第6話
マッジス兄弟が退いたことにより活気を取り戻した集会所。
翔とシルヴァも他のライブバトラーと交流しながら戦いに勤しんでいた。
「本当に助かったよ。君達のおかげでこうかしてまた、人が入るようになって」
中年の男性が二人のもとへかけより嬉しそうにそう話す。
この集会所のオーナーだ。
「ライブバトラーとして当然のことをしたまでですよ」
翔が少し胸を張りながらオーナーにそういう。
「そんなことよりオーナーは古の賢者って知ってますか?」
翔が思い出したようにオーナーへ尋ねる。
「古の賢者? 私は聞いたことがないなぁ。でもモーガンのじいさんなら何か知っているかもしれない……」
「モーガンのじいさん?」
「町はずれに住んでいる博識のじいさんさ。もし会いたいのなら家の場所を教えるよ」
そう言うとオーナーは神に地図を描き始めた。
「簡単な地図で悪いけど、この通りを抜ければモーガンの爺さんの家へ着くはずだよ」
「ありがとう。オーナー! 早速、行ってみるよ」
翔は地図を受け取ると急ぐように集会所を出た。
◇◇◇
地図を頼りに翔とシルヴァは町はずれまで来ていた。
「この辺りだよな・・・・・・」
翔があたりを見回していると地面の方から黒い霧が立ち込めはじめる。
「……なにかおかしくないか」
シルヴァが異変に気づき、翔もシルヴァの言葉で周りの異変へ気づき始める。
「誰かが結界式の魔術を使ったんだ……。気をつけろ相棒! もしかしたら何か厄介なことに巻き込まれたかもしれない!」
シルヴァが警戒を促す中、二人の目線の先で一人の老人が黒いローブの集団に連れ去られていく。
「あっ! まてっ!」
翔が黒いローブの集団を追おうとした時、目の前に黒ローブが立ちふさがる。
「おっと、邪魔させないぜ」
立ちふさがった黒ローブはローブを脱ぎ捨てるとカードを構えた。
「俺はイビルシューターのジャミラ! 悪いが貴様らには少々、痛い目にあってもらうぜ」
「イビルシューター……。まさかこんな所でカードギャングと出くわすとは……」
シルヴァが顔をしかめる。
「上等だ! 相手が誰だろうと必ずモーガンさんを助ける!」
「あとから後悔しても遅いぜぇ!!!」
「「ライブオン」」
◇◇◇
「俺の先行。黒の魔石を配置してスカルゴートを召喚」
【スカルゴート】
モンスター/魔力:黒2
種族:死霊・魔獣/攻2/体2
【ジャミラ/LP5】
場:[スカルゴート/2][/][/][/][/]
魔石:黒の魔石×1
手札:5
魔力:0
「俺のターン。赤の魔石を配置。レイアックス・ドラゴンを召喚」
【レイアックス・ドラゴン】
モンスター/魔力:赤2
種族:竜人・剣士/攻2/体2
「レイアックス・ドラゴンで相手プレイヤーに直接攻撃!」
ジャミラ(LP5→4)
【翔/LP5】
場:[レイアックス・ドラゴン/2][/][/][/][/]
魔石:赤の魔石×1
手札:5
魔力:0
「俺のターン、黒の魔石を配置! 鬼将の使い魔バーシスを召喚」
【鬼将の使い魔バーシス】
モンスター/魔力:黒4
種族:死霊・魔獣/攻4/体4
「スカルゴート、鬼将の使い魔バーシスで相手に直接攻撃!」
翔(LP5→3)
【ジャミラ/LP4】
場:[スカルゴート/2][鬼将の使い魔バーシス/4][/][/][/]
魔石:黒の魔石×2
手札:5
魔力:0
「俺のターン、赤の魔石を配置! ドラグライダー・ゲイラを召喚!」
【ドラグライダー・ゲイラ】
モンスター/魔力:赤4
種族:竜使い・翼竜・戦士/攻4/体4
「ドラグライダー・ゲイラとレイアックス・ドラゴンで相手プレイヤーに直接攻撃!」
ジャミラ(LP4→2)
【翔/LP3】
場:[レイアックス・ドラゴン/2][ドラグライダー・ゲイラ/4][/][/][/]
魔石:赤の魔石×2
手札:5
魔力:0
「俺のターン、黒の魔石を配置! 魔天鬼将ヘルズダムを召喚! 召喚時効果でドラグライダー・ゲイラを破壊!」
【魔天鬼将ヘルズダム】
モンスター/魔力:黒6
種族:死霊・魔獣/攻6/体6
[特質]:このカードを召喚した時、相手のモンスター1体を破壊する。
「スカルゴートでレイアックス・ドラゴンを攻撃!」
レイアックス・ドラゴン(体2→0)
「鬼将の使い魔バーシス、魔天鬼将ヘルズダムで相手プレイヤーを攻撃!」
翔(LP3→1)
【ジャミラ/LP2】
場:[スカルゴート/2][鬼将の使い魔バーシス/4][魔天鬼将ヘルズダム/6][/][/]
魔石:黒の魔石×3
手札:5
魔力:0
「俺のターン! 赤の魔石を配置して紅竜騎神ドラン・ブレイザーを召喚!」
【紅竜騎神ドラン・ブレイザー】
モンスター/魔力:火6
種族:火竜・龍神/攻6/体6
《連撃2》(このカードが直接攻撃する時、相手プレイヤーに2ダメージを与える)
[特質]:このカードを召喚した時、このカード以外の全てのモンスターに6点のダメージを与える。
「紅竜騎神ドラン・ブレイザーで相手プレイヤーに直接攻撃!」
ジャミラ(LP2→0)
◇◇◇
「くっ! なかなかやるじぇねえか……」
ジャミラが後ずさりをするとその後ろに黒い大きな穴が現れた。
「だがお遊びはこれくらいにして一旦、退かせてもらうぜ!」
「逃がすか!」
翔とシルヴァはジャミラの後を追い穴の方へ駆けだす。
「きっとあの穴は奴らが造り出した亜空間と結界を繋げるゲートだ! きっとその先に他のイビルシューターやモーガンのじいさんもいるはずだ!」
「了解! いくぜシルヴァ!!」
二人はゲートへ飛び込んだ。




