表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で牛飼い生活の旅  作者: リベロ
7/33

ドンっと初めての依頼

宿に案内された後、すぐに東門に向かい、草原へとやってきた。


「どうしよー、ユスリナ草5本って書いてるけど、全部一緒に見える・・・」



「主の能力に鑑定が、あったであろう、それを使うとよい」


「あっそっか、そんなのがあってね

じゃあかっ・・鑑定!」



ブォンと音共に、目の前にウインドウが、開かれる。


雑草、雑草、ハリ草、雑草、ユスリナ草、雑草

と文字が浮かび上がる。


ユスリナ草だけを10本程取ると、ドンを見る。

草をむしゃむしゃ食べているので草原に寝転ぶことにした。


「ねぇドンちゃん、ドンちゃんはさぁー、何かしたいことってないの?

私は、ドンちゃんと入れれば、どこだっていいんだよ?

もちろん、旦那の事は、愛してたよ。ううん今でも愛してるよ。でも2度と会えないんでしょ?だから、ドンちゃんとずっと一緒入れれば私は、何もいらないよ」


「主と共に入れれば、何も望まぬ・・たまには、こうやって生草を食べさせてくれさえすれば、それだけでよいじゃ」



ドンの尻尾が、上がったのを見た優舞は、身体を起こした。

ドンのお尻からフンが、落ちたが、キラキラと光り、土に吸収されるように消えた。


「ドンちゃんのうんちが、消えた!?ドンちゃんどういう事!?ドンちゃんの!?」


「忘れておった。主殿、妾達のフンは土の上じゃと堆肥になり、消えるのじゃ。

その土が荒土でも、栄養がいき、植物が普通より早く成長するらしいのじゃ。じゃが、土以外じゃとそのまま残り、土の上に移動すれば、先はどのように堆肥になるのじゃ」



「ドンちゃん!?そんな事、言わないの!?びっくりするじゃん!?夜も寝ながらしてさっきみたいに、消えたてたから、朝も気にもしなかったよ!?もう隠してる事ない!?伝え忘れた事とか!?」



ドンは、目を閉じ、少し上に顔をあげ、空をあおいだ。



少しして、目を開け、優舞を見つめ、

「妾の個体能力を伝えて忘れておった

妾の個体能力は、『見極め』じゃ、その人間が、悪意があるか、ないか・・それだけじゃ、他の仲間はその者しかわからぬから、今の妾には、妾のことしか伝えられぬ」


そう言ってまた、草を食べ始めるドン。


「そうなんだ・・・そういえば、私には、鑑定と生成が、あったけど・・生成ってなんだろう?

まっいっか!ドンちゃん、そろそろ帰ろ!明日から、牛乳売るよー、いっぱい出してね。期待してるよ」








ーーーーーーーーーーー



草原に夕陽が差し込むーーー

ドンは、やっと顔をあげ、

「主殿、もうすぐ夜になるので、帰りましょうかのぅ」

と言うと、優舞の身体に顔を擦り付ける。

「帰ろっかー、帰ったら乳搾りだね・・・また増えたら、乳搾り大変そうバケットも今のところ一つだし・・・とりあえず、3頭だけなんだよね?

多分、あの子とあの子・・・いやあの白いほうかな?どっちだろー気になるなー早く会いたいなぁー」


「主殿、妾だけじゃ不屈かのぅ?」


「ううん!そんな事ないよ!ドンちゃんも大好きだけど、あの子達にも、会いたい!ドンちゃんより先に死んだあの子・・・出産予定日一週間前だったんだよ?その子だけじゃない!2頭も失ったの・・・辛かったなぁ〜」



またドンは、優舞に顔を擦り付けると、優舞は、ドンの顔を抱きしめて返して、少し離れ、ドンの鼻に鼻をつけた。

チュッと効果音を付けて離れ、また1人と1頭は、門へと歩き出した。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ