第20話
翔は第九の知将であるエルギンを倒したシルヴァと共に次の知将が待つ部屋の扉を開いた。
重い頑強な扉が唸り声をあげるか如く音を鳴らし開かれるとそこは今までより少し広い部屋になっていた。
「まさか最後の知将である私に出番があるとは……」
部屋の奥から十番目の知将が姿を現す。
「私は第十の知将、ブラウリオ。知将最後の砦としてあなた達をここから先へは決して通さない……」
静かにしかし重く響くような口調でブラウリオは告げる。
「俺達もこの先へ進まなきゃいけない理由があるんだ。なにがあっても道を開けてもらうぜ」
翔がデッキを構えながら前へと進み出る。
「「ライブオン!」」
◇◇◇
「私の先行!! 赤の魔石を配置して青炎の竜騎士エリオリスを召喚!」
【青炎の竜騎士エリオリス】
モンスター/魔力:赤2
種族:竜騎士・守護・火竜/攻2/体2
【ブラウリオ/LP5】
場:[青炎の竜騎士エリオリス/2][/][/][/][/]
魔石:赤の魔石×1
手札:5
魔力:0
「俺のターン! 赤の魔石を配置してレイアックス・ドラゴンを召喚!」
【レイアックス・ドラゴン】
モンスター/魔力:赤2
種族:竜人・剣士/攻2/体2
「レイアックス・ドラゴンで相手プレイヤーを攻撃!」
ブラウリオ(LP5→4)
【翔/LP5】
場:[レイアックス・ドラゴン/2][/][/][/][/]
魔石:赤の魔石×1
手札:5
魔力:0
「私のターン! 赤の魔石を配置して青炎の竜騎士カティルナを召喚!」
【青炎の竜騎士カティルナ】
モンスター/魔力:赤4
種族:竜騎士・守護・火竜/攻4/体4
「青炎の竜騎士エリオリス、青炎の竜騎士カティルナで相手プレイヤーへ攻撃!」
翔(LP5→3)
【ブラウリオ/LP4】
場:[青炎の竜騎士エリオリス/2][青炎の竜騎士カティルナ/4][/][/][/]
魔石:赤の魔石×2
手札:5
魔力:0
「俺のターン! 赤の魔石を配置して砲撃竜ガトリングワイバーンを召喚!」
【砲撃竜ガトリングワイバーン】
モンスター/魔力:赤4
種族:翼竜・武装/攻4/体4
「レイアックス・ドラゴンと砲撃竜ガトリングワイバーンで相手プレイヤーに直接攻撃!」
ブラウリオ(LP4→2)
【翔/LP3】
場:[レイアックス・ドラゴン/2][砲撃竜ガトリングワイバーン/4][/][/][/]
魔石:赤の魔石×2
手札:5
魔力:0
「私のターン! 赤の魔石を配置して青炎の竜騎士アグニシオンを召喚!」
【青炎の竜騎士アグニシオン】
モンスター/魔力:赤6
種族:竜騎士・守護・火竜/攻6/体6
[特質]このカードを召喚した時、相手のモンスター1体に8ダメージを与える。
「青炎の竜騎士アグニシオンの召喚時効果! 砲撃竜ガトリングワイバーンに8ダメージ!」
砲撃竜ガトリングワイバーン(体4→0)
「青炎の竜騎士アグニシオンでレイアックス・ドラゴンを攻撃」
レイアックス・ドラゴン(体2→0)
「青炎の竜騎士エリオリスと青炎の竜騎士カティルナで相手プレイヤーへ直接攻撃!」
翔(LP3→1)
【ブラウリオ/LP2】
場:[青炎の竜騎士エリオリス/2][青炎の竜騎士カティルナ/4][青炎の竜騎士アグニシオン/6][/][/]
魔石:赤の魔石×3
手札:5
魔力:0
「俺のターン!! 赤の魔石を配置して紅竜騎神ドラン・ブレイザーを召喚!」
【紅竜騎神ドラン・ブレイザー】
モンスター/魔力:火6
種族:火竜・龍神/攻6/体6
《連撃2》(このカードが直接攻撃する時、相手プレイヤーに2ダメージを与える)
[特質]:このカードを召喚した時、このカード以外の全てのモンスターに6点のダメージを与える。
「紅竜騎神ドラン・ブレイザーの召喚時効果を発動! 相手モンスター全てに6点のダメージを与える!」
青炎の竜騎士エリオリス(体2→0)
青炎の竜騎士カティルナ(体4→0)
青炎の竜騎士アグニシオン(体6→0)
「これでとどめだ! 紅竜騎神ドラン・ブレイザーで相手プレイヤーに直接攻撃!!」
ブラウリオ(LP2→0)
◇◇◇
「くっ……どうやら私もここまでようだ」
黒煙と共に消えていくブラウリオは悔しそうに嘆く。
「しかしこの先にはジャミラ様をお守りする為に結成されたウェザー様率いる魔聖将達が待っています。あなた達にあの鉄壁が崩せるでしょうか……」
ブラウリオは最後にそう不敵な笑みを浮かべ消えていった。




