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皇妃様、皇帝陛下に溺愛される。

皇妃様、皇帝陛下に溺愛される。【4】

作者: ei

タグがネタバレです。すいません。

R15はかなりの保険。

1~3は上のリンクからどうぞ。

大きな衝撃音と、それに続く叫び声。

呆然とする私と、ぴくりとも動かないアレクサンダー。


猛スピードでせまりくる暴れ馬から私と息子をかばって、アレクサンダーは気を失った。









もう、三日もたつのにアレクサンダーは目を覚まさない。医者は、あとは待つだけだと言っていた。


私のせい……そう思いたくなる気持ちを押し込めて、腕の中の息子を抱きしめる。


半年前に産まれたばかりの、私達の宝物。

シルヴァという名前はアレクサンダーがつけた。

彼と同じ、藍色の瞳。サラサラの髪はナターリア譲りだと彼は言ってくれた。


初めての三人での家族旅行だったのに……

ぎゅ、っと目をつぶって祈る。シルヴァの小さな手が、慰めるように顔に触れて、いとおしさが募った。


「アレク、目を覚まして……」


リーヴィッヒから知らせが届いたのは、次の日だった。






頭が痛い。目を開いてみると、周りが人で囲まれていてあっけにとられた。


思わず、何事だ!と飛び起きてしまった。


目を覚まされたのですね!と瞳をうるませる周囲に訳が分からなくなるが、どうやら自分は寝込んでいたらしい。


リーヴィッヒはどこだ、と口を開こうしたのと同時に探していた人物と、見知らぬ女が入ってきた。

身なりがいい。どこかの令嬢だろうが、どうやってここまで入り込んだのだろうか。


女は私と目が合うなり、うるうると瞳をうるませ、飛びついてきた。


あまりの勢いについ反射で振り払ってしまう。女はぽかんと私を見上げた。


何だこの女は。図々しすぎるだろう!

どこにでもいる日和った頭の令嬢のくせに潤んだ瞳は可愛いし、香った匂いにドキドキして動揺しているなんてことはない。


「あの、アレク。やっぱりまだ体調悪いの?あの時は本当にごめんなさい。」


しゅん、として謝る女にいよいよわけがわからない。

この女は何を言ってるんだ?


「リーヴィッヒ、この女は誰だ。誰の許可でここまで入った?」


私の言葉に部屋の空気が固まった。

医者も、使用人も、女も、リーヴィッヒまでもがぽかんとしている。

リーヴィッヒのこんな顔は初めて見た。



「アレク、怒ってるの?本当にごめんなさい。」

泣きそうな顔をして謝る女に一瞬心が傷んだが、気にしていないそぶりをしてリーヴィッヒに説明を求める。



「……………このお方はあなたの妻、ナターリア様です。まさかとは思いますが、皇帝陛下、記憶を失ってますか?」


前半は私に、後半は医者に向けてリーヴィッヒが言う。


妻?記憶??

私はいつ倒れた?記憶があるのはいつまでだ?

そうだ、遠出をしたのだ。それで馬に襲われて………

馬に襲われた?普段の自分なら暴れ馬になど襲われない。早々に気づいて対処するはずだ。


混乱する頭の中、女の呆然とする顔だけが焼き付いていた。






アレクサンダーは記憶をなくしているらしい。

それも、私に関係することだけ。おそらくシルヴァのことも覚えていないのだろう。


医者は、混乱しているだけかもしれないから様子を見ましょう、と言ったけど、私はショックでそれどころではなかった。


冷たい目、あんなアレクサンダー初めて見た。

悲しくなるのと同時に、以前の私はアレクサンダーに守られていたのだな、とようやく気づく。


だって、ずっと暮らしていた部屋の筈なのにこんなにも自分を拒んでいる。まるで初めて来た日みたいだ。


「姫様、大丈夫ですか?リーヴィッヒさんが、お辛ければしばらくの里帰りも許可してくださるそうです」


「………ううん、シルヴァを置いていくわけには行かないわ。」


自分が里帰りを許されても、皇太子であるシルヴァは許されないだろう。

それに、アレクサンダーの記憶が戻るかわからない今、逃げてばかりもいられない。


「サーシャ、今度は私が頑張ってみる。アレクサンダーを、もう一度振り向かせて見せるわ。」


冷えた視線を向けられるのは怖いけれど、

アレクサンダーがそうしてくれたように、

今度は私がアレクサンダーのために。









今日一日過ごしただけでも、周りの者は口々に記憶のことを持ち出してきた。だが、自分自身は本当に記憶を失っているのか疑っていた。


執務も問題ない。身近な使用人の名前もわかる。

他国から来ていた使者とも問題なく話せた。

日常生活になんら支障はないのだ。


わからないのは、あの女のことだけだ。

本当に私の妻なのか?

城中が私を騙している錯覚にもおちいる。


リーヴィッヒが勝手に話すあの女の情報も、なにひとつしっくりくるものがなく、後半は聞き流してしまった。


もやもやしたまま寝室の扉を開いて、固まった。



「………なぜ、ここにいる。」


「夫婦の寝室だからに決まっているわ、アレク。」


にっこり笑って自分を迎える女。

ナターリアと言ったか?

昼間のよそ行きな格好とちがって、無防備な夜着だ。


とことこと近づいてくるナターリアは可愛らしい容貌なのにどこか色気がある。


長く艶やかなブロンドの髪。抜けるような白い肌に紅く熟れた唇。ほどよく膨らんだ胸部に目がいき、慌ててそらした。


立場故に美しい女などいくらでも見てきた筈なのにクラクラするのはなぜなのか。


「今日は疲れたでしょう?もう寝ましょう。」


腕を絡められて、ベッドに促される。


まて、まずい。そっちに行ってはならん。

なぜいうことを聞かないのか!己の足は!



促されるままにベッドに入ってしまい、隣に潜り込むナターリアに目を剥く。


なんだこれは。なんのご褒美だ。


騙されているのではないか、とか

この女が妻、など信じられない、とか

そんな考えはどうでも良かった。


ただただ、


妻だというのだから手を出しても構わんだろう!いけ!

という自分と


いや、待て。もし本当に妻だとしてもまるで思い出せないのに手を出しては嫌われるだろう!

という相反する自分とのあいだで必死に戦っていた。







「どうでした?姫様」


朝、心なしかげっそりしたナターリアに恐る恐るサーシャが聞く。


「一緒にはねてくれたわ!…………キスもしてくれなかったけど。」


メイド達は衝撃を受けた。

あの皇帝陛下がナターリア様に誘われておいてキスもしないなんて信じられないのだ。


「ねぇ、好きな人に好きになってもらうにはなにをしたらいいの?私ったら、本当にアレクサンダーにまかせっきりだったのね。」


しゅん、とするナターリアにメイド達はきゅん、とする。噛み合わない主従にサーシャは自分がなんとかせねばと考えを巡らせる。


「皇帝陛下にしていただいて、嬉しかったことを返して差上げればいいのでは?」


サーシャの言葉にハッ、と顔をあげてナターリアは目を輝かせた。


「そうね、そうよね!早速、アレクの予定を聞いてくるわ!」





庭園散歩に

お茶会に

プレゼント。


ナターリアは思いつく限りのことをやった。どれも自分が嬉しかったことだ。


それは、女性がされると嬉しいことで、男性にしてみれば少しずれていることなど気づかずに喜々として誘うナターリアに、アレクサンダーも最早自分が過去に好意を寄せた相手だと疑わなくなっていた。







「ナターリア、明日は午後から時間があくのだが……どこか行かないか?」


「本当?もちろん!さっそく準備してくるわ!」


ナターリアは可愛い。笑った顔は特に可愛い。最近は執務中でもどうやって笑わせるかだけを考えている。


ナターリアがとんでもない悪女で、国を傾かせるために私を騙しているのだとしても、本望だ。


いや、国を治める者としてそれはいけないが、私にはわかっていた。ナターリアはそんなことができる女じゃない。


素直で優しくて、小さな嘘ひとつつくだけで目が泳ぐところも可愛くて仕方が無い。

ナターリアが言っていることは全て正しい!



ただ、1つ悩みがあった。

ナターリアが私の妻だとしても、以前はどのように接していたかまるで思い出せない。


そのせいで、キスの一つもすることができないでいる。

ナターリアは私のことが好きなはずだ。もしかしたら、記憶を失っている私のためにあからさまにわかるように好意を示してくれてるのかもしれない。


そんな風にナターリアにばかり努力をさせているが、一向に踏み出せない。

何しろ、ナターリアは私が思い出せない私を知っているのだから。



そんな風にもやもやしながらナターリアを迎に行っていた時だった。

小さな赤子のなき声が聞こえた。


うあぁぁぁ、と心配になるほどの音量で叫んでいる赤子をなだめるのは思い浮かべていた愛しい人だった。







「申し訳ありません、ナターリア様。」


乳母のユリアは申し訳なさそうに頭を下げるけど、本当は1から10まで自分で育てたいくらいなのだから、これくらい苦でもない。


シルヴァは長いこと私の姿を見ないと、火がついたように泣きだしてしまう。


もう母親のことがわかるなんてシルヴァは天才だと思うけれど、親ばかなのかもしれない。


いつものようにあやしていると、廊下からアレクサンダーがやってくる。

険しい顔をしているのは気のせいだろうか。


「あ、アレク。ごめんなさいもうちょっと」


「誰だ。」


言葉を遮って、厳しい口調で問いかけられて、おもわずえ?と聞き返してしまう。


「それは誰の子だ?相手は誰だ?連れてこい。いますぐだ!」


怖い。アレクが怖い。

記憶を失ってすぐの時ですら怖いとは思わなかったのに。


「ア、アレク。シルヴァは」


あなたの子じゃない!と続けようとしてアレクの冷えきった瞳に言葉をのみ込んだ。

視線の先にはシルヴァがいる。

やめてよ、アレク。あなたの息子よ。そんな目で見ないで。そう言いたいのに、どうしてか唇が震える。


「シルヴァ、か。赤子に罪はないし、君の子なんだろう。でも、今はどうしようもなく憎らしいよ。」


その言葉に、目の前が真っ赤になった。

アレクサンダーも後悔したのか恥じ入ったように俯いたが、ナターリアにはそんなこと関係なかった。


悲しくて、悔しくて、怒りがおさまらなかった。

さっきまではどうしても出てこなかった言葉も堰をきったように溢れ出してきた。


「シルヴァは私とあなたの子よ!実の息子になんてことをいうの?!」


アレクサンダーは驚いたように顔をあげた。

わかっている。アレクサンダーは記憶がないのだ。シルヴァのことを知らなくて当たり前だ。


だけど、憎いだなんて、そんな言葉聞きたくなかった。

シルヴァの前で、誰の子だ、なんて言って欲しくなかった。


そんなアレク、見たくなかった。



「しばらく鷺の宮に移ります。」


呆然とするアレクサンダーにそれだけ言って、ナターリアは部屋から出た。







ナターリアは、怒っているのに泣いているように見えた。


私のせいだ。私が、ナターリアを悲しませた。


「リーヴィッヒ、あの赤子は私の子なのか?」


「その通りです。」


一応お伝えしましたが、やっぱり聞いておられなかったのですね、と追い討ちをかけられる。


本当は今すぐ追いかけたいが、そうしたところでナターリアは許してくれないだろう。


「リーヴィッヒ、私とナターリアの今までのことを、教えてくれないか。」


知りたいと思った。はじめて、記憶を取り戻したいと思った。もう二度と、あんなふうに、ナターリアを悲しませないために。







夜中、自室を抜け出して鷺の宮にむかう。

ナターリアのいないベッドではどうしても寝付けなかった。


鷺の宮は賓客が泊まるための宮殿の一つだ。

ナターリアとの結婚式の時には、先帝夫妻である私の父母もここに泊まった。


母が、ここにある書庫を好んでよく来ていたが、四年前、早々に息子に帝位を譲った父とともに領地のひとつに引っ込んでからは頻繁に訪れる者もいなくなった。



ナターリアが寝ている部屋の扉を緊張して開ける。


真っ先に飛び込んできたのは息子用の寝台だ。特別に用意させたのだろう。

近づいて、顔をのぞきこむ。


こうして母と寝ることはほとんどない。

私もそうだった。むしろ一度もなかったかもしれない。


やわらかな頬を撫でると、ぱちりとまぶたを開いた。

自分と同じ、藍色の瞳。

なぜ気づかなかったのか。夜中に起こされたにもかかわらず、うれしそうにキャッキャと笑う息子が、可愛くないわけが無い。


「シルヴァ、悪かった。お前は立派な私の息子だ。お前を傷つけるものからは、私が守ろう。」


「………もうあんなこと言わない?」


後ろから聞こえた愛しい声にハッと振り返る。

夜着に身をまとったナターリアが上半身だけ起こして体を向けていた。


「二度と言わないと誓う。悪かった。シルヴァもナターリアも私の宝だ。だから、……帰ってきてくれないか……?」


ナターリアは切なそうに顔を歪めた。

彼女がどうしてそんな顔するのかわからない。

記憶がないからなのだろうか。


もどかしい思いに突き動かされるようにナターリアを抱きしめる。


「ナターリア、キスしてもいいか?」


ナターリアが知っている自分に近づこうとして、記憶がないまま彼女に触れるのを恐れていた。


だが、ナターリアの知っている自分も今の自分もおなじだ。

腕の中に大切な女がいるのだ、

もっと触れたいと望むに決まっている。


ナターリアの顔をのぞき込むと同時に彼女から唇を合わせてくる。

あぁ、彼女も求めてくれているのだ。こんなに幸せなことはない。



「愛している、ナターリア。」


身を委ねた彼女に、もう一度キスを落とした。










「ナ、ナターリア!すまない、起きてくれ!」


アレクサンダーの慌てた声にゆるゆると目を開ける。

アレクサンダーは上半身裸のままシルヴァを抱いて私揺らしてくる。


「なぁに、アレク。早朝よ?」


「なぜシルヴァがここに?どうして私たちは鷺の宮に?いや、そんなことより私たちは昨夜愛し合ったのか?覚えていないなんて!!」


矢継ぎ早に問いかけてくるアレクサンダーの言葉をたっぷりのみこんで理解したあと、私もパニックになった。


「アレク、記憶が戻ったの?!それで、もしかして記憶をなくしていたことを忘れたのー!!」


アレクサンダーは記憶?なんのことだ?と首をひねっている。


いくつかお互い質問を繰り返して、やっと状況を理解した。


アレクサンダーは事故のあとの数日間の記憶がない。

その代わり、その以前の記憶は完全に取り戻していた。


ちょっとアレクサンダーの頭が心配になる。

こんなに記憶を失ったり取り戻したりして大丈夫なのかしら。


とりあえず、もうすぐ朝だし本宮に戻ろうということになった。


なんだか恥ずかしい。私のわがままで鷺の宮まできてしまって、ちょっと大事になってしまった。


サーシャなんて白い目を向けている。

あれは、仲直りするの早っ、と呆れている目だ。


私だってその日のうちにアレクサンダーが迎えに来るなんて思わなかったのよ。


いつもの部屋に戻ってくるとなんだか安心した。

シルヴァにはバタバタさせて悪かったと思う。


頬にちゅ、っと口づけると嬉しそうにきゃっきゃと笑ってくれた。


アレクサンダーが羨ましそうにみているが無視だ。

シルヴァと私、どっちも羨ましいんだろう。

いろいろあったけど、アレクサンダーは子煩悩で愛妻家なのだから。



「アレク、お仕事行ってらっしゃい。」


シルヴァの腕をあげてばいばい、と振ってみると嬉しそうに頬をゆるませた。


「ナターリア、シルヴァ、行ってくる。」


ちゅっちゅっ、とそれぞれの頬にキスをしたアレクサンダーは、部屋から出る直前、振り返った。


「そういえば、すごくいい夢を見ていたんだ。ナターリアが庭園やお茶会に誘ってくれて、手作りの刺繍をくれたり、夜は自分から……」


ニヤニヤしながら「夢」を思い出そうとするアレクサンダーを慌てて部屋から追い出す。


「それは夢!全部夢よ!行ってらっしゃい!!!」


あとから思い出されるのは恥ずかしい。このまま夢だということにしよう、と思っていたナターリアは気づかなかった。


このあとアレクサンダーが自分の机の引き出しから手作りの刺繍を見つけてしまうことに。


さらに、それがきっかけでナターリアが頑張ったあれこれを全て思い出してしまうことも、彼女の知らないことだ。







本日も、皇帝一家は賑やかである。





シリーズ最終話です。


最後まで疑問に思っていた方もいそうなので補足説明と補足設定。本文に書けなかったのが悔やまれます


【やたらリーヴィッヒの態度がでかい。】

これは、リーヴィッヒとアレクサンダーが幼なじみだったためです。アレクサンダーは全く気にしていませんし、公の場では彼もちゃんと敬意をもっています。


【ナターリアの年齢】

18です。アレクサンダーは24。

意外と離れています。アレクサンダーの初恋は数年前のナターリアですから、ギリギリロリコン回避ですかね?


【皇帝陛下若すぎない?】

本文でもちょっと触れてますが、アレクサンダーの父母はご存命です。今は持っている爵位の一つの公爵として元気に田舎暮らしです。

アレクサンダーが20歳になると同時に帝位を譲りました。息子が優秀なもので。





サーシャやリーヴィッヒ、大きくなったシルヴァの話も書きたかったのですが、ひとまず本編はこれで終了とします。これ以上増えると最早連載?とちょっと悩みますので(笑)

ですが、リクエストは常時受け付けてます!ぜひぜひ。

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― 新着の感想 ―
[一言]  TL小説に有りがちな設定ですね。  でも、面白いので問題無いですけどね。  1話めで『初めて見たのは12年前』っていうの、間違いじゃなく? 補足通りの年齢だと、12年前には12歳と6歳。 …
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