モノカキにとって便利なシステム
どうもHeybom@mobです。
連載を書こうと思ってから筆が動きそうにないので、最近考えてた下らないことをダラダラと書いとこうと思います。
ではさっそく書いていこうと思います。話題は「テンプレってどこからどこまでなのか?」です。
こんな作品を開いている方たちは恐らく「小説家になろう」を長いこと愛読されている方でしょうし、「テンプレ」という言葉には見覚え…もとい読み覚えがあるはずです。
ご存知の通り、「テンプレ」とは「テンプレート」の略語で、いわゆる物語のお約束ってやつです。
似たような言葉には「フラグ」っていうのもあります。
ちょっと前にエッセイ作品でテンプレ批判とかテンプレ批判批判とかやってるのを見て、私はほげーっとしながら「テンプレってどっからどこまでなんだ?」と考えだしました。
神話でいえば「神様SUGEEE」がテンプレ。
ミステリーなら「事件発生→謎解き→解決」がテンプレ。
ラノベなら「主人公が始めは最弱」とか「最初から最強」、「どこにでもいる平凡な〇〇」なのはテンプレ。
小説を開いてみれば少なくとも一つはテンプレに出会うくらいです。
さらに言及すれば「ハッピーエンド」も「バッドエンド」もテンプレの一つとして数えることができます。
なろうでテンプレ批判をされている方の言う「テンプレ」っていうのは「とりあえず転生しちゃう」とか、「盗賊に襲われている姫がいる」とかだとは思いますが、もうちょい詳しく書いたほうがいいんじゃないかなーって思っています。
話は変わりますが、私は「小説の守破離」こそが「テンプレ」なんじゃないかと思っています。
『既存の型を「守り」、
その型を「破って」より良いと思う型―――元の型の亜種をつくり、
その型が本当に良かったなら元の型を「離れ」、新しい型となる』
このシステムこそテンプレのあるべき姿であり、本質なんじゃないかと思います。
テンプレを批判する人は、このテンプレシステムの循環が「守」で止められていることに対する批判なんじゃないかと思います。
きっといつの日か、近い未来に今のテンプレが破られ、新しいテンプレが現れるはずです。
新しいテンプレをつくるのは私?
それともこれを読んでくださっている読者様?
展開が分からないからこそ小説は面白い、私たちの小説も先が見えません。
さあ小説を書きましょう!
新たなテンプレの到来を信じて。