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僕の彼女は1世紀先から来た未来人

作者: Low
掲載日:2026/03/19

1【公園】


翌朝、目が覚めると

昨夜、久しぶりに笑い合えた痕跡が 

脳内に描かれていた。


「すべての風景が、アンティーク的に映る。」と

ある意味新鮮だと、君はにっこり微笑んだりした後に…

少し間を開けてから、こう言った。


「第三次世界大戦後に、世の中の秩序や概念が変化する。」と

彼女は言って、公園から姿を消した。


2【 2125年】


未来では、「紙幣や宗教や国境」

などの概念は無くなり、

地球での紛争は無くなって、

さらに技術も発展していった。


タイムマシーンと言うよりかは、

生まれつき、体内に埋め込まれたチップに、

あらゆるシステムが組み込まれていて、

その一部には、ワープやテレポートが出来る仕組みもあるらしい。


貧富の差が無くなった世界では、

すべてが平等で

ただ、平和の為に生活をしていた。


未来の人々の中には、

「過去・平行・未来」などに移動して、

紛争を無くす目的で、活動する者もいた。


勿論、その邪魔をする者もいるだろうが…。


3【過去 パラレルワールド1】


1999年頃 渋谷 


「浜崎あゆりの曲っていいよね~!

歌詞がジ~ンときちゃう!」

ルーズソックスを履いた女子高生や、

ニット帽をかぶった少年達があふれた街並みには、

パワーと、やるせなさが入り混じる様な騒音が、

街の風景に溶け込んでいた。


そんな街並みを歩くのは、都内の私立高校に通う裕也だった。

彼は、いわゆるバンドマンで、根拠のない自信に満ちあふれていた。


「あっやべぇ!遅刻しちゃう!」 

どうやら誰かと待ち合わせのようだ。


「遅えぞ!裕也!今日は久しぶりに、可愛い娘をGetするんだからさ~!ハチ公前に行っても誰もいなきゃ、お前のせいだからな!」と、光博が言う。


どうやら合コンらしい。


この時代には、マッチングアプリやSNSなどの概念は無く、一期一会の出逢いはかなり貴重だったらしい。


「ごめんなさい!お待たせしました~!!」


ヤバ!可愛い!やっと…やっときた~!

これはもしや運命の…。(心の声)


裕也は心の中で、

ドキドキと共に作戦を考えていた…。


4  【出逢いの予感】


2125年から美寿穂は、特殊な能力を使い

1999年の街並みに溶け込んだ。


未来のテクノロジーは果てしない…。

最初からこの時代に生まれていた設定に、

書き換えが、可能だからだ。


更に、人間関係や私生活なども出来上がっている。

ただ、一つだけ注意が必要だ。

美寿穂は、未来人である事をばらしてはいけない。


そんな、未来の「暗黙のルール」がいくつかあるらしい。


脳内に埋め込まれたチップには、

劣化システムが内臓されていて、

ルール違反をするたびに、

消耗する仕組みがあるからだ。


「鈴ちゃんお待たせ~!」

渋谷の待ち合わせ場所に向かう美寿穂が、

走りながら叫んだ。


To Be Continued





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