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だから顔を正面に戻して、前を見据える。
振り返ってなんていられない。
まだこの足は動くんだ。今だって、前に進んでいるじゃないか。限界なんて自分で決めちゃダメだ。それを超えようと、走り続けることでその限界を、超えられるんじゃないかっ。
――宇宙だよそれ。
今もなお果てしなく広がり続けている、宇宙っ。
僕だって宇宙なんだ。
ユニヴァーサル・ストゥディオゥ・自分!
おっしゃあああああ――ってなるわけないよーッ!!
「嫌だあぁあぁあ!!」
「うるさい! ウチの気持ち裏切ったのは櫻の方じゃないの!!」
今度はなにを言いやがる気だい。
なにを言いやがる気なんだ!?
……。
……
「続かないのかい!」
「続けんのは櫻の方でしょ!? にしてもやっと出てきたのがそれって、……ガチ忘れたってーのねえ!」
「忘れたあ!?」
「ウチは絶対っ、忘れないよ!? あの時の放課後!」
「そのことかよ!」
「なにィイ!? 覚えてんじゃねーかあ!」
「忘れるわけないだろ!? 忘れもしねぇぜ……」そしてそれはとても重要なことだが、今がそれに関係しているとは思いもしなかった。
まだ先々週の土曜のことだし。
「だったら分かるじゃん!? 誓い合ったでしょ!? 三人で!」
……あれ?
「薄暗くてほとんど静かな屋上で、これからもずっと、一緒だよって!」
あれ!?




