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黒い正義  作者: ChildSky
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中立立場者の作文。

『2学期を振り返って』   2年2組 由々浦 影馬


一年が短い。そう感じたことはないだろうか?

感情、つまり人の記憶に対する思いというのは面白い所があり、

人それぞれで感じ方が違う。


もし仮に全ての人の価値観・思想が同じならば、

争いの「あ」の字も生まれやしない。

逆に言えば、人それぞれの価値観・思想が違うから、

様々な文化が生まれ、幾多もの発展や成長が繰り返されたのだ。


それゆえに「悪」は、必ずしも悪とは限らない。


そもそも「悪」とはなんなのか。

これもまた人によって、どのようなものが「悪」なのか違いが出てくる。

そしてそのもろもろの「悪」をひっくるめたとしても、

「悪」は「悪」なりの「正義」を貫いているにすぎないのだ。

さらに「善」もまた、「善」なりの正義を貫いてきたにすぎないのだ。


つまり、正義と言えども、

それは自分の考え方にすぎず、自分と意見が食い違う奴を、

敵、と自分できめつけているのだ。


「善」という名の正義は、「悪」という名の正義を勝手に「敵」と定義付け、

「悪」という名の正義は、「善」という名の正義を勝手に「敵」とみなした。


そこから見解の相違が生まれる。

互いを知りもせず、ただ互いの互いを敵と決め付けて。


理を解することで、

戦いは治まる。


僕はこれを証明したくて、戦ってきた。


だが僕にはシーグがいない。

音が発せなければ僕はいつまでたっても、

勝つことはできない。


《コメント》

 君は喋らないので作文を楽しみにしていましたが、意味がわからなすぎです。

 むしろ不気味です。

 シーグってなんですか??

 職員室までこいといっても、君はこないと思うのでいいませんが、

 来週までに書き直してくるように。



初回ということで、今回あとがきを書かせていただきます!

音を発しない少年影馬。あ、ちなみに影馬←はようまと読みます、はい。

まぁ、現実とは裏腹に物語を進めていくつもりです。

時折、なんだかんだ現実をはさみこんでいけたらいいと思います。

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