300.特撮変身帖
300回記念で、テレビ映画の変身英雄モノを中心に200回以降の作品を記録します。
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1519年
「快猿王の逆襲」
ボウ帝国のチョウ商会から譲渡された権利が使用期限切れになる前に製作。
古代竜アロサウリス、鋼鉄巨猿マキナカイエン他登場。
製作費6千万デナリ 興行成績9億デナリ
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1520年
「大西洋 連合艦隊の最期」
70mm、6chによる久々の超大作。
希望的観測による戦略の不徹底、戦術だけは厳しく取り決め破綻必至の作戦を描く。
特撮は極力オープン撮影で、大規模ミニチュアを駆使した。
第一回世界映画祭最優秀賞受賞
製作費2億デナリ 興行成績17億デナリ
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「全怪獣総攻撃」
70mm、6ch
映画の観客動員数減少に伴い、最後の怪獣映画として製作され、12大怪獣が出演して大ヒット。
急遽安易な続編が企画されテンさん激怒。
製作費1億デナリ 興行成績15億デナリ
第一回世界映画祭一般部門特別賞にて
「『ゴドラン』およびヨーホー怪獣映画群」
として受賞。
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1521年
レイソン電機未来館「宇宙と地球の誕生、世界の未来」
ベルム・ホリスペクリ(ホリミラースクリーン)用特撮映像、70mm
諸国展覧会参加作品。
宇宙誕生、生物誕生、ほ乳類から人類誕生、近未来社会、宇宙開発と大災害、植樹される未来の6編、30分の映像体験型作品。
製作費、2億デナリ。無償公開のため興行成績は測定不能。
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「皇帝のいない帝国」
70mm、6ch超大作。陸海空軍全面協力。
近未来ではなく、10年程度以内の内乱を想定した空想政治劇。
戦闘シーン、軍隊シーンはほぼ実写だが石油基地爆破や鋼鉄艦轟沈、戦車撃滅はミニチュア特撮。
製作費1億デナリ、興行成績12億デナリ、海外収入6億デナリ、
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「海底都市0大攻防」
アモルメとの合作だが合作先の会社が大物俳優だけ斡旋して倒産、ギャラでモメて普通の映画になった。
70mmの予定も35mmに縮小して撮影。
当初神話の歴史と未来兵器の技術が合わさった戦いで原作が描かれたが、神話をルーツに持つ海底都市と悪の魔導士の戦いに変更。
製作費9千万デナリ、興行成績8億デナリ、アモルメの収入6億デナリだかヒット作とは見做されなかった。
以後ヨーホー特撮は現代モノを題材にする様求められる。
1522年
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「ゴドラン・トルドー・機械怪獣軍 極大魔法殲滅戦」
破綻寸前だった国際特撮映画商会の引き合わせで、倒産した大手映画商会ジャイエンのアッカリダ監督が企画を持ち掛けて実現。
当初ヨーホー映画に利益なしと拒否されたが、元ジャイエン系劇場を吸収統合するという条件で製作決定。
人気怪獣トルドーと、ゴドランの共演で注目を浴び、両社の人気怪獣も客演。
製作費は低予算の6千万デナリ、興行収入11億デナリ。
製作期間3ケ月撮影2ケ月と短期間。
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1523年
内海東震災のため特撮映画なし
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1524年
「内海が広がる時」
ヨーホー創立30周年記念作品
(当初その予定はなく翌年公開予定だったが、先行上映分が前倒しで完成したため急遽記念作品へ変更、一般公開は一部手直しの上、翌1525年)
70mm、6チャンネル。
前年の大災害にヒントを得たマンガ原作を得て映画化。
怪獣特撮ではない、災害を現実的に想定した作品となり、一大終末ブームの発火点となる。
実質的には数年前から監督だったショーキ監督の、初監督クレジット作品。
製作費1億デナリ、興行収入30億デナリ。
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「ゴドラン対マキナゴドラン」
ヨーホー創立30周年記念作品
他の30周年記念作品が不評のため、セシリア社長の依頼でリック嘱託がマキナゴドランの造形等を独力で終わらせ、間に合わせる。
アモルザス、プテロス、マキナカイエンも共演するけど前座。
企画から公開まで半年。主要怪獣はリック社長お手製。
製作費9千万デナリ、興業収入15億デナリ。
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1525年
「カタストロフィ・終末への抵抗」
70mm、6チャンネル
パニック・スペクタクルシリーズ第二弾。
流行する終末論を一掃するため、各風説に対する対策を描く目的で製作。
大俳優スクリウス男爵の引退作品。
極大魔法被害者団体を名乗る反社会的集団の襲撃を受け、王家が直接推薦を表明する事態に。
製作費1億デナリ、興行収入15億デナリ。
「マキナゴドランの復讐」
ゴドラン誕生20周年記念作品。
佳作ながらも新し味に欠け、製作費の10倍以上を稼ぎながらも10億越えしなかったと評価され、ゴドランシリーズは休眠へ。
製作費7千万デナリ、興行収入8億デナリ。
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トリック特技プロ作品
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1515年
「大西洋ひとり縦断」
劇場作品。
ショーウェイ製作、主演はアモルメの超人気俳優。
創立直後のトリック特技プロの肩慣らしのためトレート氏が紹介し参加、暴風雨の中を進む小舟の場面を撮影。
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「スプラQ」
キリエリア王立放送局・トリアン薬品提供、白黒30分
テスト版4作を先行放送し、大好評のため全28本を製作。
各話の視聴率は60%を超える怪物番組となる。
最初の連続テレビ特撮映画だが、過去に1517年「セレナの使者」で巨大猿人が拙いながらも特撮セットで王都を破壊していたので、「最初のテレビ特撮映画」とは名乗れなかった。
しかし映画同等の規模や技術を持ち込んだ贅沢な作風、怪獣だけでなく異常現象等を特撮を駆使して描く。
基本はリック社長の発案だが、キリエリア最高級の頭脳を持つアイディー夫人が脚本に参加。
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1516年
「スプラルジェント 空想特撮シリーズ」
キリエリア王立放送局・トリアン薬品提供、天然色30分、全39回
バージニア星座方面楕円形ジェット銀河出身の宇宙警備隊員、が国際科学捜査隊TISIの隊員を誤って事故死させ、一心同体となって怪獣や侵略者から地球を守る。全話視聴率60%超。
最初の巨大変身英雄。
最終回に宇宙警備隊長としてスプラルジェントの上官センティアが登場。70%を記録する。
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1517年
「スプラセプト」
キリエリア王立第二放送局・トリアン薬品提供、天然色30分、全52回
「スプラルジェント」終了から半年の準備期間を経て登場した「スプラシリーズ」
4作目(3作目はショーウェイ製作の「スプラ・カピタリウス」)。
宇宙警備隊観測員が地球のために地球防衛軍VDIの特殊部隊デフェンシオ・スプラの隊員となって戦う。
テレビ局プロデューサーとの対立、トリアン薬品の高年齢志向のためスプラシリーズ最終作となる予定だったが、シリーズ終了まで考えていなかったトリアン薬品が陳謝し、シリーズは継続する事となった。
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1518年
「スプラ・イントレピド」
キリエリア王立第二放送局・トリアン薬品提供、天然色30分、全39回
高年齢層を狙い、巨大英雄対怪獣ではなく、空中と海底を自由に往来する万能戦艦SI号とその乗員による諜報活劇、謎の組織Ωが繰り出す未来兵器との戦いを組み合わせたドラマを展開する。
しかし放送初回にカンゲース5世国王陛下崩御、更に内乱が発生し、内乱の最中に反乱軍に対し籠城した放送局から突発的に放送が開始される。
当時テレビ受像機の半数を占める駅、学校、役場、病院のテレビが使用を禁じられた中で40%台を維持し、内乱鎮圧後も60~70%台を維持した。
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1519年~1521年
内乱後マギカ・テラに活動拠点を移し、17th世紀プロダクションを立ち上げていたため、またトリアン薬品の放送枠がショーウェイの低予算活劇で大人気となっていたためトリック特技プロダクション単独作品、スプラシリーズは休止。
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1522年
「エキスペクラリ」
新設されたヨーホーテレビで製作。天然色30分、全52回。
光の反射や背景の映り込みを気にせず、鏡面仕立てのマスクと鎧をまとった巨大英雄を登場させる、大人気となる。
四次元人の侵略に対し、二次元人の父を持つエキスペクラリと学術警備団ASCが立ち向かう。
後半、三機分離合体大型機フェニクスジーガスが登場。
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「帰って来たスプラルジェント」
キリエリアテレビ2(民営化したキリエリア王立第二放送局)・トリアン薬品提供、天然色30分、全52回
民営化した第二放送局で、問題プロデューサーとの対立を乗り越えてスプラシリーズがトリアンアワーに復活。
少年と動物のために命を落とした勇敢な青年と一心同体となったスプラルジェント二世が、怪獣攻撃部隊VIM隊員として怪獣や侵略者と戦う。
「エキスペクラリ」、そしてショーウェイの低予算特撮無しの実写活劇「ペルソネクエス」とともに一大変身英雄ブームを盛り上げる。
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1523年
「トレスヒーロー」
ヨーホーテレビ製作。天然色30分、全39回。
「エキスペクラリ」に続く、ヨーホーテレビの巨大変身英雄。
悪辣な宇宙傭兵軍団デモノメリに故郷を滅ぼされ、今では地球で平和に暮らす宇宙人による3人の兄妹。実は秘密防衛組織、CCVの隊員であり、敵の攻撃を前に等身大の変身英雄ルーバーヒーロー、ビリディスヒーロー、アウランティカヒロイナに変身。
敵が巨大化すると三人が合体巨大化、トレスヒーローとなる。
途中ヨーホーテレビのプロデューサーが製作費を横領するため悪条件を言い出したためトリック特技プロはヨーホーテレビ撤退を宣言し、1年の予定が39回で打ち切りとなる。
最終回ではCCVが宇宙警備隊の一員となり、スプラルジェントやエキスペクラリも共演し、トリック特技プロの変身英雄が放送局を超えて共演する嚆矢となった。
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「スプラステラ」
キリエリアテレビ2・トリアン薬品提供、天然色30分、全52回
男女合体変身という新機軸を取り入れた。
異次元の侵略者が送り出す創獣に立ち向かって死んだ勇敢な主人公の二人は宇宙警備隊の一員に迎えられ、創獣攻撃部隊VICに入隊し、スプラステラとして戦う。
スプラルジェント、スプラセプト、スプラルジェント二世、センティアが共演する事が多く、凶悪な侵略者を前に宇宙警備隊の創設者レックスプラも視聴者からのデザイン公募で登場した。
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「ルキスマキナA」
ヨーホーテレビ製作。天然色30分、全52回。
「トレスヒーロー」に続く変身英雄作品。
防衛攻撃師団DIDの隊長がインフェル星人が送り込んだ怪獣の攻撃子供をかばって殉死。
熱血漢の弟が民間用の飛行機で怪獣に突っ込むが、宇宙警備隊エデン星人によって彼の愛機に新しい命、ゴーレムのルキスマキナAへの変身能力を託す。主人公はその体内でルキスマキナAを格闘術を駆使し操縦する。
物語後半、ルキスマキナ2号、ルキスマキナΣが登場し、人気が持続する。
当初ヨーホー映画の人事査定の酷さに絶望したリック社長が撤退を宣言したものの、後番組製作の目途が立たず泣きつかれて製作した。
また怪獣の造形が過密スケジュールのため劣化し、倒産した旧大手映画商会の経験者を起用する契機ともなった。
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以後の作品と17th世紀プロ作品は次回に続きます。
他社作品は…拾えないかも知れません。




