表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愚者は賢者と成り得るか?  作者: 泥人形
始まりの街
42/44

パーティー契約をして

「カードの作製が終わりました。」


シェルムレさんのカウンターに行くとシェルムレさんがイムを連れて来た。

どうやらイムのカードが出来たらしい。


「それとギルド登録を希望していましたので登録もさせていただきました。」


「本当なのか、イム?」


コクリ。


どうやら本当らしい。


「そうですか。

シェルムレさん、ありがとうございます。」


「はい。

つきましてはパーティー契約を推奨させていただきたいと思います。」


「パーティー契約ですか?

ちなみにどんなものなんですか?」


「はい。

ギルド登録者、通称冒険者の方が2人以上10人以下で固定で活動する場合、パーティー契約をしていると経験値の一部が共有出来る、クエストを複数人で協力して行えるなどの機能を付けることが出来ます。

それと聞けばこの子は身元が保証されていないようですね。

貴方とパーティー契約を結べば身元が保証されます。」


「分かりました。

それではパーティー契約をお願いします。」


「ではカードをお貸し下さい。」


「はい。」


俺はカードをシェルムレさんに渡した。

イムのカードはシェルムレさんが持っていたらしい。


「ではパーティー契約のご説明をさせていただきます。」


「はい。」


パーティー契約の内容を要約すると次の通りだった。


・経験値の一部を共有する。


魔物を倒した時に経験値という物を手に入れられるらしい。

その経験値を一定まで貯めるとレベルが上がるらしい。

ゲームらしいな!


・クエストを共有する事が出来る。


これは受けた人、達成させた人、報告する人が違う人でもパーティー間であればいいらしい。


・クエスト報酬の共有。


これはクエスト報酬を共有する事が出来るらしい。

配分方法は一応一人が0でない限り自由らしい。


・身元の保証。


これが一番大事だと思うぞ。

ただし、責任はリーダーが負うらしい。

リーダーは俺だ。


「はい、パーティー契約の内容は分かりました。

イム、俺とパーティー契約をする流れになっているがしてもいいか?」


コクリ。


「そうか。

ではシェルムレさん、お願いします。」


「宜しいのですね?

では【コントラクト】。

貴方と彼女のパーティー契約を結びました。

破棄する場合はギルドにお越し下さい。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ