第5話
「このままやられっぱなしだと俺の何も傷がつく……。悪いが徹底的に潰させてもらうぜ」
「やっちまえ!兄貴ー」
険しい表情を浮かべながらゴズが翔の方へ近づいた。
「「ライブオン」」
◇◇◇
「俺の先行。赤の魔石を配置。メラゴンを召喚」
【メラゴン】
モンスター/魔力:赤2
種族:幼竜・炎霊/攻2/体2
【ゴズ/LP5】
場:[メラゴン/2][/][/][/][/]
魔石:赤の魔石×1
手札:5
魔力:0
「俺のターン。赤の魔石を配置。ドラグソルジャーを召喚」
【ドラグソルジャー】
モンスター/魔力:赤2
種族:竜人・戦士/攻2/体2
「ドラグソルジャーで相手プレイヤーへ攻撃」
ゴズ(LP5→4)
【翔/LP5】
場:[ドラグソルジャー/2][/][/][/][/]
魔石:赤の魔石×1
手札:5
魔力:0
「俺のターン。赤の魔石を配置。魔道竜ザハールを召喚」
【魔道竜ザハール】
モンスター/魔力:赤2
種族:竜人・魔生物/攻2/体2
「メラゴンと魔道竜ザハールで相手プレイヤーを攻撃する!」
翔(LP5→3)
【ゴズ/LP4】
場:[メラゴン/2][魔道竜ザハール/2][/][/][/]
魔石:赤の魔石×2
手札:5
魔力:0
「俺のターン!赤の魔石を配置。レイアックス・ドラゴンを召喚!」
【レイアックス・ドラゴン】
モンスター/魔力:赤2
種族:竜人・剣士/攻2/体2
「ドラグソルジャー、レイアックス・ドラゴンで相手へ直接攻撃」
ゴズ(LP4→2)
【翔/LP3】
場:[ドラグソルジャー/2][レイアックス・ドラゴン/2][/][/][/]
魔石:赤の魔石×2
手札:5
魔力:0
「俺のターン、赤の魔石を配置。そして炎魔闘士デバウアーを召喚! ドラグソルジャーへダメージ」
【炎魔闘士デバウアー】
モンスター/魔力:赤6
種族:戦士・魔神/攻6/体4
[特質]:このカードを召喚した時、相手のモンスター1体に4ダメージを与える。
「メラゴン、魔道竜ザハール、炎魔闘士デバウアーで攻撃だ!」
「攻撃宣言時、俺は魔法カード、シャインガードを使用!」
【シャインガード】
魔法
《対抗》(このカードは相手ターンにのみ発動できる)
[特質]:相手モンスター1体の攻撃を無効する。自分が赤の魔石をコントロールしているなら、さらにデッキから1枚ドローする。
「シャインガードの特質により炎魔闘士デバウアーの攻撃を無効にする」
【ゴズ/LP2】
場:[メラゴン/2][魔道竜ザハール/2][炎魔闘士デバウアー/4][/][/]
魔石:赤の魔石×3
手札:5
魔力:0
「俺のターン、赤の魔石を配置。ソルブレード・ドラゴンを召喚!」
【ソルブレード・ドラゴン】
モンスター/魔力:赤4
種族:火竜・戦士/攻4/体4
「ソルブレード・ドラゴンとレイアックス・ドラゴンで相手へ直接攻撃」
ゴズ(LP2→0)
◇◇◇
「俺達の勝ちだ! さあ、おとなしくここから出て行ってもらうぜ!」
「ぐぅ……」
「あ、兄貴……」
「いくぞ、ベイカー!」
ゴズは煙を巻くようにベイカーと共に集会所を出て行く。
「これで一件落着だな……」
マッジス兄弟との戦いを終え、翔が安堵の表情を浮かべていたところ、後ろからシルヴァが勢いよく省の背中を叩く。
「スゲーよ君! まさかここまで強かったとは驚いたぜ!」
シルヴァは興奮気味にそのまま続ける。
「気に入ったぜ! よかったら俺と組まないか! ちょうど君みたいな骨のある奴を探してたんだ!」
少し戸惑う翔にシルヴァは畳み掛ける。
「悪い話じゃないだろ! なっ、相棒!!」
「ん~……俺でいいなら」
「よし決まりだな! これから頼むぜ!!」