の分もベットを作った。




邪魔な食料を3階の部屋に移動したので2階に食料はない。


材料は3階の時に切ってある、同じ間取りなので最初に切っておいた。


「まあ、楽しいな。しかし、ノーラさんが腹ペコ姉妹と同じベットがいいと言い出すとは、やはり子供なのか」


子供と言って振り返るがノーラさんはいない。僕が作ったサンドイッチとモロコダシを売りに行った。


美味しいので売れると喜んで市場に出かけた、住む場所と仕事?が見つかった様だ。


材料はタダなので全て儲けだ、カーヤさんに相談したら運ぶのも面倒だしお祭りで儲けたから『ユーリ、要らないわ』と言われた。


僕はノーラさん達がその食材を使って何か出来ればと考えた。


「壁を作るだけだから簡単だな、差し入れの釘のお陰だな。釘がなければ、はめ込む為の溝を一杯彫らないといけなかった」


2階から1階に降りて出来ていない1階を頭の中で完成した内装を想像する、僕の得意な分野の想像。


目を瞑り完成してなくてもいいけど、どんな1階にしたいか考える。


奥は厨房だな。奥に在る厨房は僕の中であたり前だが入口の横に厨房があるとどうなるか考える。


ダメだ、入口から見て狭く見える。やっぱり、厨房は奥で決定だ、入口横の階段の反対側に受付カウンター。


「よし作るぞ、この木目が最高だな。受付の入口は家の入口の横にしよう、階段にも行きやすい」


カウンターの下には棚と椅子が置けるようにして、何もないから全体が見える。


「おお、出来たぞ。厨房と内装が出来れば完成だ・・・・・ああああ、宿屋兼食事処だ。何故こんな事になったんだ。そうか、ガウディさんが転移させた木材が素晴らしくてあまり切らなかったんだ。建物は大きくなるし、3階は8部屋ある、昼に出来た2階も8部屋ある・・・・・2階から宿屋の作りになっている。1階も受付と呼んでいたが、食事をした人が支払うカウンター兼宿屋カウンターだ。厨房と客席が出来ればお食事処も完成する。いつオープンですか、出来たら直ぐだ。僕は宿屋の息子だ・・・・やめよう、誰も突っ込んでくれない」


まあ、途中からこの大きさなら宿屋だと思っていた。


「まあ仕方がないのだ、焼き板を教えて貰った時から民家ではいけないと思っていたんだ。それなら最高の食事処を作ってやる、木工工房とガウディさんの家族の協力で出来る建物が僕だけの住む家ではいけないよな。最後の仕上げだデザインを考えよう」





気分転換に森に来て僕の武器伝説のパチンコで遊んでいる。


「馬鹿にしていたが、難しいい。走りながら的に当たらない。運動神経が抜群に良い僕は思った、これ上手くなるのかと、しかし恐らく当分の間武器はこれ以外手に入らない予感がする。そう悪い予感は当たる」


悪い予感がするのでパチンコを極める事にした。


ここで疑問が、この世界のパチンコの玉は何だろうと・・・・前世と呼んでいいのか分からないが、パチンコを見た事がないのだ、ネットで画像は見た事があるけど玉はパチンコ屋さんの玉?。


どんな玉でも買う金はないけどね。


「落ちてる石ならタダだな、最初からこれで遊んでいたんだからこれでいいか」


3時間ほど石の玉で遊んだ・・・いや、練習をしたんだ。


「ギルドに行って募集を探そう、うんそれがいい」


伝説のパチンコは剣術の練習と違って飽きるのが早かった。





「レティさんとても綺麗です、実は前から募集が少なくなっています。お教え下さい」


レティさんが素晴らしい笑顔でとんでもない事を言った。


「もう募集が無くなるはずよ、この街に食べ物が無くなるのよ、皆は旅だったのよ。ユーリは乗り遅れたのよ、情報が全てなのよ」


何を言われているのか分からない。


「もしや誰かが食べ物を買い占めたとかですか?」


「そうね、買い占めた・・・みたいなものね、東のローランドから食べ物が何も来ない」


僕は驚いて何も言えないとレティさんが続けて教えてくれた。


「そう、こないのよ。干し肉はローランドから仕入れているの、あそこの人達の作る干し肉はこの大陸では作れないのよ、何故て顔してるけど知らなかったのね。同じ味と思った事はなかった?」


思出せ僕、頑張れば思い出せる、食べ物の事なら。最初に食べた時に干し肉は同じだと感じた・・・干し肉の味は変わらないと言っていたな僕は。


「干し肉はない」


「ユーリ、あの泣かないでよ。たかが干し肉よ、ほら他の食べ物も来ないんだから気にしたらダメよ」


「泣いてませんよ、目から汗が出ているだけです、そうか、干し肉がこないので皆は旅に出たんですね、ローランドに」


「え、皆は旅に出たわよ西の方にね。食べ物が無くなるのは皆が西に向かうからなのよ、魔物が大量に現れたのここ何年か異常なのよ、この時期に街の近くに現れるの、だから食料があまり来ないし、ローランドからの食料は海賊に略奪されてるのよ。海賊の事は知っているわよね」


あれ、魔物の事も海賊の事も知らない。


「海賊はいつ頃から現れているんですか?」


「そう知らなかったのね、1ヶ月以上前から襲われているのよ。積み荷の全てが奪わられているの、だから干し肉もこないのよ」


「そうですか」


今謎が解けた、港の中型船の人達の沈んだ顔は海賊に積み荷を取られたからだったんだ。


僕の干し肉を奪われた。


掲示板の前に行き、依頼を探す・・・・・海賊の討伐の依頼がない。


なるほど、心に語り掛けてくる依頼か、海賊から食料を返してもらう依頼か、受けようこれは干し肉をかけた戦いだ。


「探してきます、干し肉を」


情報を集めよう、先ずは干し肉がどちらの方向に向かったか聞かないと。頑張ろう、僕の苦手の情報集めを。






「ここから見えたのはあの辺だったな」


亀亀の食事を持って来た時の事を考える。


東の方から中型船が来て、その中型船の向こうにそれよりは小さい船が何隻か見えた。


食事をあげて亀亀と魔法で交信していると中型船が横の海路を通過した。


その時に港のこの場所から南を見た。


「目がいいわけではないから、あの辺より先が海賊の拠点か港とかがある事になる。僕が憶えている所よりどの位先か分からない。しかし、この街の干し肉の為に頑張らないと人的被害がないけど合ったと同じだ」


先ずは、ここから見える地形の特徴を覚えよう。





家をニコルさん達に任せた。


3人は料理を作り販売が順調の様なので、僕のいない間を仕方なく任せよう。


食材は減っているけど、減っている様に見えない在庫をあの3人は頑張って販売している。


利益が出る様に料理にするのは当たり前なので、それを知っているニコルさんが頼もしい。


家にある全部のトウモロコシから綺麗に実を取った。


『ユーリ、取るの早いのね。全部すると助かるわ』


ノーラさんのから全部と頼まれて、一遍だと喜び綺麗に実を取った。


取ったトウモロコシの実はそよ風の皆が飲んだビールの大樽に入れた。


自分の分を茹でて鞄に詰めて何日か分の食事の準備が出来たので、南門から陸伝いに南を目指した。


亀亀の食事場所を振り返って、距離を確認する。


「もっと離れていたな、まだ南だ」






「距離的にこの辺だ、近くには何もない。海賊船らしき船がここまでは来たんだよな」


周りを見るとだいぶ先だが、港町が見える。まさかあそこの村が海賊の拠点か、慎重に村に潜入だ。


海岸から港町に入るのは、怪しい者と思われるといけないので、海岸から西に向かう。


今歩いている林の先は草原で、その先に農村が見える。


農村が終われば、港町だ。


西に向かって歩いていると街道に出た。右が北に延びた街道でカルテアに向かっている。


ここからカルテアは見えない、左に延びた街道は南にずっと続いている、


南の街道もその先に何があるのか、ここからだと見えない。


街道を南に歩いて行くと分岐があり、北から来た僕は南と東に分れた街道を東に行く、港町はこの近くだ。僕の感は当たるのだ。


港町の名前はムーデン村だった。


村は以外と大きい。街の建物とあまり変わらないが、建物が隣接している事はないので、ポツンと建っている。


村の道を歩いて海に向かうと・・・・・港町じゃない、海に近い村だった。


村の東が浜辺だ、浜辺も村の一部の様のに柵で海まで囲まれている。


切り立った崖の間を通らないと外海に出れないし、港もないので船もない。


「目立ってはいけない、浜辺の横で野宿だ。村の中だから魔物が出ないから、何も気にしないで寝れる」


敷物を引いて横になるて砂浜の石を取り。


「小さい石だけどこれで練習だ、小さい方が狙ったところに飛んでいくな」


砂浜と海の水が行き来する所を狙っている、


「狙う場所の動きを見て狙う練習になる、これで伝説のパチンコを使いこなすんだ」


魔物を倒す武器にはならないけど面白いな、弓よりも連続で打てるのが面白い。


空き缶とかに当てて落ちてこない様に出来たら凄いよな。


夢中で練習していあたら日が暮れた。


「おやすみなさい」




「引け~、力が足りないぞ」


「そうだ、早くしろ、逃げられるぞ」


「大物が掛かっているはずだ」


何かうるさいな、後五分を誰か聞きに来てくれないかな。


「やけに、重いぞ」


「ああ、何が掛かっているんだ」


何をしているのか気になるので起きてみると浜辺で地引網をしている人達。


荷物を置いて見に行く。


皆の引いてる横に来て海の方を見るとまだ綱の部分しか見えない。


海の中に綱が入っていていつ獲物が見えるか分からない。


「引け引け~」


「なるほど、亀亀と綱引きかどちらが勝っても、負けた方が食べられるのか・・・皆さんが食べられるのか」


亀亀は負けないぞ、あの大きさだこの人数では太刀打ち出来ない。


「そこの君、暇なら手伝ってくれないかな」


「僕も参加していいんですか?」


海の近くの宿屋の主催なのにいいのかな。


「ああ、この引きだともっと助っ人が欲しいところだ」


思いっきり引けばいいのか、それとも徐々に力を入れる感じかな。


徐々にだな、僕の感が思いっきり引いたらとんでもない事になると警告している。


「徐々に力を入れて、獲物を海から引き寄せる様に引く・・・・プロの気分」


そろそろ、思いっきり引く。


「亀亀にも負けないぞ~」


何だ軽いじゃないか、綱引きの要領で足も使う。


「おお、網が近づいて来るぞ」


「みんな頑張れ~」


網が浜辺まで上げられると大きい魚が何匹いた。


「大漁だ、こんなに獲れたのは初めてだ。よく浜まで上げられた」


「小魚も沢山いるぞ、分配が楽しみだ」


「大きいマグロが10本いるぞ」


楽しそうな皆から離れて荷物を持って浜辺から離れる。


「小船が何隻か置いて有るけどあれだと海賊として略奪が出来ないな。被害にあった船と同じ位の船じゃないと乗り移れないし、荷物も運べない」


シーラさんは良く帰って来れたな。

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[気になる点] 「え、皆は旅に出たわよ西の方にね。食べ物が無くなるのは皆が西に向かうからなのよ、魔物が大量に現れたのここ何年か異常なのよ、この時期に街の近くに現れるの、だから食料があまり来ないし、ロー…
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